勇者様様様々THE まぁ。
「何この状況。」
よくはないなと思いすぐさま顔を隠した。
顔を覚えられていないうちに隠せたので擬態で顔を変えてギルドカードの情報も別のものに変えた。
「ここの迷宮は現在騎士団で使用中だ。君は冒険者か?どちらかが使用しているときは立ち入らないのが規定のはずだ。」
(待ち伏せじゃないのか?)
念のためギルドカードの年齢をもっと上に設定し姿ももっと上にした。
「貴様らは一体なんじゃ。」
「王国騎士団だ。現在勇者様方が使用中だ。即刻立ち去ってもらおう。それとギルドカードを出してもらおうか。」
「ふん!口の聞き方がなっとらん。わしゃ帰るぞ。」
おじいちゃんルークは騎士達の間を通り抜けようとした。
「こら!待ちなさい!」
そういいおじいちゃんルークの手が掴まれた。
「捕まえたぞ!さぁ身分を証明するものを出すんだ。」
「はっ!それで捕まえたとは笑わせてくれるの。」
そういうと腕を掴んだ騎士は自分が腕を掴み有利なはずなのに、力を加えて足の力が抜けたように地面へとへたり込ませ逆に騎士を押さえつけて、手刀で軽く首をとんっとして眠ったように気絶させた。
「ほっほっほー。」(訳:なにこれ楽しい。)
「なっ!掴まれた体勢から力の向きを変えて形勢逆転して鍛えられた騎士を一撃で気絶させただと?!」
(騎士レベル5か、護衛の意味あるのかな…?)
そんなことを考えながらも目にも止まらない速さで剣を取り出しスキルを取得し、また剣をしまうと言うことをした。
スキルを取得し終えた辺りで遠くから声がかかった。
「もしかしてこの騎士おじいちゃんにやられちゃったの?」
剣を持ったちゃらちゃらした奴がそう声を出した。
「おいそういう口の聞き方は失礼だぞ。」
少し真面目そうなのが槍を持ちメガネをかけたやつ。
「・・・・・・・・・・。」
なにも喋らず黙っていた無口さんが弓。
「これは勇者様方。お騒がせして申し訳ない。」
「いいよいいよ。君たちは俺と違って強くないんだからさ。」
「まったくその通りですね。」
はははと騎士は笑っていたが目が笑っておらず怖かった。
「おぬしらは一体誰じゃ。」
「おじいちゃん俺達のこと知らないの?!勇者だよ勇者!」
「だから口の聞き方をと…。」
「・・・・・・。」
(めんどくさいしうざい!)
ステータスを確認してみた。
アラン・ハルデン 年 19
職業 勇者
称号 剣ノ勇者
レベル 35
hp 4200(+1000)
mp 560
atk 3500(+4500)
def 3200(+1500)
int 80
spd 3500(+3500)
luk 240
ユニークスキル
剣ノ勇者 Lv.1
聖剣ノ加護 Lv.Max
スキル
剣神 Lv.Max
天才 Lv.Max
完全無欠 Lv.Max
リード・オーティス 年 23
職業 勇者
称号 槍ノ勇者
レベル 33
hp 3850(+1500)
mp 410
atk 2700(+1000)
def 2700(+1000)
int 420
spd 2700(+1000)
luk 230
ユニークスキル
槍ノ勇者 Lv.1
聖槍ノ加護 Lv.Max
スキル
槍の極み Lv.4
槍肢一体 Lv.Max
矛楯貫 Lv.Max
レオ・シュタイナー 年 22
職業 勇者
称号 弓ノ勇者
レベル 30
hp 3100(+1500)
mp 480
atk 2500(+1000)
def 1500
int 2600(+1000)
spd 3000(+1500)
luk 240
ユニークスキル
弓ノ勇者 Lv.1
聖弓ノ加護 Lv.Max
スキル
絶対六感 Lv.Max
弓師の極意 Lv.4
破魔弓 Lv.Max
(レベル30でそのステータスってなに?差別やん。)
「・・・覗かれた。」
弓の人が何か喋った。
「なに?ステータス覗かれたってことか?あのじいさんに?」
「・・・。」
(あっバレた。)
「おじいちゃんちょっとやり過ぎだぞっと!。」
そういうと剣の勇者がそこそこのスピードで突っ込んできておじいちゃんルークは斬られた。かのように見えた。
ルークはそれを一切無駄のない動きで躱し後へと回り込んだ結果ルークは斬られたように見えただけだった。
「なんっ?!」
後ろに回り込んだルークは勇者の首を騎士より強めに叩き気絶させた。
「ふんっ若造が。」(訳:スキルを…ありがとう。)
