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夢幻世界(インフィニティ・ワールド)  作者: のぎ
アキラ班…結成!
13/14

フィールド

対先生でセツナとソウマばっかり目立ってるのはきっと気のせい…

カズサの目の前まで振り下ろした瞬間…森のフィールドから砂漠に変化する。

持っていた木の枝も、周りの木も、砂へと化していく…


「嘘でしょ…!」

「ナイスタイミングだな…」


そして周りが砂漠になった事で、ソウマの位置も分かってしまう。


「まずはセツナ…君からだ。」


とっさに殴る姿勢を取ったセツナだったが、素手では到底、太刀打ちできない。

あらかじめ、腕に装着しておいた科学武器を発動させる。


「これなら先生でも受けきれないでしょ。」

「そんな短絡的な攻撃では当たらんよ、工夫は大事だと、さっきも言っただろう?」


カズサは思い切り砂を蹴りあげ、セツナの視界を遮る。

セツナの闇雲に放ったパンチは、カズサにすんなりとかわされてしまう…


「卑怯なっ…!」

「勝てばいいんだ…それにこの戦闘は君達の実力を見るものだしな。」


そう言いながら、セツナに回し蹴りを喰らわせる。

その場でよろめいたセツナは砂漠の砂で足を持っていかれて、後ろに倒れてしまう…

もう一度攻撃にかかるセツナだったが、とっさに掴んだ砂をセツナの目に投げつける。

一瞬だが気を奪った隙に、ソウマが一気にセツナに走り込み、攻撃をしかける。


左手の指先には前日の雷とは、明らかに違う量の雷が、バチバチと音をたてながら散っていた。


「雷迅…!」

「くそっ…!!」


鋭く降ろされた雷を、間一髪で避けたセツナだったが、地面に雷が落ちた瞬間に、凄い勢いで雷が飛び散る…

その雷に対応しきれなかったセツナは電流を受けてしまう…


「ぐっ……なかなかやるな…はぁ…目も痛いし、体も電流で思うように動かないんじゃないか…?」

「先生が油断してっからだろ?」

「へぇ〜、言うじゃないか…もう、実力も分かってきた頃だし、そろそろ終わらせようか?アキラ君が来なかったのは残念だったけどね。」

「そうだな、セツナ…まだ行けるよな?」

「当たり前でしょ…」

「最終ラウンドだね、2人とも。」


カズサがそう言い終えると、またしてもフィールドが変わっていく。

おそらく最後になるであろうフィールドは死角の多い洞窟になっていった…



いよいよ先生との戦いの終局!このまま主人公いなくても終わりそう…笑笑

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