第四章コンペイ村
セキガは目が覚めたのだった。
「ここは」
「目が覚めたみたいだな」
「いったいここはどこなんだ?」
「ここはコンペイ村だ。そして俺は村人のナセだ」
「じゃあお前が俺の事助けてくれたのか?」
「そうだ。たまたま魚を取りに海に行ったら君が意識がなく倒れていたんだ」
「そうかありがとよ。俺はセキガだ。そういうことで俺は行くぜ」
セキガはベットから起き上がり歩き出したのだった。
「いったいどこに行くんだ?そんな体で行ったら死ぬぞ。まだ傷だって治っていないしここで寝ておくんだ」
「そんなこと言ってられる、暇はねーんだ」
「もう一度聞くがどこに行くんだ?」
「聞いて驚くなよ。俺は巨大なオーガをぶっ倒しに行くんだ」
「巨大オーガだと」
「その反応何かオーガの事を知ってるのか?」
「知ってるも何もこの村にいる村人は前に住んでいた故郷を巨大オーガにめちゃくちゃにされた者たちで集まっているんだ」
「そうか。じゃあ俺が代わりにパーティ作ってオーガをぶっ倒してきてやるよ」
「そんな体で行って大丈夫なのか?」
「問題ないぜ」
こうしてセキガは村を後にしたのだった。
「あしたはあそこに隕石を落下させようとしよう」
巨大オーガが言った。