表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/103

8-4 豪雪の大陸2


「お姉様、どうかしましたか?」


フリーズしたままだった私に少女が語りかけてくる。


「いや、何でお姉様って呼ぶのかと思って、」


「あ、すいません。姉が欲しいなと思っていたらお姉様のような人が来て、正しく姉だと思ったのですが、ダメだったでしょうか?」


そう涙目で聞いてくる。


「ま、まあ少しならいいよ。」


流石の断るわけには行かないので了承する。


「とりあえず城に来たまえ。」


おじさんがそう言って国の中を案内し始めた。


雪国は、地面や家の屋根などが雪で覆われてかなり綺麗な街並みだった。


そして、そこにある城は赤いレンガで作られていて、白と赤の色の違いが綺麗だった。


「おかえりなさいませ陛下、王女様。」


立派な鎧をきた人が私の前を歩く2人にそう声をかける。


「有無、今回は客人がいるんじゃが、本当に大物じゃから無礼は働かないようにな。」


と、忠告をしていた。


「お姉様、客間でお話しましょう!」


そう言って私の手を引っ張ってくる。


「その前にお話することがあるからまた後でね。」


そう言って断っておく。


「それではまた後で。」


王女さんは1人でどこかに歩いていった。


「さて、なにか話があるんじゃろ?」


「いえ、話というか、私自身の用事があってここに来ることになったので挨拶をしようと思いまして。

国を無視して通り過ぎるのは流石に無礼ですから。」


「はて、用事とな?」


「はい、用事です。残念ですが今は教えられません。」


「そうか。まあ、挨拶に来てくれただけでもありがたいの。

この後はどうするのじゃ?」


「王女と少し話してから用事を済ませに行きます。」


「そうか。

客間に案内してあげるのじゃ。」


案内役の兵士についていき客間へ向かう。


「お姉様!来てくれたのですね!」


「少しだけお話をしようと。」


「ありがとうございます!今紅茶を淹れますね!」


そう言って紅茶を淹れ始める。


(1国の王女に紅茶を淹れてもらうのって贅沢だな。)


「どうぞ。」


紅茶を1口飲む。


「うん、美味しいですよ。」


「ほんとう!」


直後、満面の笑みを浮かべる王女。


その後、20分ほど雑談をして、再び出発することにした。


緑の石が指す方向には大きな山脈があり、その山脈の1つが、陰陽山と呼ばれる太陽の光が当たらない場所だと聞いたことがある。


ということはそこにある可能性が高いということだった。


(陰陽山の麓には陰陽師が住んでるっていう話も聞いたことがあるな。

わざわざそんなところに住んでるくらいだから挨拶はしない方がいいかな?)


悩みながらも移動し続けているのでタイムリミットは限られている。


「まあいいかな。」


挨拶はしないということに決めてその山へと向かう。


「おい、そこの君!」


下の方から誰かが読んできた。


「何でしょうか?」


「その先は強力な魔物が出る。行くなら気をつけるんだ。」


「ご忠告ありがとうございます。」


斧を持った人が忠告をしてくれた。


ということはなにか強い魔物が何かを守っているということになる。


まあ、たまたまそこに居着いたということもあるけど。


先ほどと同じように進み続ける。


山頂のあたりに来る頃に光が真上を指すようになっていた。


「ここか。」


私は上の方へと上昇することにした。


でも、かなり強い吹雪が四方八方から吹き荒れる。


まあそんなことは特に関係はないので進み続けると、目の前に、大きな白い皮が見えた。


否、それは白龍だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