7-14 数の暴力は、嘘だ。
このお話は長いです。
それと平和への1歩 これが、もう1つのタイトルです。
関係ないんですが、地上波で聲の形を初めて見たんですが、親が早く寝ろということで、告白をしたけど伝わらない、という所までしか見れなかったのですよ。
残念です。(´・ω・`)
ゴブリンやコボルトは弱い。
だから群れる、その結果倒すのが困難になるのだが私特製地雷に触れた途端、眩い光とともに消えていった。
目の前でそんなことが起こったのを見た途端後ろにいた第2波の低級魔物は驚いて止まってしまった。
止まったのは間違いだ。
上から先程消えた魔物が降ってきて、ちょうどそこにいた魔物にぶつかった。
そして爆散。
また止まってしまったが、後ろにいた中級共が前に来るので逃げるに逃げられない状態で前に出てきた。
次は空から各属性の槍が降ってくる。
(こんなに長い間、大量に魔法を使っていると〝魔法使い〟って感じがするな。)
先程から魔法を撃っているが、魔力はなくならないので疲れることもない。
低級はそれで死んだ。
「低級はいらなかったから処分しただけだあ!こちらには大量の中級、上級、超級の魔物がいるんだ!
魔物の波に飲み込まれろぉ!」
魔人のうちの1人がそんなことを言ってくるが無視してほかの魔物がどんな攻め方をするのか見ながら考える。
(中級は魔法耐性の強いやつはそのまま突っ込んで弱いやつは魔法を使うのか、凄いんだな。)
ボーダーラインを超えて次々と魔物が来る。
上級が来た頃に大きな波と風を起こしてボーダーラインまで魔物達を下がらせる。
この時中級が空に消えていった。
そして爆散。
地面にはさらに赤いシミができる。
イラついたような魔族が空を飛んできていたらしいがそれすらも戻っていった。
(爆発系にしようかな、エクスプロージョン?だっけ?)
名前ははっきりと覚えていないがしっかりと発動してたくさんの場所で魔物が燃え尽きていった。
(暑くなってきたから今度は冷却しよう。)
吹雪を降らせて空から雪玉を落とす。
他にも氷漬けにしたりして魔物を使って魔物の逃げ道を無くしていく。
これで中級は消えた。
残りは上級とあまり見たことがない超級の魔物だけ。
(あれは前菜みたいなものだからそろそろメインを楽しもうかな。)
流石に遠いところから強力な魔法を使っているのも悪い気がするので撃つのを1度やめて前に歩み始める。
「魔力が切れたか、投降しても許さないぞ!」
そんなことを言ってくるが魔力が切れることはない。
無帰の剣と制裁の剣を両手に持ち水、風、光、闇、空間属性の魔装をする。
空間魔装の力で魔物の近くに転移して右手の無帰の剣を降る。
上級は速すぎて反応ができていない。
色んなところで次々と魔物が倒れていく。
上級の3分の1が減った。
空を飛んでおじさん達の元に行く魔物がいる。
だが、多重結界があるので触ることすらできず、逆に広大な光の力で消滅していった。
これで、こちらに来る以外の方法はなくなったはずだ。
(思った通り諦めて私の方に来たか。)
目の前で死んでいった仲間を見て危険だと知ったらしく背後から攻撃をするためにこちらに来る。
「10分クッキング〜」
はい、今日の夜ご飯は上級焼き鳥を作りたいと思います。
材料、上級鳥型魔物(活きのいい、というか生きているもの。)3匹、程よい火力を出すための火魔法、持参したタレ100ミリリットル、切れ味のいい包丁(切ったのを知覚されないぐらいのが良い。)、木の棒たくさん。
作り方。
まず、知覚されないほど切れ味のいい包丁で鳥の毛を切ります。
「炎結界」
次に中が熱室となっている結界の中に切られて肉だけで飛んでいる鳥3匹を閉じ込めて、焼き始めます。
ここまでで3分。
焼き目がつく間に、周りにいる邪魔な魔物、匂いにつられてきた魔物を駆除していきます。
焼き目がつく頃、持参したタレを少しずつ塗り、また焼き、塗り、焼きをタレが少なくなるまで繰り返します。
ここまでで8分。
最後にタレ付きの鳥肉を1口サイズに切り木の棒に刺し、残ったタレをかければ完成です。
びったり10分。
「以上、焼き鳥の作り方がわからない私特焼き鳥でした。
、、、というか、この鳥毒持ちなんだよね。」
頑張って作った焼き鳥を魔物の大群の中に投げると魔物がそれを食べて鳥の毒で死んでいった。
次の攻撃は私がいつも考えていた攻撃法。
(剣持ってくるくる回ってたら無敵じゃないかな?)
