ココウ ノ タマシイ
俺は嘘つき、嘘しかつかない。
俺の嘘は俺の心の弱さの証。
そんな事は今さら言われなくてもわかっている。
だけど俺は弱い心を隠す為に今日も嘘をつく。
だって真実は俺のk心を傷つけるだけだから。俺は誰にも傷つけられないまま生を謳歌したい。それだけの人間さ。
おお、嘘つき嘘つき。俺は真実なんかに媚びない、屈しない。
だって俺は正しいから、絶対に間違いないから、俺の言った事だけは嘘であって嘘じゃない。
ところで君は真実が誰かの心を救ったところを見た事があるのかい?
俺はない。真実を知れば才能の無い人間は未来を諦めて、不細工は愛の本能から遠ざかる。
全ては真実というお節介な勘違い野郎が引き起こした厄介事じゃないか。
悪いのは誰にでも優しくない真実の方さ。
だから俺は嘘をつく。
誰も傷つけないように、オブラートで包んで、甘ったるいシロップで味つけして、真実には決して届かないようにする。
甘い甘い理想の中で溺死した方がずっと幸せ。同じ死ぬにしてもこっちの方がずっといいに決まっている。
現実を見ろ?
立ち向かえ?
それはお得意のポジショントークかい?
世間を俯瞰して、上から見下ろせば神の視点を手に入れたって自慢するつもりかい?
そういうのは平成で終わりにしてもらいたいもんだ、皮っ被りのプリンセス&プリンスたち。
今や世界は焼け焦げたディストピア、世間知らずの君たちがどれだけ頑張ったって何も出来ない。何もさせてもらえない。
ラッキースターは到来しないし、異世界転生なんて夢の中だけにしろ。
この苦いだけの薬みたいな悪夢の現実こそが、お前らの大好きな現実世界。
リアルが好きなんだろ?
ビターな恋に酔いたいんだろ?
悲喜こもごも、虫歯を抜かれたガキみたいに泣き叫んでこの世の春を楽しんでくれ。
俺は嘘つきだから、そんなブルーな世界には興味が無い。
いつだって世界は春、夢はハッピー、この先もまたその先もまたまたその先も、御伽噺に出てくるチョコレート工場みたいな世界が待っている。
レッツパーティータイム。
さあ、街に繰り出せ。
負け犬の泣き言なんてシャットアウトしろ。
望む未来を思い描け、思うままにだけ生きろ。イワシの頭も信心からさ。
ハッピーな気分で、辛い現実に間違いを認めさせろ。あいつらにわからせてやるのさ。
世界はいつだって楽しんだ者の勝ちだって。
そうさ、俺たちは勝利者。あいつらは負け犬。
いつだってどこにでもハッピーは転がっている。
だから信じてくれ、兄弟たち。
…強殖装甲ガイバーの続きは「コミックリュウ」とかで今年の秋くらいにやる。俺は高屋良樹先生を信じる。ずっと待っている。多分原作異世界転小説生専門誌になった少年エースではもう連載無理だろうけど、リュウならいけるはず…ッッ‼‼‼
届け俺の巨人装甲胸部粒子砲。
…無理な事を言ってるくらいわかっているさ。連載中断してもう何年経過してると思ってるんだよ…二十年近くだぜ?結論、真実正しい。嘘間違い。