始まり→逃走の果てに
その日は雨が降っていた
前が見えないほどの大雨
私は今まで出したこともないスピードで必死に山を駆け降りる
地面がぬかるんでうまく走れない
走るたびに金色の美しく透き通った長髪がを命を持ったように宙を舞いゆれる
私の後ろではとても獰猛な野生の獣が5~6頭ほど明確な殺意を持ち息を荒げ私を追ってくる
私は恐怖と不安で体はガタガタと震え、顔は涙でグシャグシャになっていた
それでも私は逃げ続ける。
絶対に捕まってはいけない。
捕まったら最後惨たらしく食い殺され人としての形は保たれないだろう。
私の中は死への恐怖で満たされつつあった。
なんで私が追われているの?なんで殺そうとしてくるの?そう思うばかり
でも追われている理由は一つだけ心当たりがある。いや、”あれ”しかない
私が王宮の地下の最奥に保管されていた”あの一冊の本”
私が”あれ”を開いてしまってせいで……
この物語はここから始まったんだと……
初めまして秋葉きもおです。文才はなく読みにくいと思いますが、私が考え付く限りの面白い作品ができたのでこれからの展開を楽しみにしていただけると光栄です。
これからドンドン投稿していきたいと思うので応援よろしくお願いします!