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転んだら転生したので異世界でやりたいことやります  作者: 凍てつけ
『女王』 シャルティア・テスカトル
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6-6 亜人国との会談


会議の日から4日が経った。


貿易がしたいので、会談をしようという手紙を送った4カ国(エルフと獣人は2つで1つ)の内、キサラギさんを除いた3カ国が会議の4日後、、今日会談をしようと返事をくれた。


まず私はエルフと獣人の住む森に行く。


いつもなら比喩ではなく本当に飛んでいくが転移が使えることを思い出したので森の前に転移した。


しばらく森の中を歩く。


「すいません、ここの領主はどこにいますか?」


そこら辺を歩いていた女性のエルフを見つけたので話しかける。


「え?領主様ですか?それでしたら領主感の方にいらっしゃいますよ。」


彼女は優しく教えてくれた。


私は彼女に言われた通り低空飛行で領主館に向かう。


「何者だ。」


普通に入ろうとしたら当然のように兵士の人が私を止めに来た。


「テスカトル女王です。

この度はエルフ、獣人の2種ぞくの領主に会談をしたくまいりました。」


「そんな話は聞いてない。」


「じゃあ領主様に聞いてみてくだ」


私が最後まで言葉を言おうとした時に、領主館の窓を突き破って女性を抱き抱えた男性が飛び降りてきた。


「あ、お久しぶりです。」


「よくぞまいられました、シャルティア様。」


「ようこそシャルティア様。」


「な!り、領主様!」


飛び降りてきた人物はエルフと獣人の領主だった。


私2人に案内されて応接室に行く。


「このたびはお時間を頂きありがとうございます。

私から要件がありこちらにこさせて頂きました。」


「なんでも言っていいわよ。

あなたのおかげで私たちは和解できて、あなたが即位した次の日に結婚をしたのよ。」


(聞いていないよ。)


「そうでしたか、教えてくれれば私も出席しましたのに。

まあ、世間話はこれくらいにして、本題に入ります。」


一度区切る。


「今回こさせて頂いたのは、テスカトル王国とあなた方の国で貿易がしたいのでこさせていただきました。」


「「いいよ。」」


「え?」


まさかの即答。


私はこんなことを予測できるわけがなく、少しの間固まってしまった。


「あの、何を貿易するかは聞かないのですか?」


「はは、戦争を止めてくれた恩人の頼み事だ。聞かないわけがない。」


私はこの瞬間、過去の私を褒めたくなった。


(ありがとう、私!)


「テスカトル王国はあなた方が作る、果実と果実酒が欲しいのです。

後はあなた方の国が私の国の何が欲しいのか、教えていただけませんか?」


「ふむ、果実と果実酒、、いらないくらい余ってるからタダでいいよ?」


「いえ、それでは貿易にならないのです。」


「うーん、、」


こちらが一方的にもらっていたら何かと民や他国から不満の声が上がることがある。


だからこちらからも何か提供したい。


「じゃあ、こちらはお肉を望んでもいいかな?」


テスカトル王国は自給率が高くて、お肉も野菜も大量にあるのでOKした。


「そう言えばここの国の名前ってなんて言うんですか?」


「エルフと獣人の住む国だから亜人国になった。」


「へー、でも亜人だと、ドワーフと人魚も入るんじゃないんですか?」


「いや、不思議なことに入らないんだよ。」


たしかに不思議だ。


まあ知りたいことが知れたのでいいとする。


その後は亜人国を観光させてもらった。


戦争の時にはなかったようなものが沢山あり、なんと、冒険者ギルドまであった。


中に入ってみると、また驚くことに、ギルド職員は全員エルフと獣人、ギルドの中にいる冒険者たちは人がいるにはいるが少なかった。


職員に理由を聞いてみた。


「はい、それがこのギルドができてから人の冒険者も入ってきたのですが、エルフや獣人を誘拐しようとした事件が多くて、それでこの森に入る時は厳重なチェックが必要になり、それを通れる冒険者が少なかったのでこんなに人が少ないんですよ。」


「あははー、大変なんですね。」


「でもその代わりにこのギルドが1番喧嘩などが少ないんですよ。」


必然的な1位だな。


私は森を出て次の会談場所に向かった。


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