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「只今より魔法化学校入学式を始めます。初めに校長先生のお話」
校長の登場。ヒゲが威厳を引き立てているな。それから話が長い。
「で、あるからこの学校は・・・(以下略)」
「次に三年主席エル・コーフより歓迎の挨拶」
三年主席マジカッコイイ。イケメン過ぎる。
「今年の入学生は筆記テストでの出来がかなり良かったそうで何よりだ。私は平民の出だったから最初の筆記テストは散々な結果だったよ。それでも今では主席の身だ。私が言いたいのは努力すればなんとかなるってことだね。君たちも頑張ってくれ。以上だ。」
はなすこともイケメンだね。次俺の番じゃん。どうしよ。
「それでは今年度主席のリオル・マルクス君、入学の挨拶をお願いします。」
「はい。校長先生、コーフ先輩、素晴らしいお話をありがとうございました。長ったらしい話は嫌いなので要点だけ。僕はこの学校で魔法を学び、友人を作り、出来れば恋人も作りたいと思っています。」
あ、笑われた。変な事言ったか?
「3年間、今日共に入学した仲間と切磋琢磨し合いながら成長して行きたいというのがこの学校での目標です。これからよろしくお願いします。」
「ありがとうございました。以上で入学式を終わります。この後入学生は事前に配られた冊子の案内に従い各クラスに移動してください。」
お、クラス分けだぜ。俺は・・・B組か。移動しよっと!