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スキルプラッカー  作者: 山田
悪党退治編
28/62

真夜中の訪問者

村の中の中を歩き自分の家へと向かい歩みを進める。


(怒られるかもしれないな・・・。)


母に怒られることを心配しながらも家の前まで辿り着いた。


そして家の扉を開いて中へと入り中にいた母へと声をかけた。


「か、かあさん、ただいま・・・」


自分の家へとたどり着き呟くように言葉を発した。


「誰かと思えばルークじゃないか、急に家を飛び出したと思えば急にひょっこり現れて・・・夢とやらは、どうしたんだい?」

(つ、冷たい!)

母親にこういう態度をされることを予測していなかった訳ではないが流石に辛い。

昔からこういう母ではあったが、より一層増している気がする。

父は出稼ぎに行ったきりでお金だけを送ってきている。母の話によれば腕が認められて城で働いているそうな。詳しいことを聞くといつも決まって、知らないよ!とか興味ないね!という言葉が帰ってきたものだ。


そうしてルークおもむろに保管空間からお宝の数々を取り出した。


「夢は叶ったよ。まだ途中だけど。これは全部貰ってほしい。」


「ふん!虫が良すぎるよ!」


そういいつつもちゃっかりお宝は奥へとしまっている。


「たまには顔みせるんだよ・・・それと今日はご飯食べてくかい?」

「うん、食べる。それと挨拶も行ってくる。」

「ボブくんとキャサリンちゃんなら今頃狩りにでかけてるはずだよ。」

「わかった。」


自分の部屋へと戻ると出てきた時のままの状態だった。


そうして一冊の本を手にとった。


「この物語に憧れて家を飛び出したんだっけなー。」


そしてルークはページをめくり読み始めた。


・・・


昔々、あるところにとてつもなく優れた勇者にも負けないような冒険者がいました。


その冒険者はいつも1人で迷宮へと潜ってはクリアして宝を持ち帰り、潜ってはクリアして宝を持ち帰ったそうな。


その日も冒険者は、誰も攻略したことのない最上級難易度の迷宮へと挑戦しようとしていました。


ですが周りの人はこう言いました。


「いくらあの冒険者でも、あの迷宮はクリアできっこないさ。」

「あぁ、ちげぇねぇ」


周りの反応は冷たかったですが、本人は必ずクリアできると感じていました。


迷宮の入り口で愛剣を一撫でし、迷宮の中を進んでいきました。


まず現れたのはゴブリンの群れでした。

冒険者にとって敵ではありません。


そしてその次もその次も色々なモンスターが現れましたがどれも、敵ではありませんでした。


そうして遂に冒険者は最下層のボス部屋へと到着しました。


そこにはなんと魔王にも匹敵するのではないかという位のオーラを放つボスがいました。


しかし冒険者は怯みません。

勇敢に立ち向かいました。


「えいっ!やぁ!」


と斬りつけ見事最後のボスを倒し地上へと戻ってきました。


地上へ戻るとみんなからは拍手で迎えられ冒険者はさらに名声を高めましたとさ。


・・・



(昔は好きだったんだけどな。)


