恐怖!舞う鎌、踊るルーク
「そっちがこないならこっちにも考えがある!」
そう叫び全力で走りだした。
「逃げるっ!」
ルークは戦闘から逃げ出した。
だが、ブラッディマンティスに先に回り込まれた。
「なんだよ!さっきまでこなかったくせに!」
ぶつくさ文句を言うが、ブラッディマンティスはすばやい動きでカサカサと距離を詰めてきた。
そして舞うような動きで鎌を使いこちらを斬りつけてきた。
しかし物理ならばダメージは通らない、ルークはチャンスだと考え鎌の動きに合わせて剣を動かした。
「よっ!ほっ!痛い!よっ!ほっ!ほっ痛い!痛い!痛いってば!痛いって言ってるだろ!うりゃあ!」
5回ほど当てられたがまだ数は足りない。
しかし鎌の動きはまだ止まらずこちらを襲い続けている。
もはや、鎌をあてられその衝撃で踊るような形になっている。
マンティスの鎌に踊らされながらもルークは、とあるスキルを使う。
それは、泥濘作成だ。
レベルは2だが深さ20センチほどの泥濘を作成することができる。
ブラッディマンティスは泥濘に足をとられ動けなくなった。
「どうだ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!」
動けなくなったブラッディマンティスの後ろへと回り込みお尻のほうを斬りつけまくりスキルを頂く。
ちょっど頂いたころに、ルークは自分の真下から衝撃を感じた。
感じた瞬間にはすでに空中に打ち上げられており自由落下が始まった。
着地地点はマンティスにより調節されてマンティスのちょうど真ん前へと落とされた。
そうしてまた鎌による乱舞が始まった。
ダメージはないが衝撃はくる、またトラウマは間違いないがいつまでもこのままでいる訳にもいかず、横へと転がり鎌の届く範囲から逃れた。
「怖い・・・。」
スキルは頂いた。
なのでマンティスに背中を向けすぐさま逃走を開始した。今度は回り込まれる心配もない。
「あばよ!鎌やろう!」
風魔法で押し戻されそうになったが、たまたま籠手にあたり無効化されたので気にせず全力で走りぬけた。
とりあえずは、安全なところまで逃げ切った。
「はぁ、はぁ、危なかった、死ぬかと思った。」
探知スキルに上へと向かう階段が記されたのでそのまま上の階層へと進む。
ルーク現在45階層、ただいま目の前にはまた泥濘が広がっています。
「また泥濘ですか。」
そう呟きまた泥濘の中を進んでいった。
名前 ルーク・オリファント 年 16
職業 冒険者 ランク C
称号 スキルプラッカー
レベル 20
hp 152(+150)
mp 72
atk 39 (+80)
def 46(+40+360+30+90)
int 82
spd 86(+80)
luk 58
スキル
鑑定 Lv.Max
探知 Lv.6
鳥走り Lv.5
剣 Lv.1
光合成 Lv.4
生命力 Lv.5
成長 Lv.2
硬さ Lv.2
火耐性 Lv.2
衝撃耐性 Lv.2
物理耐性 Lv.8
頑丈 Lv.6
石化攻撃 Lv.4
鬼の腕力 Lv.4
鬼の脚力 Lv.4
ラウンドハウス Lv.3
物質収納 Lv.1
水中行動 Lv.4
無呼吸連打 Lv.3
泥濘作成 Lv.2
酸素供給 Lv.3
木なりの硬さ Lv.3
蜜ホルダー Lv.4
品質保存 Lv.5
蜜精製 Lv.3
突進 lv2
毒攻撃 Lv.4
昆虫の甲殻Lv.3
鎌鼬 Lv.4
風魔法 Lv.4
複眼 Lv.4
壁面移動 Lv.5
鎌乱舞 Lv.4