8-1 嵐の大陸1
魔王を倒し終わり、異世界の人たちを自由にしてアイテムボックスある程度の物資を送ってから自国に戻った。
倒し終わった時、勇者たちもいたので一緒に戻ることにした。
王国ではパーティーが開かれて、勇者たちの勝利を祝った。
そしてそのパーティーが終わり、私が勇者たちに元の世界に帰るかと聞くが、帰りたくないと言っていたのでそのままこの国にいさせることにした。
それに、あの世界に行くための扉はそのままにしてあり、犯罪者じゃなければ誰でも使えるようにしてある。
既に何人かが裂け目を通って異世界に行き、開拓を手伝っているという情報を聞いていた。
魔王を倒してから3ヶ月は経った頃、冒険者ギルドに、ある調査依頼が出てきた。
内容が、船に乗り海を渡ってこの大陸とは違う大陸の調査。
対象が、Aランク以上の冒険者。
そしてこの依頼を出したのは、以前王城に来た日本人のコバヤシさんだった。
どうやら海にいる魔物を倒すために船に乗っていると、次第に波が強くなり船が流され始めたという。
そしてその荒波の中、ぼんやりとこことは違う大陸の影が見えたらしい。
これは私も気になるのでシャルとして既に受注して、大臣たちにも話はしてある。
もし、これで新しい大陸が見つかったのならばそこの王と1度お話がしてみたいと思う。
だから、今私はその依頼を受ける準備をしている。
依頼の出発は明日。
以来に送れないように今日は早めに寝ることにした。
朝起きて、朝食を食べてからギルドに行く。
既にかなりのAランク冒険者が集まっていて私が入ったのを見ると「なぜこんな小娘が!?」というふうな視線を送られた。
そしてその中の1人が、私を馬鹿にしてきたので、ギルドカードを見せて黙らせた。
それから少し待ってコバヤシさんがギルドに入ってきて今回の以来の説明を行った。
大体は依頼書に書かれていることで、最後に自分の命を1番に考えてくれと言われて終わった。
そしてギルドを出発しなんグループかに分かれて、船に乗り込みその大陸のあった方角に走り出したのだった。
だけど、いくらたってもそんなものは見えず、私たちはもちろん、コバヤシさんも諦めかけていた。
だが、その時最悪なことに嵐が吹き始めた。
雨が降り船は揺れ波は荒れ、いつ転覆してもおかしくないような状況だったのでスキルを使って全員の船を転覆しないようにしていると大陸のような影が見えた。
「あれだ!あれが見たやつだ!」
その影を見てコバヤシさんがそう叫んだ。
ということはきっとあと大陸?は嵐が吹き荒れなければ出現しないということらしい。
とりあえず船を向かわせてみることにした。
その大陸に近づけば近づくほど嵐が強くなってくるが、スキルと魔法でそれをなんなく防いでいく。
ここで、あることに気づいた。
その大陸は、私たちがどれだけ進んでも近づいてはいなかったのだ。