よく剣士などは後ろから叩かれて死ぬことがある。
それならくるくる回れば大丈夫なんじゃないか、目が回って混乱しないように認識魔法をうまく利用、素早く移動できるように時間差転移の予約、上の方から攻撃が来ないように、というか上に行けないように回転の速さと風魔法を使って竜巻を起こす。
「回転斬りー!」
回転しながら魔物の群れに転移する。
周りにいた魔物が2つの剣で切られ、絶命していく。
上から来た魔族は、竜巻(カマイタチ入り)にあたり絶命。
やっぱり最強、と思っていたらこけた。
が、瞬間竜巻が前方に、魔族の群れの中に放たれて大きな道が空いた。
「そっか、こける危険があるからみんな使わないのか。」
そんな中で、魔物達がようやく連携を取り出した。
前の方に上級のミスリルゴーレムなどのゴーレム系が壁になり、メイジや弓士がゴーレムの上からこちらに攻撃をしてくる。
流石にパニッシュを使うとつまらないのでゴーレムたちの足元を土魔法で泥に変え、足を取られてた瞬間、そこを落とし穴に変えてその落とし穴の下にトラップとしてエクスプロージョンを配置。
あちこちで爆発音がなり、落とし穴からゴーレムの素材となった物が飛んできて魔物に当たった。
もちろん私の方にもきたが、すべてアイテムボックスに素材として回収した。
ちなみに珍しい素材が元になったゴーレムや、珍しい魔物などは各種類2匹ずつ亜空間に入れている。
(私は珍しい魔物を回収してビーストテイマーになってみせる!)
魔物達は今死体を残さずに殺しているが、なるべく傷をつけずに殺せばネクロマンサーで蘇らせることが出来る。
けど、この戦いは人類と魔族の戦いなので魔族を使うつもりは無い。
という訳で殲滅型の大型魔法をバンバン撃ちながら剣を振る。
と、いうより剣を振った瞬間、威力10倍の殲滅魔法が発動する。
剣で1体殺すと、周りの奴が20匹以上死ぬ。
今使っているのは、トールハンマー、ミョルニルなどの名前がついている雷を降らす魔法で、上級の魔物を屠っていく。
上級の魔物はこのスタンピード?の中で最も多いいように感じたが、それも遂にいなくなってきた。
「後は、超級だけか。」
上級がいなくなり、いざ超級、と思ったら、大量の魔族がこちらに向かってきた。
「トールハンマー」
が、空を飛んできたものは落雷で殺し、走ってきたものは剣を投げまくって殺していく。
途中で、私のいる世界でおとぎ話レベルの青龍や黒龍、風魔神や雷魔神、他にも、メドゥーサなどの超級魔物が大量にいたが、魔人の攻撃の余波であっけなく死んでしまった。
「オマエタチツカエナイナ。」
空で見物していた魔王がようやく動き始めたが、もう遅い。
本当に遅い。
魔物と魔人たちは全て、私の経験値になった。
「魔王さん、久しぶりですね。」
「ナニヲイッテイルンダ?」
魔王はまだ気づいていないらしい。
だから、シャルの姿になり教えてあげることにした。
「ナ、キサマハアノトキノボウケンシャ!?」
魔王が驚きながら話している途中で姿を戻して、翻訳魔法を使う。
「だが、あれはただの雑魚の集まり。
邪神の力を取り込んだこのぶふぉえっ」
話の途中で純粋な魔力の塊を飛ばして魔王にぶつける。
「あれ?最初は魔物の波に飲まれろーとか言ってたけど、魔王はそんなことは思っていなかったんですか。
さすが魔王です。」
魔王の言葉を聞いて魔王の評価を少しだけ上げる。
魔王はようやく立ち上がってこちらにやって来た。
「油断したが次はないぞ。」
(ん?これって1発で終わらせたら今まで散々戦ってきた意味が無いんじゃ、時間が惜しい。
うーん、)
何か大切なものをとるか、時間をとるか、どちらを選ぶか悩みながら魔王の攻撃を避けていく。
魔王の攻撃で私が吹き飛ばされた。
魔王は追撃をしてくるがそれを躱し続けるが、最後の1発だけ当たり、地面に激突した。
「これで終わりだ。
邪神を、取り込んだ私に勝てる者はいないのだ。わははははは!」
地面に激突して起きた砂煙が晴れていく。
私は、攻撃を受けたように見せただけで、傷1つついていない。
(あー、魔王の攻撃が弱すぎてダメージを喰らわなかった。
あ、ステータスの魔王の攻撃力を私の防御力が大きく上回ってたんだ。
あんなに大量の魔物も殺したからさらにレベルが上がったんだろうな。
ダメージ受けたらギリギリで勝てたって感じを出そうと思ったけど無理だったのか。)
私の考えた計画は消えたので、計画とともに魔王にも消えてもらうことにした。
「ブラックホール」
魔王の手足から4つ作り出す。
そして徐々に広げていく。
魔王はとても痛がって苦しんでいる。
「魔王、その痛みが、その苦しみがあなた達魔族が人間に与えてきたものです。」
魔王の心臓に届きそうになった時、ブラックホールを解除してフルヒーリング。
そしてまたブラックホールを使う。
「うああああ!助けてくれ!何でもくれてやる!世界も全てだあああ!」
「あなたは、助けを求める声を聞いて助けましたか?」
それだけ聞いて、無慈悲の剣で魔王の心臓を、精神の核を貫いき、切り裂いた。
その瞬間、魔王は消えて無くなった。
「シャルティア様が、女神様がやったぞおおぉぉぉぉ!」
「うおおぉぉぉぉぉぉ!」
そして、結界の中でその瞬間を見ていた者達が、歓喜の声を上げ始めた。
こうして、魔族によって支配されていた世界は、本当の意味で魔族から救われ、平和への1歩を踏み出したのだった。




