第九章ドア
セキガは覇気で動きが鈍くなった少年にファイヤーナックルをしたのだった。そして少年は意識がなくなったのだった。
「ちょっとやりすぎちまったな。普通に殴るだけでよかった気がするがこいつも俺を殺そうとしてたし、まっいいか。あとは意識が戻ったらギルドに連れてって話を聞くだけだな」
そのころアシュラの大群が東に向かっていると隕石が落下し阿修羅の大群全員と一体化し一つの隕石アシュラになったのだった。するといきなりアシュラは東に向かっていたが進路を変えセキガがいる北の方に戻り始めたのだった。隕石残り九十六回。セキガは近くにあった小さな町にあるギルドの前まで来たのだった。ギルドの前まで来たのはよかったが一つ問題があったのだった。そう問題というのは今は深夜一時、ギルドは閉まっていたのだった。
「おい誰かいねーか」
ドアを強くたたいたのだった。
「こうなったらファイヤーナックルでドアを壊すしかねーな。ファイヤーナックル」
ドアを壊すと中には酔いつぶれた勇者たちが机で寝ていたのだった。
「酔いつぶれた勇者たちは朝までほったらかしってことか。もう深夜一時だしここで朝まで待つしかねーか」
朝五時ギルドの係員のお姉さんがギルドに来たのだった。
「あのー来てすぐに悪いんですがあなたどうやって入ったんですか?そういやドアが壊されていますね。ドアの料金払ってください」
「俺じゃないっすよ。昨日からいたっすよ」
「噓をついても無駄ですよ。だって残りのここにいる人は昨日からいましたがあなた昨日ここにいませんでしたよね。まだこれでも昨日からいるっていうなら殺しますよ」
「すみませんでした―。料金払いまーす」
「それにしてもギルドにドアを壊してまで入いらなきゃいけないだいじなようでもあるんですか?」
「それがな、この少年俺を殺そうとしたんだ。そして誰に従っているんだって聞いても答えてくれなかったんだ。でも任務と言っていたんだ」
「それは大変でしたね。とりあえず奥の部屋で待っていてください。警察を呼びますので」