ゆっくりと本を閉じ棚へと戻した。


読み終わる頃にはいい時間になっていたのでボブとキャサリンに会いに行く。


「あっ!ルーク!」

「久しぶり。」

「久しぶりじゃないでしょ」

「まぁまぁ落ち着いて。それで村に戻ってくるなんて珍しい、どうしたの?」

「また遠くに行こうと思って、その挨拶に来た。」

「また行くの?!たまには村の仕事も手伝いなさいよ!獣狩ったり、皮を売りに行ったり色々あるんだから。」

「う、うん機会があればね。」

「それで、今度はどこに行くつもりなんだ?」

「風の迷宮・・・」

「そうか、あそこか。旨いって有名だもんな。」


風の迷宮とは、入り口が200m程の縦穴でできていてそこを降りると迷宮へと入ることができるのだが、その入り口がやっかいであり旨いそうだ。

常に縦穴の奥からは、人1人を軽く吹き飛ばすだけの豪風が吹いていて中には誰も入ったことがないそうだ。


ただその豪風に乗って、縦穴の奥から豪風に煽られ穴の中の壁にぶつかりながらも上まで飛んでくるモンスターがいてそのモンスターはみな同様に瀕死らしい。

そうして地面に叩きつけられた所を倒す。

これが旨いらしい。


「うん、そこに行ってくるよ。」

「まぁあそこなら入り口だけだろうし大丈夫だろう。」

「まぁそういうことなら・・・」

「う、うん。」


ルークは勿論奥まで行くつもりだ。


「まぁそういうことで!」

「おう、気をつけてな。」

「気をつけなさいよ。」


そんな声を背に受け家へと帰った。


「ただいまー。」

「おかえりご飯できてるよ。」

「はーい」


ご飯を食べ眠りについた。


真夜中・・・

何かを探るような物音で目が覚めた。

寝ぼけながらもなんとか起き上がり、姿を消せるスキルを全て使用して家の中の探索を始めた。


(ふぁぁあ、眠い・・・)


ぼーっとしながらも歩いて、物置になっているところに差し掛かった。中から物音がはっきりと聞こえる。気付かれないようゆっくりと中に入ると親に渡したお宝を漁っている奴がいた。


(何人いるんだ・・・?見えてるのは1人だが、潜んでる奴はいるのか?)


そうしてアサシンの洞察眼と狩人の観察眼とついでに商人の鑑定眼を発動させた。


(見える見える、全部で4人か。そんでやっぱりアサシンね。)


ラグ・ストーン

職業 暗殺者

称号 アサシン・カウィ

レベル 100


スキル

アサシン Lv.Max

操影 Lv.6


(アサシンのレベルがMax!まじか。それに操影?)


転移で真後ろまで移動してスキルを取得する。


3人一気に気絶させて一番強いのを最後に1人残した。


「今度こそ全部吐いてもらおうか。」


そうしてルークはアサシンを詰め寄った。

もうちょっといい感じで本の物語を書きたかったですが、なんだかなーと言う感じになってしまいました。



名前  ルーク・オリファント 年 16

職業 冒険者 ランク C

称号 スキルプラッカー

レベル 84


hp 460(+2850)

mp 302(+450)

atk 183(+3300)

def 201(+3100)

int 200 (+500)

spd 301 (+3650)

luk 100


スキル


[攻撃系]

一刀烈斬 Lv.8

舞連速刀斬 Lv.3

高速連打 Lv.1

状態異常攻撃 Lv.3

念動力 Lv.5

幻炎 Lv.5

受け流し Lv.5

拳敵必殺 Lv.1

飛斬 Lv.1

総合格闘術 Lv.9


[魔法系]

風魔法 Lv.4

水魔法 Lv.4

火魔法 Lv.4


[防御系]

物理結界 Lv.MAX

魔法耐性 Lv.3

全耐性 Lv.4

物理抗性 Lv.1

状態異常無効 Lv.MAX

竜鋼鎧 Lv.1


[武器系]

剣 Lv.8

拳 Lv.7

双剣 Lv.5


[操作系]

土操作 Lv.2

水 Lv.1

操影 Lv.6


[探知系]

探知 Lv.8

熱感知 Lv.3

危険察知 Lv.4


[特殊系]

酸 Lv.4

物理反撃 Lv.3

マスターキー Lv.4

保管空間 Lv.3

鑑定 Lv.Max

生命力 Lv.5

蜜ホルダー Lv.4

連携行動 Lv.4

合成 Lv.MAX

ボスの品格 Lv.6

分解 Lv.6

金属加工 Lv.3

探知妨害 Lv.3

みえざる Lv.1

イヴェイション Lv.8

格闘戦術 Lv.9

対武器戦闘 Lv.9

武器破壊 Lv.9

鬼気 Lv.8

巨人の剛力 Lv.Max

武具創生 Lv.Max

建造 Lv.5

迷宮化・改変 Lv.5

モンスター召喚 Lv.6

転移 Lv.Max

超速自己修復 Lv.3


[移動系]

水陸空行動 Lv.2

俊敏 Lv.5

鳥走り Lv.5


[生成系]

蜜精製 Lv.3

ゴーレム生成 Lv.4

霊剣 Lv.7


[特性系]

百獣の王 L.v2

十二支 Lv.1

百鬼 Lv.2


[職業系]

アサシン Lv.Max

商人 Lv.5

狩人 Lv.6

傭兵 Lv.5

盗賊 Lv.4


[体質系]

霊体化 Lv.7

幻幽体化 Lv.5

念動体化 Lv.5

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