剣の勇者のスキルは凄かった。
特に天才は素のステータスを底上げし成長補正などの効果もあるようだ。
「力が漲ってくるぅ!」
「・・・あいつはやばい。」
「同意だな。あの剣の阿呆をなんとかしないと」
「・・・。」
弓の人が無言で構え弓を放った。
見事な早打ちだ。だが遅い。
と思ったが目の前で矢が閃光を放ち目眩ましされた。
「ちっ!」
目が見えなくなり視力が回復する頃には頃には誰もいなくなっていた。
「まっ別に逃げてくれるならそれでいいけどね。もともとこっちが逃げるつもりだったんだし。」
追おうと思えば追えたがあえて追わなかった。そして擬態を解除して王都へと戻った。
不動産まで来る途中に騎士達が総出でおじいさんを探していたり、おじいさんの似顔絵を貼って回ったりしていた。
「君この人知らないか?」
「知らなーい。」
「そうか見かけたら騎士団の詰め所か巡回中の騎士にまで連絡してくれ。」
「はーい。」
(どうやらバレていないようだ。)
そんなこんなで不動産まで到着し中へと入っていきなり店員に話しかけた。
「どっかに土地余ってないですかー?」
「土地?買えもないのに聞いてどうするんだ?」
「それが買えるんですよ、広さ的には14m×14mくらいでいいんですけど。」
「うーん・・・、大体金貨160枚になるけど出せるのか?」
「もちろん金貨160枚でいいんですね。それなら先払いします。」
空間からドサっと金貨160枚取り出して机の上に置いた。
「これでいいですか?」
「んん?!これは本物か!失礼しました。場所に希望はありますか?」
どうやら鑑定かなにかを使用して本物か確かめたらしい。
「うーん、人通りの多いほうがいいなー。あとよく使う店とかからも近い方がいい。」
「探して来ますので少々お待ちくださいませ。」
そういい奥へ引っ込み本棚に手を当てなにやら探し始めているようだ。
鑑定を使用すると店員の持っている検索というスキルが使用中になっていた。
(便利そうだな。うーん…いけるかな?)
幻幽体をになり特性の1つの幻術を使用して自分はずっと受付にいるように幻術をかけてから、本体の自分はスキルを頂いた。そしてすぐ元に戻り何食わぬ顔で検索結果を待った。
「お待たせしました。」
「あっどうも!」
「??とりあえずこちらが検索結果ですね。」
資料を見せてもらった。そしてその中から1つ選んだ。
「ここで!」
「現地は見なくてよろしいのですか?」
「見なくてよろしいです。」
「わかりました。それではそちらで契約を進めていきます。一年に一回土地代として金貨一枚必要になります。先払いもかのうです。先払いで支払っている方のほうが多いですね。」
「じゃあとりあえず50年分で。」
そういい金貨70枚取り出した。
「20枚ほど多いのですが?」
「それはあれですよ口止め料と詮索しないこと今後誰かが探りを入れてきたらその人の情報を教えて頂けたらなーと思いまして。もちろんその時も報酬は支払います。」
「なんだかよくわかりませんがいいでしょう。誰にも言わない、誰かが聞いてきたらあなたに教えるですね。」
「ええ、その通りです。」
「それではこの書類にサインしてください。」
「はーい。」
「はい結構です。ルーク様ですね。申し遅れました。私はサリバンと申します。それでは早速土地の方に案内させてもらいます。書類の手続きや申請はこちらのほうで進めておきますので。」
「はーい。」
そしてそのままサリバンについていき土地まで案内して貰った。
その場所は市場にもギルドにも武器屋やそのた雑貨屋等にも程々近い土地だった。
「うん、ここでいい。じゃあありがとうもうここの土地は好きに使っていいんだよね?」
「はいお好きにどうぞ、と言っても法の範囲内ですけど。」
「わかってますよー。じゃあね。」
そういい追加で金貨5枚ほど押し付けた。
「またなにかありましたらいつでもお申し付けください!」
そういい嬉しそうな顔でその場を去っていった。
合計で少なくとも2年くらいは遊んでくらせるお金を渡した。
「やれやれ現金な人だなー。お金は使うもので貯めるものじゃないのに。使うときはババーンと使わないと。」
金銭感覚が狂ってきていることなど気付かずにさっそく作業にとりかかるルークだった。
「まずはどんな家にするかだなー。」
