悪口やめようぜってエッセイ書こうと思ったら、自分も悪口でエッセイ書いてたなと思った話
ふと、ネットの悪口文化、人を馬鹿にする文化は廃れて当然、というエッセイを書こうと思い、書きました。
そうして書き終わったところで気付いたのです。
地味に、私自身も思いっ切り悪意で人を馬鹿にする文章書いてるな、と。
だからこそ、悪口文化を消そうなんて言えないわけです。
もともと書いてたくせに何を言う、と言われそうですが……。
まあ、お許しを。
さて、では何故これを書いているのか、というと悪口を書く理由を悪口を交えながら書こうと思った為です。
私自身、自分のしたことを棚に上げて主張するのは、違うかなと思ったので。
まず、一つめにあげられるのは、人の目に止まりやすいからです。
穿った視点というのは、穏健な視点よりも人は感情を抱きやすいのです。
以下に例を示しましょう。
「お肉を食べるという事について」
例1 偏った視点
「肉を食べるというのは、同時に動物の命を奪うということである。
それは反道徳的であるし、そもそもとして私達は動物の肉がなくとも生きていけるのだから、動物の肉を食べるという事は反道徳的行為の礼賛であって、野蛮な行為である」
例2 穏健な視点
「肉を食べることは、確かに動物の命を奪っていて確かに反道徳的であるかも知れない。
けれども、人が生きるためには動物性タンパク質が必要不可欠であって、生存のためにはやはり仕方のない行為である」
さて、以上に示した例から、色々と考えるのはやはり例1の方でしょう。
単純に言葉として強いものを使っているのでね。
こういった言葉を使うと、嫌でも人の目に止まります。
これらはどう足掻いても不愉快なものですからね。
しかし、目に止まるということは、話題になるという事です。
勿論悪い方向性で話題になるのですから、最終的結果としてプラスになるのかといえば微妙なのですが、けれども一時的な承認欲求は満たされるわけです。
っで、次に人に影響を及ぼしたことが気持ちいいからです。
人を不愉快な気持ちにさせると、気持ちよくなる人が一部居るわけです。
私の場合は、死にたくなるタイプなのですがね。
まあ、こういった人は簡単に言えば、小学生男児みたいなものです。
よく気になった子にちょっかいをかける男児がいるでしょう? それと同類です。
何時まで経っても頭と感性が成長してない。言うなれば憐れな人です。
たぶん現実が恵まれないのでしょう。
人と関わっていれば、嫌でも人の感情に影響を及ぼすことがあるのですから。
さて、次に三つめ。
単純に面白いと思っている。
私は人を貶して笑いを取るというのは、結構嫌いなところがあります。
それを単純に天丼ネタとして認識されている段階であるのならばまた別ですが。
単純に唐突な悪口は単純に不愉快です。
こういった人を簡単に言えば、芸人気取りでしょう。
だとしても、単純に空気を読めていないので、こう言うと芸人気取りに失礼かも知れませんが……。
ネタが尽きたので、まとめです。
まずそもそも私が言えたことではありませんが、言えることはただ一つ。
悪口はやめよう! 以上。
ちなみに、最初に書いてたエッセイはたぶん公開しません。