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フェンリルと対決

「ファイヤーストーム」

私が唱えるとフェンリルを中心にした炎の竜巻が出現した。

これで少しはダメージををってくれると助かるのですが……。

そう簡単には倒せそうにないですわね。

フェンリルは無傷でその場に立っていた。

やけども負わないなんて……

「ウィンドカッター」

魔法がフェンリルに当たると少しだけ毛が切れた。

「わぉぉぉぉぉん!」

うるさいですわ……。


あれ?

あいつがいない!

フェンリルと戦っている途中に消えたのだ。

もとからそのつもりでっ!


そう考えているとフェンリルが怒り出し、私の方向に向かって走ってきた。


やばい!

この距離でこの速さでは絶対に避けられない。

なので受け身を取る姿勢をしていると上からハルが降ってきた。

「村長に触るなぁぁぁあ!」

ハルは魔法で作り出した炎の剣でフェンリルを切った。

なんとフェンリルは傷を負った。

さすが、魔法兵に入ってるだけのことはありますわね。

「村長!あいつは不死です!どれだけ傷を負ってもすぐに回復します!なので封印しましょう!」

「ふ、封印?」

「はい、今先輩に禁じられた魔法である無限牢獄という封印魔法を行使してもらっています!だから僕たちは時間稼ぎです!10分です!」

「わかりました!」

私は助け出してくれたハルに感謝しながら立ち上がり目の前の敵をにらみつける。

さすがに格上相手に10分耐えるのはきついと思いますわ。

なのでこれしかないですわ。

「ハル、4分一人で耐えれますか?」

「はい、余裕です。行ってきます!」

「気を付けて」


私はハルを見送り詠唱をする準備をする。


「ライトシールド」

私の周りに数十枚の光輝く結界が現れた。

「ダークエアー」

私の周りを黒い霧が覆う。


これで大丈夫だとおもいますわ。


そして私は詠唱を開始した。


――――――

「せい!はあ!」

俺は現在フェンリルと戦っている。

村長には余裕といったがあれは嘘だ。

惚れた相手にかっこつけたかったかったからだ。


フェンリルは圧倒的な速さを誇る。

攻撃は災害獣の中では低いほうだ。

だがされは災害獣の中での話だ。

つまり、攻撃力も早さも俺のほうが負けているということ。

頭を使わないと……

格上の相手と戦う時は攻撃を受け流すって先輩が言ってたっけ

なので俺は戦い方を変えた。

フェンリルが俺の周りを高速で回る。

目が回りそうだ。

「ホワイトグレネード」

俺の手の中から白いしずくが落ちる。

俺は落ちた瞬間転移でフェンリルの真上に移動する。

その瞬間白いしずくが爆発した。

俺とフェンリルは爆風によって吹き飛ばされた。

俺は風魔法を使いフェンリルの上に乗る。

フェンリルは魔法を使えないので空中での移動ができない。

なので存分に攻撃ができる。

「痺れろ、エレキサンダー!」

「焼き尽くせ、ファイヤーアロー!」

「喰い尽くせ、腐食!」

「溺れろ、ウォーターボール!」

複数の魔法が同時にフェンリルに当たる。

腐食された部分の傷が回復されない。

これは発見だ!


「わぉぉぉぉぉぉぉぉおおん!」

「痛そうだな」

「私に攻撃をしてくれてありがとう。礼を言おう。私はなにものかに操られている。それはほかの災害獣もそうだ。そいつらのことも頼む。あと、私の意識は途絶えまたお前に攻撃をするだろう。だからその時は我を殺してくれ」

「きゅ、急だな。まあわかった。任せろ。」

さっきので倒せる自信がついた。


なんどだってやってやるよ!




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