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2-1 集まったパーティーと恐怖

 素晴らしい能力を手に入れた日から3日がたった頃、募集して試験を繰り返してそれを合格したパーティー候補の人たちが王城に呼ばれた。


 そこに呼ばれたのは全員、私とあまり年の離れていないように見える人が全てで人数は7人ほどだった。


 募集する時に設定した条件は


【•若きものであること


 •大盾を使うのに優れているか片手剣と盾を使うのに優れているものであること


 ・魔王を倒しに行く勇気があるもの


 ・心が綺麗であること】


 だったはずだ。


 ちなみに心が綺麗であることというのは私が今神眼を使って確認している。


 どうやら一人いるようだ。


 読心を使って心を読むと、私を殺しに来たらしい。


 この後は自分の力を披露するからその時に殺すつもりだろう。


「ここに来ていただきありがとうございます。これから、私にあなた方の力を披露させてもらいます。よろしいですね?」


「「「「頑張らせてもらいます!」」」」


 頑張らせてもらいます!、はYESでいいのかな?


「では、右側の方からお願い致します。こちらの方では弓兵を用意させていただきました。大盾の方はそれを防いでいただき、片手剣の方は防ぎながら先程渡した木剣を当ててください。私が判定します」


 そして右側の、、私を殺そうとしている人が弓兵に向かっていく。神眼を使い3秒先の未来を見る。片目で未来、もう片方の目で現在を見る。


 私を殺そうとした人が急に振り返って大盾の内側にあった投げナイフをなげてくる。


 そこには緑色の何かが塗られている。


 投げる瞬間に魔眼を使い、相手を麻痺させてナイフを落とさせる。


 相手は驚いたような顔をしているが気にせず土魔法で拘束する。


「大丈夫ですか、シャルティア様!」


「えぇ、大丈夫よ。それよりこの人を地下牢に連れて行って」


「り、了解しました!」


 弓兵が騎士を呼んで連れていかせる。


 それを呆然とした顔で見ているほかの人たち。


「さて、続きをしましょうか。それに、ここにはもう心が汚い人はいませんので大丈夫ですよ」


 そう言ったが少しの人が泣いている。


 勇気はどこへ行ったのか、まあ仕方がない。


「今すぐここから逃げたい人は逃げてもいいですよ」


 そう、言葉をかけると一目散に逃げていった。そして残ったのはちょうど大盾の使い手と片手剣の使い手だった。


「ではあなたがたの力を見せていただきます」


「では、俺の方からやらせて頂きます」


 片手剣の人が立ち上がり弓兵に向かい合う。


「いえ、二人同時に私の作るゴーレムと戦ってもらいます、、、来たれ岩の傀儡よ」


 最初は残った男達が戸惑っていたが私が本で読んだことのある呪文を唱えて弓兵と同じくらいの身長のゴーレムを作り出す。


「では始めてください」


 その言葉をきっかけにゴーレムが動き出す。遅れてふたりの男達も動き出す。


 ゴーレムは弱めに作り出したが会ったばかりの2人じゃ連携はできないだろう。


 と、思っていた時期もありました。2人ともアドリブ力が高かったらしくすぐに連携してゴーレムを倒そうとしている。いや、もう既に倒していた。


「ものすごい力ですね。あなた方が合格です。勇者のパーティーに入って頂けますね」


「恐れ多いお言葉。もちろん入らせていただきます」


「俺も入らさせていただきます」


「ありがとうございます。それでは明日出発しますので本日のうちに用意を済ませておいてください。

 武器と防具はこちらの方では用意させてもらいましたので時間が出来たら執事かメイドの方に要件を告げて私の部屋へ来てください」


 そう言うと、2人とも安堵した顔になり城を出ていった。





(はあ、緊張した。これはすごい疲れるな。それに、私を殺そうとした人を見つけた時にポーカーフェイスを貫くのはすごく難しかった。それに、、、こわかった)


 それは静かな部屋のベットでひとり泣いている女の子の心の気持ちだった。



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