閑話5 勇者の大人買い
夏休みの宿題、税の作文が大変です。
それに読書感想文まで、、(´;ω;`)
コボルトキングを倒してから3週間が経った。
俺たちはその間も依頼を攻略していき、Cランクに上がった。
Cランクに上がってからは、ダンジョン攻略をするようになり、俺たちのチームはダンジョンを4個クリアしていた。
「もうすぐ魔王を倒しに行こう。」
「うん、私もそれでいいと思うよ。」
今はリーダーで集まって魔王を倒しに行くのをいつにするか決めていた。
今まで、何度か全チームでの連携を強化するために一緒にダンジョンを攻略したり、大型魔物を討伐しに行ったりもしていたので戦いに行く準備は出来ていた。
「それじゃあ2日後に出発しよう。
それまでは各自装備の新調や体調の管理などに気をつけてくれ。」
「うん、わかった。」
「伝えとくよ。」
「俺は2日後に女王様に報告をしてくる。
この2日間、依頼などをこなしてもいいけど絶対にケガだけはしないでくれよ。
あと、預かっているお金をすべて渡しといてくれ。
そうしたほうがより強い装備が買えるからな。」
「おけー。」
「もしかしたら酒場で飲んじゃうかもよー。」
「そこはリーダーである俺たちが先に言っといてくれ。」
このあとも少しだけ話して報告会を終わりにした。
「みんな、2日後に魔王を討伐しに行く。」
「おう、待ってたぜ!」
「これはみんなが稼いだお金だ。新しい装備を買うなりしてくれ。
だけど、」
「ケガだけはするなよって言うんだろ?」
「ああ、その通りだ。」
メンバーにも伝えて、俺は道具屋に行きポーションを買って、鍛冶屋に行って武器を研いでもらった。
その後女王様に報告をしに行く。
「明後日、魔王を討伐しに行きます。」
「そうですか。馬車を用意しておきましょう。
出発する時はまたこちらに来てください。」
「はい、ありがとうございます。」
思い返してみたが、この女王様は不思議な人だ。
なぜだか、自分の思っていることを分かっているような、そんな感じがする。
偶然だと思いたいけど、先程この城に入る時に、たくさんの馬車があったのだ。
確か、6人乗りの物が5台ほどあり、ちょうど俺のクラスの30人が全員入れるものだった。
(まあ、たまたまかな。)
俺たちとあまり変わらない年で女王様になったくらいだから、なにか直感というものがあったのかな?と思う。
宿に戻って、部屋の扉を開けてみると1通の手紙があった。
『いいものをあげよう。
これでポーションも大量に持ち運べるよ!』
そう書かれた紙と手のひらサイズの袋が入っていた。
「あ、魔法袋、って俺の持ってるやつよりも容量がすごい多い!?」
それは、たくさんのものを入れることが出来る袋で、俺も持っていたが入れられるのは2kgまでだけど、この魔法袋は100kgも入るものだった。
「差出人、は書いてないか。
シャルさんかな?でも流石にここまでやるとは思えないし、」
これを誰がくれたのかはわからないけど、有効活用させてもらうことにした。
早速ポーションを大量に買いに行く。
100個ほど買って袋の中に入れた。
次に携帯食料を買いに行く。
携帯食料は食べ物がない状況で命を繋ぐ大切なものなのでたくさん買っておきたかった。
ここで、俺が毎日1番安い宿で過ごしていた結果が出た。
お金が大量に残っていたので携帯食料も大量に変えた。
クラス全員で、1日3食食べたとしても1ヶ月はもつくらいの量だ。
1食で携帯食料を2つ食べるので、180個。
クラス全員の分も考えると5400個も買ったことになる。
これだけ買っても後2日酒場でいいご飯を食べられるだけのお金はある。
なので酒場で夕食を食べて、住み慣れた宿で休むことにした。




