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スキルプラッカー  作者: 山田
悪党退治編
55/62

真の勇者?

「あいつら知ってる?」


魔眼の勇者にそう問いかけた。


「あの爺共は見たことがあるぞ。確か勇者教の教祖とその取り巻きだよ。あの若い奴は知らんな。」


「でも魔王とほぼ互角だぞ。っていうか腕が吹き飛んでも再生してるし。」


「さぁな見たことない。」


「そんなことより魔王様に助太刀しなくては!!」


「ラルノルトあの戦いの中に入っていけると思ってるのか?ラルノルトごときが?」


「なっ?!?!俺はちょっとモノを調べたり潜入したりする裏方の能力のほうが優れてるだけですぅ!」


「はいはい。」


そんな話をしていると教祖が話しかけてきた。


「これはこれは魔眼の勇者殿。こんな所になにをしに来られたのですかな?」


「なにをとは、無論魔王を倒しにきたのだ。」


「そうですか。しかしもう必要はないですな。なにせ真の勇者殿が現れたのですから。」


「あれが?真の勇者?」


「えぇ、ですからもう必要ありませぬ。そこで見学でもして時間を潰しておいてはいかがですかな?」


「はぁ?!?!なんだと糞爺!」


「おー怖い怖い、勇者と言うのが疑わしいですな。」


「くっ!貴様ッ!我が魔眼の糧としてやろうか!!」


「まぁまぁ落ち着きなよメルメル。」


「誰がメルメルだ!!」


「おや?あなたは確かルーク君だったかな?」


「いや、違いますけど。」


「人違いだったかの。まぁよいですわい大人しく見学。しておくのですぞ。」


そういい爺はまた元の位置に戻っていった。


「戻ってこい糞爺!!」


「まぁまぁ落ち着きなよメルメル。」


そういいながらラルノルトに目線で合図を送った。


「誰がメルメルだ!!」


しかしラルノルトは首を傾げている。

ルークはもう一度合図を送った。

しかしラルノルトはまだ首を傾げている。

ルークは今度はジェスチャー付きで合図を送った。

エーベルハルトを指さし自分の目を指しその後指を何もない方向に指し、両手で剣を振るジェスチャーをして、その後腕に力こぶを作り手で大きくなるというジェスチャーをした。

しかしラルノルトは目をすぼめて不思議そうな顔でこっちを見ている。


「なんでやねん!!ちょっとこっちきて!!」


ラルノルトを少し離れた所に連れて行き内容を伝える。


「魔眼の勇者のスキルがほしいから注意をそらせって言ってるのわからないかな?!」


「わかるか!!」


「はぁ・・・。とりあえず今のでわかったでしょ?じゃあ注意そらすのよろしく。」


またエーベルハルトの元へと戻った。


「なにをしていたんだ?」


「はぁ?何もしてないし。」


「そんなことよりあれ見ろよ!勇者と魔王の戦い!凄いぞ!!!」 


「あ、あぁ確かに凄いな。」


「だろ!!」


ラルノルトがこっちをドヤ顔で見てきた。


(うざっ。) 


そして一応気のそれたエーベルハルトからスキルを習得した。


「さぁ、どうする。本当にこのまま見学するのか?」


「なっ?!?!」


「どうした?メルメル?家が恋しくなったのか?」


「違うわ!!やつらのステータスを見てみろ。」



ヴィアチェスラフ = メドヴェージェフ 

職業 魔王

称号 暴虐の魔王

レベル 420


hp 70000

atk 50000

def 70000

int 75000

spd 55000

luk 150


スキル

魔王 Lv.Max

多層重結界 Lv.Max

魔法無効 Lv.Max

状態異常無効 Lv.Max

大魔神の加護 Lv.Max

覇気 Lv.Max

逢魔時 Lv.Max

破壊光線 Lv.Max

事象改変 Lv.Max

不老 Lv.Max

無限魔力 Lv.Max

破壊の権化 Lv.Max



なし

職業 勇者

称号 最強の人造勇者


atk 50000

def 50000

int 50000

spd 50000

luc 50000


スキル

勇者 Lv.Max

不死 Lv.Max

聖痕 Lv.Max

多次元操作 Lv.Max

無限魔力 Lv.Max

欠損自動修復 Lv.Max

事象破壊 Lv.Max

時間停止 Lv.Max


「強いなぁ。人造?もしかして勇者教の連中が造り出したのか?」


「やつらが連れてきたということは恐らくそういうことだろう。」


「ふーん、暴走とかしないんかな?」


「さぁ。どうだろうな。」


「とりあえずこのまま成り行きを見守るのが一番賢そうだな。弱ったところをこうすばっと。」


「この俺にかかれば2人だろうが3人だろうが・・・。」


「ふーん。」


「様子を見ようか。」


そう言いしばらく様子を見守ることにした。

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