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冒険者とダンジョンマスターの二刀流  作者: 月を好むもの
転生したら、ダンジョンマスターになりました。
26/26

冒険者としての仕事

説明回となっています。

面白くないかも知れませんが、ご了承ください。


次の日も、その次の日ミアに教えてもらいながら

午前中は剣の練習をし、午後からは30階層に挑んだ。


午後しか、挑んでいないので33階層まで行ったら戻ってくると言うのを繰り返している。

時間的に3階層分しかは進めていない。


ダンジョンを深くまで潜る方法としては、テントを使ってダンジョンの中で寝て次の日そのままダンジョンに挑むしか方法がない。実際に、上級者の人達はダンジョンに何日も潜っている。しかし、テントを使ったとしてもお構いなしにモンスターは寄ってくるので、

寝ることができない。見張りを立てて、一人ずつ寝るしかないが二人パーティーだとそれも厳しいので

やっていない。


まあ、モンスターが寄ってこないテントというのも

もっと攻略が大変なダンジョンの宝箱から出たりするらしいが、それを手に入れるには法外な金が掛かる。

到底不可能だ。


そして、そのダンジョンごとにまれに宝箱に入っているダンジョン転移石を使えばその階層から一瞬で外に出ることができる。

しかし、これも金硬貨5枚ぐらいするので

買うわけにはいかない。買ってたらいくらお金があっても足りない。


自分に午前中使ってもらってるから、買おうか?

とミアに聞いたがそれはダメ!そんなのに使う必要はない。使うなら、私も払うっと言われてしまったので

使っていない。


それでも普通に5人組とかのパーティーをCランク同士で組んで、挑んでも31階層ぐらいからは一階層あたり3時間掛かるらしいので

2時間弱で進めてる僕らはかなりいい方なのだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日は、ギルドでクエストを受ける日だ。

前から、ミアと話していたのだが冒険者になったからにはクエストを受けなければならない。

クエストというのは、ギルドが依頼者から依頼を受けたものを冒険者にやってもらうというシステムだ。


これは、様々なことに関係していて

例えば冒険者のランクを認める際にも使われる。


冒険者カードは、身につけておくだけで

どれだけその人がモンスターを倒したのか

ということが記録されていくが、

それだけではランクを上がることができない。記録としては、何階層まで突破したか残るがランクを上げるには昇格試練という物を受けないといけない。

昇格試練は、冒険者の実力を測るためのものだ。


これは、ギルドがこの人は上のランクでもやっていけるかどうかを見るための試練とされている。


しかし、それと同時にギルドとして役に立つ冒険者かどうかというのも査定されている。


そして、この試練を受ける前に条件がある。

それが、どれだけクエストを受けているか

どれだけギルドに貢献しているか

というものだ。


ギルドも、ボランティアでやっているわけでは無い。

つまり、ギルドが身分を証明する代わりに冒険者は

クエストをしっかりとこなしてもらう必要がある。


そのため、試練を受けるための条件に入っている。


これは、どんなランクでも同じで

ランクを上げるには確実にクエストをやっておく必要がある。


冒険者は、冒険者でランクが上げれば上がるほど

報酬も増えるし、割りのいい仕事なども受けられる。


Dランクになれば、お金をギルドに預けられるようになり、Cランクになればお金を借りることもできる。


Bランクになれば、怪我をして冒険者を辞めたとしても手当てが出るようになり、Aランクになれば働かなくても毎月給料が出る。


こんな感じで、ギルドもランクに合わせて融通してくれるようになるのでみんなランクを上げたがる。


アキトも、最初の段階でCランクが付いているがBランクにあげようと思うとこの試練を受ける必要があり

そのためにもクエストを受けておこうという話になったのだ。


クエストの仕組みとしては、

冒険者ギルドの前に掲示板が6枚ほど7時に職員が並べる。掲示板は初級、中級、上級と分かれており

ソロでもできるのとパーティー専用とがあるので6枚になっている。臨時のクエストが出たときにはもう一枚

掲示板が並べられることになる。

そこには、クエストの紙が貼られており

それを競うようにして奪っていく。

さながら、バーゲンセールのおばちゃんのようになりながら。

当然いいものから、順になくなっていく。


Cランクの人間が、受けられるのは中級か初級だ。


アキトは、はじめてなのでどうしたらいいかわからんと困っていると

「まっかせといて!いいの、取ってくるから!」

とミアが言ってくれたので

お願いした。


ミアは、人混みの中をするするとすり抜けていき

見えなくなってちょっと経ったなぁと思ったら

すぐ戻ってきた。


手には一枚の紙が握られている。


「へへぇ。じゃぁーーーーん。」

いいのを取って来れたようで、アキトはひとまず安心した。


「ありがとう。ええっと、グラスラットの討伐依頼??」





一旦書いていた部分まで終わったのでここで止めます。

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