表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルプラッカー  作者: 山田
迷宮奮闘篇
6/62

閑話 幼馴染たちの杞憂

その頃地上では、ルークの幼馴染達が騒いでいた。

主にキャサリンが。


「ルークがダンジョンに入ってからもう1週間以上もたつんだよ!どう考えてもおかしいよ!」

「落ち着けよ、もしかしたら本当は入ってなくてどこか別の場所に潜んでるだけかもしれないだろ」

「なんでそんなに落ち着いていられるの?!受付の人に確認したら中に入ったのは確かなんだってわかったでしょ!」

「それはそうだけども・・・」

「もういい!私、ギルドに行って捜索依頼出してくる!今日こそは止めないでね!」

「はぁ、わかったよ。好きにすればいい・・・って聞いてないか。」


聞き終わる前にはすでにキャサリンは立ち去っていた。




「すいません!ルークがダンジョンからもう1週間以上も帰ってこないんです!捜索をお願いします。」

そうして全力で走り、息を切らしながら受付へと到着し早口で伝えた。


「まずは落ち着いてください。」


そう言われとりあえず息を整えるキャサリン。


「1週間以上帰ってきていないとのことですが、確証がなければ捜索することはできません。捜索にもお金はかかりますし、危険も伴います。」


そういいキャサリンは門前払いを受けた。

その後も抗議するも取り合ってもらえず時間だけが過ぎていった。


キャサリンは、途方に暮れ街中を歩いていた。


「キャサリンどうだった?」


キャサリンは首を横に振る。


「そうか・・・もしかしたら捜索してくれるのかも思ったんだけどな、やっぱり取り合ってもらえなかったか。」


キャサリンは決意を込めた目で、ボブを見てこう告げた。


「私、ルークを探しにダンジョンに潜るよ。」


ボブはやれやれという感じでこう返した。


「そうくると思ったよ。俺も行く。準備はもう出来てるよ。」

「ボブならついて来てくれると思った。私も準備はできてる。」

「絶対にルークを見つけよう。」

「あぁもちろんだ。」


そういい2人は、ダンジョンの入り口へと向かい中へと入っていった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