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冒険者とダンジョンマスターの二刀流  作者: 月を好むもの
転生したら、ダンジョンマスターになりました。
24/26

反省


「ごめん、ミア昨日は。」

「油断してたのもあったし、気をついてたのもあった。」

「それに、失敗したのを引きずってミアに居心地悪くしてしまった。」

「本当にごめんなさい。分かれた後、どうしたらよかったかって考えたんだ。」

「それでもし、接近されてもしっかり対処の取れるように剣術を教えてくれないかな?お願い。」


「ううん。そんなことないよ。頭上げてよ。

私も張り切りすぎてたし、そんなに謝られるとこっちも困っちゃうよ。でも、アキトくんの誠意も伝わったし嬉しかった。今日も昨日とおんなじ感じだったらどうしようって思ってたし。」


「ごめん。」


「ふふっ。真面目だなぁ、アキト君は。それで剣術教えたらいいんだよね。」


「やっぱり、接近された時にパニックになっちゃうから教えてもらいたい。」


「うんわかった。ちゃんと教えれるかわからないけどやってみるよ。」


「まず、アキト君って短剣持ってたっけ?」

「いや、レイピアだね。」

「うわぁ。すごい高そう。さすが、ラッキーガイだね。レイピアだったら、ちょっと違うかもしれないからとりあえず今日はこの短剣で練習してみようか。」


ミアが取り出したのは、ボロボロの石の短剣だった。

ゴブリンからドロップするアイテムの一つで二束三文にもならないとして有名なアイテムだった。


「これなら、壊れても何個でもあるし、ダメージも低いと思うから練習にぴったりだと思うよ。」


「じゃあ、とりあえず一階層から潜ってみよう。」


ボロボロの石の短剣なら、一階層のゴブリンでも一撃で倒すことはできない。

ましてや、剣術は素人であるアキトが倒せるはずもない。


「まずは、構えから。」

「もっと、腕を上に構えて。」

「もっと、腰を屈めて、

そうそう、うまいうまい。」

「それで、どっしりと足を地につける感じで

一番、剣に力がのるような体勢を身につけよう。」

「常に腰に力を入れておくのが大事かも。」


こんな感じで、ミアの指導が始まった。


「うーーんアキト君は、全体的に筋力がないね。」


「おっしゃる通りです。」


「まぁ、魔法師が筋肉ムキムキでも困るんだけどね。どこまでやる?鍛えすぎると、魔法が使いにくくなるって聞くし。」


「出来るだけ、自分に近づくモンスターはやっつけれるようにしたいなぁ。」


「そうか〜。じゃあ、ある程度は鍛えないといけないかな。本当は私が守るって言いたいところなんだけど、昨日は守れなかったからなぁ。ごめんね。」


「いや、自衛ぐらいできなきゃ。これからやっていけないから教えてほしい。」


「じゃあ、とりあえず素振り100回と腹筋100回は毎日必須かな?鍛えすぎず、いい感じにしようと思ったらこれぐらいがいいと思う。」


「わかった、毎日頑張るよ。」


「うん。私もしっかり出来るよう頑張るね。」


こうして、1日ミアに教えてもらいダンジョンから二人は出た。


「この後、時間ある?」


「あるけど、何?」


「これから、回復アイテムとか買いに行こうと思ってよかったら一緒にいかない?」


「おっ。うん、いくいく。あんまり良い店知らないからね。」


「アキト君は、どこでかってるの?後、銘とか気にしないタイプ?」


「銘?」


「うん。薬とか武器とかってこだわる人多いでしょ。やっぱり、自分の命を預けるものだからね。」

「まぁ、武器とかは高いからCランクの人たちだと買えないけど薬とかは日常で買うものだからこだわるでしょ!」

「ってちょっと待って。アキト!レイピア出してくれない?」

「いや、危ないでしょ。街中で出したら。」

「いや、そうなんだけど

ごめん、興奮した。でも、鞘ごとでいいから見せてよ。」

「まぁ、いいけど。はい。」

「、、、、、、」


「目見開いてどうしたの?おぉーいミア、おぉーい

生きてる?」


「死んでないわよ。えっ、これ、マックロイドさんのやつじゃん。」

「それ、なんかすごいの?」


「マックロイドさんは、鍛治士の中でも超有名で

よく切れて、長持ちして、使い心地が最高って言われてるのよ。それに、鍛治士会のマスターを確か、してらっしゃったはず。」

「へぇー、すごいんだ。」


「アキト君知らなかったの?」


「まぁ、お金はあったからね。その辺の店で物色してたらかっこいいレイピアがあったから、ちょうどいいかって買ったの。ちょっと高かったけどね。」


「えっ?ちょっと高いレベルのはずないと思うんだけど、何ペヌだったの?」


「ん?50万ペヌぐらいかな。」


「たかっ!!!どこにそんな金あったの?

あっあーーーラッキーガイだったね。アキト君は。

忘れてたよ。」


「へぇ。じゃあいい買い物したね。」


「もう、そんな笑顔で言うことじゃないよ〜。」


「とりあえず、私がいつも行ってる薬師の店に行くね。」


「了解ーーーーー!」



申し訳ありませんが、ここで一旦この作品は止めさせていただきます。詳しくは、活動報告を読んでくださると嬉しいですが、新たに文章をすぐ書いて行く予定ですのでまたよろしくお願いします。

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