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2-13 事後処理


魔王を吸収した魔神を倒してから、私たち勇者一行は城に戻ってきていた。

理由は2つ。

1つは勇者たちへのお礼だ。

もう1つは魔神が死んだのでその処理をするためだ。


まず帰ってすぐに私服からローブに着替えた。

そしてほかの3人を呼び出しす。


「みなさん、この度は魔王討伐をしてくださりありがとうございました。

元々の目的である魔王だけではなく、魔神まで討伐していただいたのでこの世界に本当の平和が訪れました。

本当にありがとうございました。」

「「「恐れ多いお言葉。」」」

「それで、皆様に褒美を取らせようと思います。

まずキサラギ様、あなたは元の世界に戻してあげます。」

「お待ちください。俺はこの世界で生きていきたいです。」


正直驚いた。

地元に帰りたくないのか。

まあ本人の決めたことなので私は特に何も言わずにそれを了承するのみ。


「分かりました。

では何が欲しいか仰ってください。」

「俺は、、シャルティア様が欲しいです。」

「すみませんが、その告白を受け取ることは出来ません。

ですが、私が女王になるまでに私の心をつかむことが出来たら、その時はその告白を受けましょう。」

「頑張ります!」

「それで褒美の方ですが、私の方で城の近くにお屋敷を用意しましょう。

それか、魔王たちが住んでいた魔界の開拓をお願いしたいのですが。」

「俺が一国の王様になることができるかもしれないんです?」

「もしかしたらそうなるかもしれません。」

「ではそうさせて頂きます。」


とりあえずこれでいいかな。

私はこのあと3ヶ月だけ異文化交流という名目で日本に行くから帰ったらどうなってるかきになるな。

後はテイナーさんとクリストさんか。


「次にテイナー様、何が欲しいか仰ってください。」

「俺には安定した収入源を貰えませんか?」

「ではこの国の大臣の職でよろしいでしょうか?」

「それで十分でございます。」


テイナーさんはちゃんと考えた願いだったな。


「最後にクリスト様、何が欲しいか仰ってください。」

「俺には国境を無料でこえることが出来るパスポートをください。」

「そのようなものでいいのでしょうか?」

「はい、俺にはこれで十分です。」

「分かりました。後日お渡しします。」


私はすぐに近くの騎士に頼み通行書を発行させる。


3人とも話が終わると城から出ていった。


その後私はお父様のいる執務室へ向かった。


「ティア、これから女王になるために本当に旅に行くのか?」


お父様は城についてからずっとこんな感じである。


「私はもう決めましたので。」


それだけ言うと、お父様は決意したようで私は明日出発すると言って部屋に戻った。

部屋に戻ってなにか必要そうなものをアイテムボックスに入れていく。

数分で明日の用意は終わった。


まだ時間的には昼頃なので昼食を兼ねて城下町を久しぶりに見に行くことにした。


「メロンを1つください。」

「あ、姫様じゃねえか。この前に娘を助けてくれてありがとうございます。お代、入りませんよ。」

「それは悪いですよ。」

「そんなこと言わずにどうぞ。」

「ありがとうございます。」


そんな予想外な厚意に甘えながら少しブラブラする。


その後少し外に出て魔物を狩る。

私は女の敵のゴブリンを中心的に狩る。

ゴブリンは繁殖力が高く種族は関係なくメスであれば襲ってくるのでなかなか怖い。

ちなみにゴブリンは黒くて繁殖力が高かったのでGを思い出した。


(、、、ゴキブリ→ゴキブリン→ゴブリン?)


そんな無駄なことを考えながら純粋な魔力の塊をぶつけて狩っていく。


程々でやめて王城に戻る。

久しぶりの家族での食事を楽しんだ。

その時食べた食事は温かくて心がほっこりした。

自分が気づいてないだけで精神的には辛いのかもしれない。

学園生活で癒そう。


寝る前にステータスのチェックをしておいた。



Lv80(Lv42→Lv80)

名前︰シャルティア・テスカトル

職業︰賢者

選択可能職業︰魔法使い、槍士Lv1



HP


8000/8000(+2,000)


MP


無制限


攻撃力


58


防御力


60


敏捷性


72


スタミナ


83


筋肉量


29



スキル

魔力制御 無詠唱 魔法威力上昇

全魔法適性 敵対魔法無効

魔法作成

神眼 魔眼 読心 獲得経験値上昇

危険察知 生命探知 魔力探知

知覚操作


加護︰女神の加護、女戦記の加護、火の精霊王の加護、獣人の加護 森人の加護


称号

聖女、賢者、英雄、神殺し



邪神を倒したせいで神殺しがついている。

それにステータスもすごい上がっていた。

適性がまとまっている。

だけど恐怖体制が消えてしまった。


そんなことを少し考えていると大きめの眠気が襲ってきた。

手っ取り早くネグリジェに着替えてベットに入った。


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