ルークは今まで泊まった宿などを参考にしながら家を建造のスキルで創っていった。
(やっぱり地下はほしいよねー。)
そんなこんなで家が完成した。
2階建てプラス地下付きだ。外観は普通にして目立たないようにした。
「完成!!ボブとキャサリンに自慢しようそのうち。」
一階は台所と客間と物置。
二階は寝室と大きな広間。
トイレと湯浴み場は外に作った。
そして家は塀で囲んで完成。
隠し通路から行ける地下には大きな倉庫と誰にも見られずスキルを試せるかなり大きな訓練所。訓練所は迷宮化させてできる限りの結界と障壁を張った。
トイレには浄化石と呼ばれる石を突っこみ綺麗にしそれ専用の回収業者が定期的に回収しにきてくれるそうだ。
「あとは家具だな。」
・・・
家具を買い終わり各部屋に必要なものを配置していった。
「完璧だ。拠点完成!これからは転移でここに帰ってきてここから出かける。ベッドで寝れるやっぱり完璧だ。」
もう日は沈んでいたのでルークはご飯を食べベッドで横になり明日はスキルの合成をしよう、そんなことを考えながら眠りについた。
名前 ルーク・オリファント 年 16
職業 冒険者 ランク C
称号 スキルプラッカー
レベル 119
hp 13000(+6610 )
mp 8000(+3000)
atk 7500(+16060)
def 6500(+9760)
int 580 (+4370)
spd 9000 (+12690)
luk 120
ユニークスキル
[職業系]
剣ノ勇者 Lv.1
[加護系]
聖剣ノ加護 Lv.Max
スキル
[攻撃系]
一刀烈斬 Lv.8
舞連速刀斬 Lv.3
状態異常攻撃 Lv.3
念動力 Lv.6
幻炎 Lv.6
受け流し Lv.5
指弾 Lv.Max
幻風 Lv.6
竜火 Lv.9
落雷 Lv.8
絶招 Lv.Max
[魔法系]
火魔法 Lv.Max
雷魔法 Lv.Max
土魔法 Lv.Max
風魔法 Lv.Max
水魔法 Lv.Max
闇魔法 Lv.Max
状態異常魔法 Lv.Max
混合魔法 Lv.Max
[防御系]
物理結界 Lv.MAX
魔法耐性 Lv.3
全耐性 Lv.4
物理抗性 Lv.1
状態異常無効 Lv.MAX
竜鋼鎧 Lv.1
魔法障壁 Lv.Max
[武器系]
剣 Lv.7
双剣 Lv.5
槍 Lv.5
[操作系]
土操作 Lv.2
水 Lv.1
操影 Lv.Max
我風自在 Lv.Max
操雷 Lv.8
[探知系]
探知 Lv.8
熱感知 Lv.3
危険察知 Lv.Max
嘘探知 Lv.Max
魔力探知 Lv.Max
検索 Lv.5
[特殊系]
酸 Lv.4
物理反撃 Lv.3
マスターキー Lv.4
鑑定 Lv.Max
生命力 Lv.5
連携行動 Lv.4
合成 Lv.MAX
ボスの品格 Lv.9
分解 Lv.6
金属加工 Lv.3
探知妨害 Lv.3
みえざる Lv.1
イヴェイション Lv.8
巨人の剛力 Lv.Max
武具創生 Lv.Max
建造 Lv.7
迷宮化・改変 Lv.7
モンスター召喚 Lv.9
超速自己修復 Lv.3
発電 Lv.Max
発火 Lv.Max
ギルドカード作成・改変 Lv.Max
情報操作 Lv.6
なんでもボックス Lv.Max
龍鬼纏 Lv.7
擬態 Lv.Max
詠唱短縮 Lv.Max
並列詠唱 Lv.Max
固定砲台 Lv.Max
魔力自動回復 Lv.Max
電磁加速 Lv.8
電磁場 Lv.8
理合 Lv.Max
闘気 Lv.9
天才 Lv.Max
完全無欠 Lv.Max
算術 Lv.3
[加護系]
風ノ加護 Lv.9
[移動系]
水陸空行動 Lv.2
俊敏 Lv.5
鳥走り Lv.5
瞬動 Lv.5
転移 Lv.Max
疾風迅雷 Lv.9
足捌き Lv.7
体捌き Lv.7
[生成系]
蜜精製 Lv.3
ゴーレム生成 Lv.4
霊剣 Lv.7
[特性系]
百獣の王 L.v2
十二支 Lv.1
百鬼 Lv.2
功夫 Lv.9
[職業系]
アサシン Lv.Max
商人 Lv.5
狩人 Lv.6
傭兵 Lv.6
盗賊 Lv.5
剣豪 Lv.Max
貴族 Lv.3
格闘戦士 Lv.9
古代ノ魔術師 Lv.Max
騎士 Lv.5
剣神 Lv.Max
[体質系]
霊体化 Lv.7
幻幽体化 Lv.6
念動体化 Lv.5
雷体化 Lv.7




