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夢幻世界(インフィニティ・ワールド)  作者: のぎ
アキラ班…結成!
10/14

セツナの特訓(セツナpart)

アキラと別れた後のセツナpartです。難しく考えず読んでください!

ミーティングが終わった瞬間に飛び出して行った…アキラ…きっとあいつはバカなのね…少しくらい体を休めればいいのに…そう思いながら、ソウマに話しかけてみる。


「ねぇ、アキラっていつもあんな感じなの?」

「ずっとちっちゃい時からあんなだな…何も成長してねぇよ、あいつは」

「ふーん、やっぱりバカでしょ?」

「まぁ、真っ直ぐなやつだな」

「バカなのね」

「…まぁ、そうとも言うかもな」

「あなたはこれから何をするの?」

「特には…まぁ、調べ物してくるかな」

「それが終ったらアキラのところに行ってあげなさい、私は1人でトレーニングするから。」

「ヘイヘイ…わぁったよ、んじゃ明日な」

「また明日…」


そう言って2人はわかれた…ソウマとわかれた後いつもの洞窟へ行った。

これは小さい頃から行っている洞窟なのだが…鋼鉄よりも硬い岩がゴロゴロとある…これを壊すトレーニングなのだが、なかなかに壊れない。

セツナは国に与えられた。科学武器を腕につける…セツナの武器は筋肉を刺激して、破壊力を格段に上げる。しかし、その代償ももちろんある。


「はぁぁぁぁっ!!」


セツナは体の筋肉をすべて使い、最終的に腕に力を込める…思い切り殴った岩に衝撃が走るが…ヒビひとつ入らなかった…


「どうしてここの岩はこんなに硬いの…ヒビすら入らないなんて…」


うぅ…とセツナは小さく声をもらす…腕に負担がかかったのだ、岩が硬いのと相まって、激痛がセツナを襲う


「おうおう…どーした、セツナ」

「カズサ先生…どうしてここに?」

「簡単な事だが、あとをつけて見ただけだ」

「先生…怖いです」

「まぁ、そういうな…ちゃんと班のメンバーの事を知らなくてはな、めんどくさいけどこれも仕事だ。」

「だからってストーキングしなくても…」

「まぁまぁ、この岩に向かって思い切り殴ってたな…さて」


カズサはそう言うと空間から短刀を出してみせた。その短刀にはオーラの様なものが纏っていた。


「まぁ、見てろ…」


フンッと、声をだしたカズサは両手で思い切り短刀を岩に刺した、その後に短刀を岩から抜くと、オーラの様なものは消えていた…次の瞬間…岩は粉々に粉砕された、それを見ていたセツナは声にならないほど驚いていた。


「カズサ先生…今のどうやって…」

「セツナとは力の入れ方が違かっただけだよ、セツナは殴るのに対して、私は切れ目を入れ、そこにエネルギーを放出したんだ。中身は対して硬くなかったってことだ。まぁ、弱点を見極めるのも戦いの醍醐味だね」

「ありがとうございます、勉強になりました。」

「ふふん!先生は少し嬉しいんだ」

「なにがですか?」

「こんなに優秀な部下を持てたんだから…」

「そうですか?それは過大評価し過ぎでは…」

「いつか分かるさ、んじゃ私は2人のところに行ってくるかな」

「ありがとうございました。」


弱点を見極める…これは長所の裏返しだとセツナは捉えた。

今の岩は外側がとても硬かった…だけどそれは、中を守るためだと…そこまで考えて、セツナは思った。


「先生は今、岩の表面も…簡単に貫いた…?」


セツナは優等生だったが、セツナにも分からないことは沢山あった…他の岩をロックオンして、岩を破壊するトレーニングを続けた…

次は…カズサ先生とアキラpartになると思います。更新遅れてごめんなさいです。

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