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8-14 時空の大陸1


今日は私の誕生日だ。


ということなのか、いや、そういう事だからだろう。


昨日から町中がお祭り騒ぎだ。


と言うより、昨日よりも今日の方がより騒がしくなってきていた。


今日だけは王国全体の祝日となっており政府としての仕事もないのでこの前作ったプライベートビーチに大臣たちと勇者たちを呼んで1日満喫することにした。


私はパラソルをさして人工的に魔法で吹かせている風により動く波を見ながら寝っ転がっている。


その前では大臣たちが肌を焼いていたり、勇者たちがはしゃぎながら泳いでいた。


まあそれもしょうがない、まだ勇者たちも子供なのだ。


今も誰が1番に遠くの岩に着けるかという勝負をしているところだ。


ビーチを作ってから海藻やら岩やら入江やら小動物やらを大量に作り出してこの海の中に放った。


「大臣さんたちもバレーやりませんか?」


泳ぎに行かなかった人たちが大臣たちを誘ってバレーを始めた。


大臣たちは最初はわからなかったらしいがだんだんとやり方を覚えて今ではかなりうまくなってきている。


「てや!」


その中でもテイナーさんが特にうまい。


初代勇者パーティーだったこともありステータス値が高くそのステータスにものを言わせ本気で戦っている。


(砂地でやるバレーの醍醐味?は砂のせいでうまく走れないところのはずなのに、どうして魔力を固めて足場を作っているんだ?)


ビーチじゃなくて良くない?と考えてしまうようになった。


「バレーしている者達、魔力で足場作るの禁止です。」


そう言って魔力が使えないように結界を作りコート全体に貼った。


すぐに大臣たちが弱くなってきた。


まあ頑張ってもらいたい。


「ああーーーーー!」


と、急に誰かの悲鳴が聞こえた。


何が起きたのか神眼で過去を見ると、砂によって足を取られた大臣のボールが後ろの方で砂の城を作っていた子の城にあたり崩れてしまったのだ。


「もうーーー!」


怒りそうになったので砂を動かして先程と全く同じ配置にして戻しておく。


「あ!ありがとうございます。」


そう言って頭を下げてきたのだが、手を少しだけ降ってなんてことは無いと返した。




ある程度体もあったまってきたので、泳ぐために準備体操を始め、すぐに水の中に入る。


ちょうど良い温度で気持ちいい。


「よし、泳ぐか。」


最初はバタ足だけで泳ぎ、4泳法を順番に使いながら体を水に慣らしていく。


転生する前はバタフライというものが上手くできなかったが、今はとても簡単に出来る。


ここに来て改めて異世界のステータス値の凄さを感じた。


1度潜水してみる。


(全然息が続く。

それに海の中がすごい綺麗。)


私が自分で作ったとはいえやはり海の中は幻想的で綺麗で、エメラルドグリーンのような色の水がいっそう映える。


今はみずきちゃんもその光景を5感を通じて見ているのでさぞ珍しい体験をしているだろう。


そう思いながら泳ぎ続けていると、隣にイケメンくんがきた。


「女王様、あそこの大陸まで競走をしませんか?

先程見ていたんですけどかなり上手いですよね?」


そう言ってきたのだ。


「まあいいですよ。

魔法はどうしますか?」


「全力で戦うということで、それじゃあ、、スタート!」


その声と同時にアクアコントロールを使い自分の後ろに海流を作り前に進む力を増やして、水の抵抗をなくす。


そしてイケメンくんの目の前に岩を大量に作り出しそれを海流を作り出して動かしながら妨害する。


ついでにイケメンくんの足を下の地面から海面まて凍らせておく。


「これは酷い!」


そう言いながらも目の前の岩を叩き壊し、足の氷も簡単に崩す。


バタフライをしながらこのあとどうするか考える。


普通に実力で戦っても勝っていたが、魔法ありなので何が飛んでくるかわからない。


神眼で未来を予測しながら進み続ける。


1度目をつぶり、そのまま前に泳ぎ続ける。


直後目をやくほどの閃光。


まさかの広範囲の目潰しだ。


だがようようと防いで、そのまま泳ぎ続ける。


結果的には実力勝負となったわけだが、イケメンくんもなかなか速い。


岩肌が見えてきた。


十分な距離をつけて私が到着した。


「はあ、疲れたー。」


「あの魔法の連発は酷いですよ。」


「魔法ありにしたからじゃないですか?」


そう言うとそれ以上何も言わなくなった。


「女王様!王国でなにか異常事態が!」


遠くの方から大声で誰かがそう叫んだ。


なんとか聞き取れ、とりあえず火魔法で水着を乾かす。


その後に水着の上にローブを着て王国に戻ることにした。


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