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その日、仕事は順調で、いつもより早く帰宅した。
そんな僕に、母が
「これを見よ!」と冷蔵庫から、
神戸牛を見せてくれた。
「お値打ち品だったの♪お兄ちゃん、お父さんの分も、ちゃんと、あるから♪♪もう夕飯にするなら、あなたの一枚、焼いてあげるよ!」
僕は、お願いしま~す!と言い、
うがい、手洗いをして、
母が調理してくれた、それを食べた。
付いていたステーキソース、
家にあった焼き肉のタレで味変させ、
ご飯二膳をたえらげ、満腹になった。
ごちそうさまでした!本当に美味かったよ!!と母に告げ、二階の自室に入った。