深海の大陸とビーチ
転転
8-12
深海の大陸
私の国に新しく学校ができ、そしてそこで先生として働いてくれる人たちも集まり学校としてまわるようになった。
他国からの申し出も受け入れて学校にはたくさんの子供たちが来るようになった。
今は学校を他国にも作ろうと思っているのだが、圧倒的に人員か少ない。
とりあえずそれは置いておくことにした。
そんなこんなで1ヶ月が経ち、そろそろくっついてまた光り出した石が指す方向、きっと新たな大陸があるのであろう場所へ行くことにした。
「これは何個作ったのですか?」
そう考え改装していたのがビティの部屋。
「全部で嵐、豪雪、灼熱、深海、森林、太陽、月光、時空、狭間だったかな?
だからー、9個だよ。
最後の方の4個は見つけられるかな?
太陽の大陸は太陽の元にあって月光の大陸が、月の元で、時空の大陸がいろんな時代に転移しまくってて、狭間の大陸が空間の狭間にあるよ。
私としても全部集めてほしいから今、狭間と時空の大陸を見つけるための道具を作ってるよ。」
「あ、そんなにも沢山。」
「結構一気に話したはずなんだけど全部覚えて理解出来たんだね。
さすが女王様だ。」
「まあいいですよ。
とりあえず深海の大陸を探してみましょう。
それ以外は時間があったらぼちぼちと探すことにします。」
「ありがとーう。」
とーう、の時に何かを投げてきた。
「羅針盤?」
「作り終わったから渡しておくよ。」
はや!と思ったが口には出さなかった。
「ありがたく貰っておきます。」
「あ、思い出したんだけど狭間の大陸に人造人間を作る機会があるから絶対に回収してね。」
「わかったよ。」
部屋から出てその羅針盤を見てみる。
羅針盤には針が9個あり、3個はくるくると回り続けているが残りの9個はそれぞれが違う方向を向いていた。
9個にはそれぞれ色もあり、緑、水色、赤、青、深緑、黄色、黒、紫、白色だ。
回り続けているのは緑、水色、赤だけだ。
それは亜空間の中にあるから回っているのだろう。
青色の針が、石の光と同じ場所を指していた。
そこに向かうことにする。
数10分飛び続ける。
嵐の大陸があった場所を超えてまだ進み続ける。
今はトビウオのような魚?と一緒に空を飛ぶ。
音速を超えることは出来るが、超音速になると衝撃波が出て周りに被害が及ぶので秒速100m/s以上で飛んでいる。
(たしか基本的には約秒速360m/sだったよね。
ならこれはセーフかな。)
飛びながら羅針盤を見てみると青い針が飛んでいた反対側を向いていた。
「え!?」
すぐ後ろを向いてみるが、特に大陸っぽいものは見えない。
上空に向かってみる。
特に大陸のようなものはない。
困ったと思っていた時、石のことを思い出した。
「新しいものばかりを使ってても意味は無いよね。
失敗しちゃったな。」
石を出すと、下の方に、海の中に向かっていた。
「深海の大陸ってそういうこと。ていうか気づけばよかった。」
少し反省しつつ呼吸ができるようにコーティングして海に突っ込む。
「ああーつめたーい。」
呼吸だけができるようにしておいたのは海を楽しむ為で、海の中で水着に着替える。
そして泳ぎながら石の光を辿る。
見つかったのは不自然にへこんだ地面で、その下を除くと見覚えのある小屋があった。
その周りには大量の井戸や噴水などが置いてあった。
小屋の中は空気があり、水が一切入ってこなくて湿度も変わっていた。
中にあったのは本と台座の石だけ。
本を全部回収した後に、石を回収して亜空間に一気に移動する。
亜空間に入るとすぐに気づいたのが、大陸の上にある井戸やら噴水やらから大量に水が溢れだしたことだ。
とりあえずその亜空間を隔離して1000km四方の空間にしてそこを海にした。
ちょうど良く海っぽいものもできたので砂地を作り擬似太陽を浮かべてビーチを作る。
(あの擬似太陽、解析はまだ進まないけど強引にコピーだけはできたんだよね。)
という訳なので今度から疲れた時はここに来ることにする。
すぐにそこに魚や水系魔物(懐柔済み)を放り出してそこに住まわせる。
プランクトンはどうしよう、と思ったがもういるようなので特に何もしない。
「あ、水が透明。」
海が青い理由が太陽の光の反射?とかで、擬似太陽はただ暖かいだけなので海が青くなる青い光を発していない。
海の水が透明になって少し変だがそのままにしておく。
こうしてまた新しい大陸が手に入ったのだった。




