アキラとソウマ
1人でトレーニングに励むアキラ君…一応主人公なのでそういうシーンがないとね
トレーニング室に入った俺は、とりあえずほかに人がいないか探す事にした。トレーニング室と言っても、ジムの様な広い造りになっている。この部屋はあまり活用された事が無く、管理人すらいないのが現状だ。
「誰かいませんか〜」
問いかけて見るも返答がない、ここまでに人がいないと寂しくなる。他の班はまだミーティングという可能性もあったが、そこまで気にする事でもないと思い、1人でトレーニングを始めた…
1時間近く、接近術の基礎練習をした後、自分の異能力のコントロールを試すことにしようと思った。ほとんどの異能力に耐えられる特別室に移ろうとしたら、ドアの開く音が聞こえた。
「おーい!アキラ!まだいるか〜?いるなら実践訓練をしないか?」
「ソウマか!俺も相手が欲しくてウズウズしてたんだよ!んで…この1時間なにしてたの?」
「俺?俺はちょっと調べものをな」
「ふーん…とりあえず俺と勝負しよう!」
「あぁ!いいぜ!お前との戦いはたのしみだったんだよ」
「まぁな、なんてったって俺は近距離戦闘300人中の4位だからな!」
「…お前の筆記試験の事は言わないでおいてやるよ」
「…ソウマは近距離戦闘100位なんだからな!」
「筆記は2位なんだよな〜アキラ君」
「くっ…とにかく、早く始めるぞ!」
「はいはい…」
こうして2人は特別室に入っていった…ソウマと俺は昔からの知り合い、よくチャンバラもした。これで何度目の勝負になるか覚えてなかった…ただ純粋にこの勝負を楽しみたかった、明日の事なんて頭から消えていた…
トレーニングのシーンはすぐに終わりました…次はソウマとの勝負です!アキラ君の能力と、ソウマ君の能力のガチ勝負を書きたいと思います!






