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7-10 乾いた砂漠と赤い海

昨日、総合評価が100を超えました!

いつも読んでいるみなさん、ありがとうございます。

これからも暇な時にでも読んでいただければ幸いです。


昼頃に目覚めて昼食をとってからドワーフ国に向かう。


馬には回復魔法をかけ続けて飛ばしまくる。


(少しだけ遅れたからこれで巻き返す?かな。)


どんどん進んでいくと、砂漠に入った。


「シャルさん、あの窪みってなんですか?」


「窪み?」


イケメンくんにそう言われてそちらを見ると、窪みができていた。


「蟻地獄、いや、あれはオアシスだよ。

水のない。」


その形には見覚えがあった。


以前落とされた時にこんな形のものを見た。


あとから知ったのだが、あの魔物は本当にあるオアシスの幻覚を見せる。


「先に進んでいて。私はあれを見てくる。」


そう言い残してそのオアシスへと行く。



やはり、それは元オアシスだった。


周りには枯れたヤシの木があり、他にも花などがあった。


「水がなくなった?

いや、砂漠のオアシスはこの世界だと魔力が水に変わり出来たと書物に書いてある。

ん?あの石、」


歩きながら考察していると、オアシスの湖の端になにか違和感を感じた。


「ん?何あれ、」


神眼を使ってそこを見ると砂岩があった。


私は砂岩を少しだけ壊す。


「あ、やっぱり少しだけ水が出てきた。

それなら、ブラックホール」


砂岩をきれいさっぱり消え去ると、水が大量に出てきた。


「元通りだ。

でも、誰がこんなことを、いや、魔人たちだ。

まさかここにも来ていたなんて、もしかしたらドワーフ国も、勇者たち!」


私は考えを巡らせて、いちばんありえる危険をはじき出しドワーフ国に急いで向かった。


「な、砂嵐、

それなら、エアコントロール!」


砂嵐を起こしている風を止めてまっすぐ通れるようにする。


ドワーフ国が見えてきた。


が、既に火の手が上がっていた。


「ん?あれは勇者が乗っている馬車、先についていたのか、それなら住民をたすけているはず、レインバースト」


亜人国と同じように火を消していく。


鎮火した頃にドワーフ国に入った。


そこで見たのはドワーフ達が上を向き、レインバーストの水を飲んでいたものだった。


「な、何があったんですか?」


「ぷはっ、ああ、冒険者かい、オアシスの水がなくなっていて、喉がカラカラでね、そんな時に家事にもなって、でも火を消すための水がなかったから何も出来ずに見ていたんだよ。」


「はあ、そういう事ですか。」


一様納得はしたが、オアシスの水がない、それも1つではなく全てないということだ。


「あ、シャルさん、魔人たちは倒しました。」


「ああ、ありがとう。」


一度言葉を切って私の目の前に巨大な桶を何個か作る。


水魔法で真水を作り出し、桶にたっぷりと入れる。


「ここにある水をドワーフ国にいる人全員にあげて。

雨は威力を弱めて降らせ続けるけど、それじゃあ足りないと思うからこれを分けて渡していってね。」


「わかりました。

みんな、聞いての通りだ。手伝ってくれ!」


勇者たちは協力しあって住民に水を渡して行った。


(私はオアシスの水を復活させよう。

その為にもまずはオアシスを探さなきゃ。)


かつて無いほどに神眼を使い続けながらオアシスを探し、砂岩を見つけてそれを壊していく。


オアシスがある間隔が分かり、きっとこれが最後だろうという所に転移をした。


「ヨウ、待ッテタゼ、テメェガ魔王様ノ言ッテタ冒ケn」


転移した目の前に何かがいたので、元から見つけていた砂岩とともに消した。


「ふう、これで終わりかな?

さっきのやつは何だったんだろう、魔王様って言ってたような、魔王の配下の気配はもうしないから大丈夫か。

ドワーフ国に戻ろう。」


転移をしてドワーフ国に戻った。


(今回はオアシスの水がなくなっていたのが前からあったみたいだった。

ということは次は人魚国、早めに行かないと死人が出るかも、いや、死魚?まあどちらでもいいか。

とにかく早めに出発しよう。)


頭の中で推測をして早めにこの国を出ることを決意。


「みなさん、この様子だと人魚国も危なそうです。

馬車はここにおいて一気に転移で行きます。

用意をしてください。」


私がそういうと、勇者たちはしっかりということを聞いてくれた。


数分でみんなが集まった。


「転移」


転移した先、人魚国に着いた。


が、そこに人魚はいなかった。


建物はすべて半壊。


青い海だったのに、今では赤色のもの、血が海に混ざっている。


結界でコーティングしているから、みんな水には濡れていない。


誰か生きている者はいないかを手分けして探しに行く。


(まさかこんなことになっているなんて、人魚が全員いない。

殺された?

いや、血の量と質からしても量はそれほどない、質が違いすぎる。ということは抵抗をして逃げたということ?

血はまだ新しい。

そう遠くに入っていない?

そう考えるのが幸せだな。)


悪い方に考えが広がるのを防いで、いい方を予想する。


1度海を上がった。


「シャルさん、ひとりも見つからなかった。」


「私もです、けど海にあった血は人魚のものではないのが大半でした。

もしかしたら逃げたのかも知れません。

これから木のボートを作るので手分けして探しましょう。

見つかったら真上に魔法を放つこと。

お願いしますね。」


海の上に作ったものを浮かべる。


「3人1組で動いてください。

魔族がいたらそいつが倒せるか見極め、無理なら逃げること。

それでは出発してください。」


私は海の上を走っていく。


とりあえず血がどこまで広がっているのかを調べて、海の生物に影響がないように血を消していく。


途中、サメに何度か遭遇したが、本能で勝てないと知ったのか逃げていった。


4匹目で、クラーケンを呼び出して間引いてもらうことにした。


(今思ったけどなんでタコなのにクラーケン?

この世界で1度イカ焼きを見たけどタコだったんだよね、逆なのかな?)


疑問を持ったが、適当なところで思考を中断。


やっと血の周りを走り終わった。


ある程度の大きさがわかったので血をこちらに引き寄せる。


波に影響がないようにしながら持ってきたので時間がかかったが、除去は完了した。


ちょうどその時空に火柱がたった。


私はすぐにそこへ走った。


「見つけました!小さな怪我がありましたがそれも既に治し終わりました。

でも、まだ顔色が悪くて、」


「ありがとう。ん?これは毒か、ポイズンヒール」


神眼で毒が回っているのがわかったので治す。


「よし、これで大丈夫です。

海は綺麗にしました。建物は戻してないですがある程度なら戻せます。」


「ありがとう勇者たちよ。私を、なにより民を救ってくれて。

ポセイドン、彼らを魔界へ。

頑張ってください。」


ポセイドンがどこからか現れた。


私は出発する前に建物の時間を壊れる前の状態に戻しておいた。


そして、私と勇者たちはポセイドンに手伝ってもらい、魔界に着いた。


人魚の国を何が襲ったかは書いてませんが、シャルが何度か出会ったサメがその犯人です。

ただそれだけお伝えします。

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