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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

亜季ちゃんはすごいな

作者: しろかえで

久しぶりのしろかえでです!(❁ᴗ͈ˬᴗ͈))))ぺこり





 一緒の小学校だったけど仲良しになったのは中学から。

 きっかけは体育でバスケをやった時にチーム分けで“ぼっち”になっていた私を入れてくれた事。

 何の取り柄も無く、『独活の大木だ!』って邪魔にされていた私に亜季ちゃんは『センター』のポジションをくれたのだ。

 それが嬉しくて、身体を張ってリバウンドを取っていたら私達のチームは優勝して……「綾里(あやり)ちゃんはチームの大黒柱だね!」って亜季ちゃんから言って貰えて……クラスの中で居場所が出来たし、バスケ部に入る事にもなった


 そう、あの頃から亜季ちゃんはクラスの中心的存在で誰に対しても優しかった。

 私は不器用で人付き合いも下手くそだから、バスケ部でも最初は上手く行かなかったけど、亜季ちゃんが間に入って励ましてくれたからレギュラーにもなれた。

 だからと言ってスポーツ推薦で高校へ行ける様なレベルでは無いので、部活を引退していよいよ本格的に受験を考えなくてはいけない時期になって……両親は私の性格を気遣って私立の女子高を勧めたけど私は亜季ちゃんと一緒の高校へ行きたくて、無謀に近い高望みをして亜季ちゃんと同じ北高を第一志望にした。

 その事を亜季ちゃんに告白したら「高校でも親友の綾里ちゃんと一緒に居たいから二人で頑張ろう!!」って言ってくれて……私はトイレへ行く時間も惜しむくらいに猛勉強した。


 だから、私なんかが県下でも有名な進学校である北高へ入学できたのはひとえに亜季ちゃんのお陰だ。


 高校に入ってからは亜季ちゃんとは別のクラスになったけど、亜季ちゃんは私の部活に合わせて一緒に登下校してくれる事がしばしばあって……私達はおしゃべりや寄り道を楽しんだ。


 何かの本だったか、ドラマだったか……『女の子にとって親友は恋人と同じ!他の人と仲良くしたら、その人に嫉妬だってする』って文言に触れた記憶があるのだけど……私は亜季ちゃんの事を想いながらそれに共感してしまった。

 なぜ今、そんな話をするのかと言うと……

「同じクラスの男の子を好きになった」って昨日、亜季ちゃんから告白されたからだ。


 その瞬間、私は目の前が真っ暗になり、目と鼻の奥がツン!として涙が零れそうになったけど……“大はしゃぎ”を装って胡麻化した。


「えええええ!!!!! 絶対!!! 応援するからねっ!!!」って亜季ちゃんに抱き付いたけど……


 亜季ちゃんには応援なんか要らなかった。


 噂によると……亜季ちゃんから告白された畑中くんは感激で涙ぐんでしまったらしい。

 その話を聞いて……私は家に帰って大泣きしたけどね!


 男の子を好きになる前に、まさか女子に失恋するとはねぇ……


 そう言えば……亜季ちゃんは告白する前から畑中さんの事を「琉生(りゅうせい)くん」って言ってたんだよなあ……

 やっぱ亜季ちゃんはすごいよ!

 私には絶対真似できない!!

 さて、これからは

 亜季ちゃんとは……今までの様な関係では無くなるのだろうから

 私も前に進まなきゃ!

 高校生になってもバスケを続けるんだから……ゆくゆくは『センター』ポジションのレギュラーを取って本当にチームの大黒柱になりたいし、人との付き合いだってもう少し幅を広げたい!

 まあ、私にとって男の子とのお付き合いは、レギュラー獲るより難易度高そうだから……


 無理なんだろうけどね。




                               おしまい


なるだけ可愛らしい感じにしようと思いました(*^^)v



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― 新着の感想 ―
これまで綾里ちゃんにとって、亜季ちゃんは恩人でもあり、親友でもあり、とにかくすごい人で特別だったんですね。 一番最初に心を開いたお友達なのでしょうか。 亜季ちゃんもきっと綾里ちゃんのことを大切なお友達…
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