泥にまみれて
ぶつぶつと文句を言いながらも、先を進んでいくルーク。
さきほどのブラッディマンティスから壁面移動というスキルを手に入れたのを思い出し早速使用する。
壁の前に立ち、恐る恐る壁に右足をつける。
すると足が、壁に吸い付くように張り付いた。
「なんだか不思議な感覚だ。」
左足も同じように壁へとつけ、交互に足を前に出しふらつきながらも壁を歩き始めた。
「あ、あるけるぞ!」
興奮気味にそう叫んだ。
歩くのに少し慣れてきてジャンプできるのか試してみたくなりルークは、壁でジャンプをしてみた。
ぴょん、どしゃぁぁ・・・
壁をジャンプした瞬間下に引っ張られ顔から泥濘へと突っ込んだ。
「そりゃそうだよ!壁に張りついてるだけだもん!」
誰に叫んでいいかわからず、とりあえずその場で大きな声を出した。
気を取り直して、しばらく壁を歩き、完全に慣れた頃には走れるようにまでなっていた。
もう一つ気付いたことは手も壁に張り付けられると言うことだけだった。
タッタッタッタッと小気味良く走っているとモンスターの反応があった。
「モンスターか。」
そう呟き天井に4つん這いに張り付きモンスターを鑑定した。
ドロドロパペット
Lv.42
泥針 Lv4
泥硬化 Lv.4
注記
ドロドロパペッターが作ったドロ人形だよ。
動きは遅いし敵を見つけると硬くなるけど泥針で針を地面から出して攻撃してくるので気をつけてね。
なんだかよくわからないけどとりあえず近付いてみる。
するとやつはのっそーりと動き硬くなり動かなくなった。
しばらく観察しなにもないのでスキルを頂こうと剣を振り上げた。
すると地面が震えて針のような物がのっそりと生えてきた。
避けるのは難しくないので針を避けながら斬りつけ、スキルを回収した。
そして剣をしまい、酸素供給によりより長い時間続けられるようになった無呼吸連打を叩き込む。
そしてやつはボロボロと崩れ落ちなくなった。
「レベルも上がったはず!」
ステータスを確認する。
名前 ルーク・オリファント 年 16
職業 冒険者 ランク C
称号 スキルプラッカー
レベル 22
hp 158(+150)
mp 80
atk 36 (+80)
def 50(+40+360+30+90)
int 81
spd 92(+80)
luk 60
スキル
鑑定 Lv.Max
探知 Lv.6
鳥走り Lv.5
剣 Lv.1
光合成 Lv.4
生命力 Lv.5
成長 Lv.2
硬さ Lv.2
火耐性 Lv.2
衝撃耐性 Lv.2
物理耐性 Lv.8
頑丈 Lv.6
石化攻撃 Lv.4
鬼の腕力 Lv.4
鬼の脚力 Lv.4
ラウンドハウス Lv.3
物質収納 Lv.1
水中行動 Lv.4
無呼吸連打 Lv.3
泥濘作成 Lv.2
酸素供給 Lv.3
木なりの硬さ Lv.3
蜜ホルダー Lv.4
品質保存 Lv.5
蜜精製 Lv.3
突進 lv2
毒攻撃 Lv.4
昆虫の甲殻Lv.3
鎌鼬 Lv.4
風魔法 Lv.4
複眼 Lv.4
壁面移動 Lv.5
鎌乱舞 Lv.4
泥針 Lv4
泥硬化 Lv.4
レベルも上がって先に進もうと思ったらまた反応があった。
近付くうちに反応が2体、3体と増えて別々の方向へと散らばっていく。
スキルを使用できる距離まで行き鑑定した。
ドロドロパペッター
Lv.43
泥人形作成 Lv.4
泥工作 Lv.4
泥濘作成 Lv.4
注記
ドロドロパペットを作成してくるよ。
本体はそこまで強くないよ。
敵も物理しかなく、テンションも最高潮に達して、ルークはモンスターの如く斬りかかった。
そうしてスキルを取得し、ボコ殴りにしてパペッターも倒した。
ステータスを確認する。
名前 ルーク・オリファント 年 16
職業 冒険者 ランク C
称号 スキルプラッカー
レベル 24
hp 162(+150)
mp 84
atk 40 (+80)
def 56(+40+360+30+90)
int 75
spd 93(+80)
luk 64
スキル
鑑定 Lv.Max
探知 Lv.6
鳥走り Lv.5
剣 Lv.1
光合成 Lv.4
生命力 Lv.5
成長 Lv.2
硬さ Lv.2
火耐性 Lv.2
衝撃耐性 Lv.2
物理耐性 Lv.8
頑丈 Lv.6
石化攻撃 Lv.4
鬼の腕力 Lv.4
鬼の脚力 Lv.4
ラウンドハウス Lv.3
水中行動 Lv.4
無呼吸連打 Lv.3
泥濘作成 Lv.4
酸素供給 Lv.3
木なりの硬さ Lv.3
蜜ホルダー Lv.4
品質保存 Lv.5
蜜精製 Lv.3
突進 lv2
毒攻撃 Lv.4
昆虫の甲殻Lv.3
鎌鼬 Lv.4
風魔法 Lv.4
複眼 Lv.4
壁面移動 Lv.5
鎌乱舞 Lv.4
泥針 Lv4
泥硬化 Lv.4
泥人形作成 Lv.4
泥工作 Lv.4
そうして探知スキルでちょうどいい小部屋を探し、泥工作で壁を作り硬化させ、その部屋の中に簡易ベッドのようなものを作り硬化させ、眠りについた。
ダンジョンに入ってからずっと同じ明るさでどれくらい時間外だったかもわからないがルークはもう限界で、泥で作った物に囲まれ泥の上で泥のように眠った。
時間的にはだいたい迷宮に入ってから10日ほど経過しているという設定です。
その間は光合成だけで保ってるという感じです。




