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15/21

<15>ご主人様は温かいんですね

 俺はベッドの感触を確かめながら、モモの方に体を向けて足を軽く開いた。


 腰を軽く浮かせて座り直して、足をもう少しだけ開く。



 やばい。気持ちがはやる。

 手が震えている。


 心臓が張り裂けそうだ。


 だが、ここで止まるわけには行かない!!



「これをなめてくれないか?」



 そう命令しながら、俺はゆっくりと自分のズボンに手を伸ばした。



「これ……?」



 ペタンと座りながら、モモがコテリと首をかしげている。


 そうか、これじゃ伝わらないのか。だったら。



「……たまを、なめて、くれないか?」



「たま、ですか??」


「あぁ」


 見上げるモモの瞳が潤んでいる。



 俺はもう1度、ゴクリとツバを飲んで――





「“あめ玉”を、なめてくれ!」





 ズボンのポケットから、袋に入ったあめ玉をひと粒取り出した。



 ギザギザと入れられた切り込みに指をはわせて、バリッ、と破く。


 飛び出してきた丸くて大きな玉を指先でつまみ上げた。


「んん??」


 コテリと首をかしげるモモはやっぱり可愛くて、頭をなでなでしたくなる。


 だけど今は、手の中にあめ玉があるからお預けだ。


「ご褒美だよ。掃除をしてくれているご褒美」


 最高の掃除姿を見せてくれているからな。


 あのつぶれながら揺れ動く谷間を拝ませて頂いているのに、ご褒美もあげないとか……。


 頑張っておっぱいを揺らしている彼女にご褒美をあげないなんて、俺には無理だ!


 我慢なんて出来るわけがないだろ!!



 俺は表面がざらざらとした大きなあめ玉を親指と人差し指でつまみ直して、ゆっくりと腕を前に伸ばしていく。


「ご褒美……? もらっても良いんですか?」


「もちろん。俺があげたいと思ったんだ。もらってくれるかな?」


「……はい! 頂きます!」


 うれしさ半分、戸惑いも半分、と言ったところか?


 彼女は相変わらず、自分の仕事の素晴らしさを理解していないらしい。


 うれしそうにはにかみながらも、不思議そうにコテリと首をかしげていた。


「口を開けてくれるか?」


「くちを、ですか?? わかりました」


 床にお尻を付けたまま、うんしょ、うんしょと、モモが俺の側まで進み出てくれた。


 何をするのかな? と瞳を戸惑わせながらも、彼女は素直にぽんやりと口を開いてくれる。


「まだ遠いね。もうちょっとだけ近付ける?」


 その姿が可愛いから、俺が動くという選択肢は存在しない。


 だが、なぜか彼女は、複雑そうな表情で視線をしゅんと落としていた。


「ぇっと……。ごめんなさい。これ以上前に出ると、ご主人様に触れちゃいます……」


「ん? 俺には触れたくない?」


「いえ、決してそんなことは……。でも、私は奴隷ですから……」


 あー、なるほど。異世界の常識か……。


 でもあれだろ? 良く頭を撫でてないか????


 あれか? 奴隷側から触れたらダメってことか?


 なんともまぁ……。


「気にしない、気にしない。ほら、おいで」


「えっと……。良いんですか?」


「もちろん。出来るだけ近くにおいで」


「……はい!」


 俺が優しく微笑むと、モモの表情がパッと和らいだ。


 彼女がゆっくりと俺に近付いてきてくれる。


 スカートからはみ出た太ももが俺の足先にくっつくくらいにまで近付いて、彼女がふわりと微笑んだ。


 ふわふわの胸が、俺の膝に当たりそうだ。


 ここで俺が少しだけ膝を前に出せば、あのやわらかそうなおっぱいに触れ――


「失礼しますね……?」


「っ……!!」


 モモが突然膝を伸ばして、その身を大きく前に倒し始めた。


 彼女のやわらかい手が、俺の太ももに触れる。


 気が付けば、ちいさく見下ろす先に、プックリとした唇があった。


 モモの吐息が俺の首筋に触れて、こそばゆさが全身を駆け巡る。


「モ、モモ……」


 俺の腹に触れるか触れないか、そんな場所に小山の頂上が揺れている。


 視界のすべてが、ふっくらとした唇と吸い込まれそうな谷間だった。


 本当にそのすべてが触れるか触れないか、そのギリギリを保ち続けている。


 俺が少しでも動けば、お腹がもちもちとした幸せに包まれるだろう。


 唇が触れるだろう。


「お膝に甘えちゃいます。……ご主人様はお体も温かいんですね」


 はふぅ、と吐息を漏らしながら、モモが俺を見上げていた。


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