4-4 2つ目の依頼
日曜日に2人でプールに遊びに行くことにした。
この地域のプールは2つあって、1つは市民用の自由に遊べるプールでもう1つは予約制の貸切プールだ。
私は市民用のプールだと思い、適当な水着を買って用意をしていたら、家にみずきちゃんが来て、行くことにした。
「まさか貸切だとは思わなかったよ。」
「大丈夫だよ、遊ぶための道具ならたくさん持ってきたから!
それに、お父さんに話したら、何をされるかわからないって言って、勝手に借りちゃったんだもん。」
「あははー過保護だね。」
みずきちゃんのいうことも確かにわかるけど、こんな簡単に予約制のプールを借りれるとは思っていなかった。
数分歩いてプールにつく。
そこは、ふたりで使うにはとても大きすぎる場所だった。
「思ったより広かったねティアちゃん。」
「本当だね。」
更衣室で着替えてプールがある場所に行ってプールを見てみると、とても広く、ここはふたりだけで使うような場所ではなかった。
「まあ、いっか。とにかく遊ぼー!
まずは浮き輪かな?」
「その前に準備体操をしようね?」
「そうだったねー。」
みずきちゃんはいつもよりテンションが高めだ。
もちろん私もそうだけど。
速攻で準備体操を終わらせて浮き輪を持ってプールに入る。
「冷たくて気持ちいいねみずきちゃん。」
「ひゃっほー!」
プールの冷たさは外の気温を考えると天国で、とても幸せだった。
浮き輪で、輪っか状のプールを一周して、浮き輪をかたす。
そして私が唯一持ってきた空気を入れるタイプのボールを使って、ふたりでバレーもどきをする。
「そろそろやめて本気で泳ぐ?」
「いいかもね。」
「じゃあここを一周するのでどちらが早いか勝負しない?」
「いいよ、じゃあ始めよっか。」
私のその言葉でふたりでプールの真ん中に立つ。
そしてよーいドンと言ってスタートする。
はじめに先頭に出たのはみずきちゃんで、本当に僅差だけれど私が負けている。
そのままの順位で中間地点に到達する。
ここでみずきちゃんのスピードが落ちてきたのでほんの少しづつスピードを出していき、相手のスタミナが切れてきたと思わせて焦らせる。
そのまま泳ぎ続けて残り30メートルあたりで抜かすことが出来たけど、みずきちゃんがラストスパートをかけてきてギリギリの戦いになってきた。
私もラストスパートをかけて本気で泳ぐが、みずきちゃんと並んでゴールする形になった。
「はぁはぁ、あとちょっとでティアちゃんに勝てたかもしれないけど引き分けだったね。
でも楽しかったよ。」
「私も久しぶりにこんなに本気で泳げたから楽しかったよ。」
「ティアちゃん、次はウォータースライダーをやろうよ!」
(まだ疲れてないのかな?
体力が多いいな。)
その後午後6時まで長い間泳いだり休んだりを繰り返して遊でいたらそれだけ時間が経っていた。
館内に指導放送が流れたのに時間に気づいて2人で慌てて着替えて外に出る。
「いやー楽しかったね!」
「うん。みずきちゃんが誘ってくれたからだよ。ありがとね。」
「いえいえ、その代わりまた遊んでね?」
「もちろん遊ぶよ。」
日曜が終わって、すぐに平日になる。
月曜と火曜で部活の調査をしたけど、私の作った魔法が必要ないくらい、しっかりと活動をしていた。
「さて、今日も放課後部活の調査かー。」
「今日はどこに行こっか。」
「その前にポストを見ていこー。」
2人で昼休みにポストを確認しに行く。
「ありゃりゃー、入ってたね。」
ポストの中には手紙が1枚だけ入っていた。
その内容は初めてのケースの恋愛相談だった。
この内容も簡単にまとめる。
『好きな人がいます。
女子の気持ちがわからないので、心が揺れるようにするにはどうすればいいでしょうか?
今日の放課後に解決部の部室に行くので教えてください。』
「これはちょっと難しいね。
女子の気持ちはわからないのは当然だけど、まさか私たちに聞くとは思わなかったな。」
「確かに、心が揺れるというのは難しそうですね。」
この依頼について、私たちは悩むことになった。
変換ミスを修正しました。
一家→いっか




