スキルを試そう。
ルークは家に帰ると地下の訓練所でさっそくスキルの合成を始めた。
「さぁ今日も気張って合成しよー。」
これがこうでこれは駄目でなど色々な組み合わせを試しては分解で、スキルを分解して組み直しを繰り返してついにこんな感じだろうというスキルになった。
固定砲台+詠唱短縮+並列詠唱+連射力強化+魔力削減=集中砲魔・低燃費 Lv.Max
闘龍鬼纏+剣気=勁尖烈纏 Lv.Max
感知探分析+見渡す目+完全無欠+絶対六感+弱点看破+策略=万知 Lv.Max
火魔法+雷魔法+土魔法+風魔法+水魔法+闇魔法+光魔法+氷魔法+補助魔法+回復魔法+混合魔法=万象魔法 Lv.Max
発火+粘炎+白焔+竜火=豪焔 Lv.Max
幻風+幻炎=幻風炎 Lv.Max
なんでもボックス+収監空間=なんでもボックスα Lv.Max
アサシン+騎士+壊し屋 =死の騎士 Lv.Max
剣豪+傭兵+賞金稼ぎ+冒険者=戦争の剣客 Lv.Max
狩人+盗賊+酸+状態異常攻撃+状態異常魔法=疫病の弓士 Lv.Max
商人+貴族+魔の天秤=飢餓の商人 Lv.Max
魔法使い+僧侶=賢者 Lv.Max
魔剣豪+一刀烈斬+舞連速刀斬+魔炎剣=魔剣王 Lv.Max
指弾+破魔弓=破魔指弾 Lv.Max
「よーし。」
ルークは早速スキルを確かめた。
「集中砲魔使ってみよう。」
的に向けて集中砲魔を使い魔法を放った。
すると凄いな速度で魔法が的に向かい飛んでいった。
「一秒に30発くらいかな。」
詠唱短縮のお陰で魔法のレベル5までは秒間30発撃つことが可能になった。
次に勁尖烈纏、纏って気を凝縮して的を殴ると物理結界ごと吹き飛び跡形も無くなった。
万知はもうこの世の大体のものは知らべることができるスキルだ。
この大陸や隣の大陸、空の上なども調べたが空の上に一部調べられないところがあり、他にも世界各地に同じような所があった。このスキルの欠点はある程度は勝手にわかるようになっているが探す気になったり知りたいと思わないと分からないことだろう。
万象魔法は自然現象などを魔力と引き換えに起こすことができる魔法だった。
試しに外に出て周りに何もないところで地面から噴火を再現したら物凄い音を立てて地面が噴火した。
他にも津波を起こしたり稲妻を自由に起こしたり重力を操ったり光線を放ったりと他にも色々なことができた。
「おぉー。」
他のスキルは効果がまだいまいち分からないものと属性が追加されたようなものだった。
「よしこれでいいや!どう?」
そういいラルノルトをまた取り出した。
「なにが?!」
「みてたでしょ?どう?」
「感想言う必要ある?」
「いや感想じゃなくて案内してくれるかどうかってこと。」
「あぁそっちなのね。さっきの見たら余計案内したくないわ!」
「まぁ新しいスキルで魔王の居場所わかったからもういらないけどね。」
「だったら聞くなよ・・・。えっ?わかったの?」
「わかった。」
「嘘だろ!?!?」
「ホントだよー。ここから西へ西へと進んだ大陸の山に囲まれた所に城があるんだよね?」
「マジかよ!?!?」
「まぁそういうことでー。」
そしてラルノルトをもう一度空間の中へと収納した。
「さてと魔眼の勇者と杖の勇者の居場所もわかったし杖の勇者から訪ねようかな。」
未来予測を使わなくても合成結果に無理があるということを言われそうな気がします。




