表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢幻世界(インフィニティ・ワールド)  作者: のぎ
イベント!
1/14

お正月!2017!

お正月の特別回です!お正月感は全く無いですけど

1月1日、元日、おれとソウマはコタツでゲームをしていた…


「おい!アキラ!それは卑怯だぞ!」

「いやいや、ルールで認められてるもんねー!」

「なんだと!」


朝から晩までずっと格ゲーをやる予定だった…あいつが来るまでは…


「アキラ、ソウマ…いる?」

「げっ…なんでセツナが俺ん家を知ってるんだよ…」

「知るかよ…とにかく静か〜にゲームして居留守使おう」

「2人ともいるよね?入るわね」


ガチャリとドアの開く音が聞こえる…そしてスタスタと歩く音も、


「なんで鍵掛けてねーんだよ!?」

「いや、たしか掛けたって!おれは掛けたよ!!」

「なにを言い争いしてるの?2人とも」

「いやいや、なんでもないよ?なっ!ソウマ?」

「お、おう。なんもないぜ」

「そう…とにかく。今からトレーニング始めるよ」

「はっ?今日なんの日か知ってるのかよ…」「これだから暴力女は…」

「2人ともなにか言った?」

「いえ…なにも」


2人で口を揃えて言う…そして思い立ったようにソウマが突然、


「セツナ!この格ゲーで勝てたら練習につき合ってやるよ」

「なにが悲しくてあなたとやらなきゃ…」

「へー?負けるのが怖いんだ?なぁ、アキラ、こいつ逃げてんぞ」

「マジかよセツナ〜こんなの安い脅しに逃げちゃうくらいに弱いのかよ」

「そんなショボイ挑発に乗るのは(しゃく)だけど、いいわ…私が勝ったらその代わり私が良いって言うまで特訓だからね」

「いいぜやってやるよ!」


こうして、2人の勝負が始まった…


「セツナ!なかなか強いな!」

「…」

「なんだ?おいおい負けちゃうぞ?」

「…」

「今更負けるのが怖くなったのか?このまま勝ってやるよ!」


…挑発し続けたソウマは20秒後メタメタにされ…残り2ラウンドも完勝されて終わった…


「はい。約束…行くよ」

「ごめんなさい…外に出たくないよぉ!!」

「全く…今日ぐらいはそのクソゲーをやってあげてもいいわよ」


こうしてアキラ達3人は一晩中格ゲーをしてアキラらしい元日を過ごしました…


「あぁ!おせちもお雑煮も食べてないっ!」

「なにやってんだよ!アキラ!」

「ソウマが、格ゲーやろうって言うから!」

「2人とも…私の正月を返して」

「…はぁ!?」「なんだと!?」


END

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