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反逆

「はあぁぁッ!」

「ぐっ、人間ごときが!」

戦いはハルが攻めで敵が受けだった。

ハルの剣はきれいだ。

美しい。

だがそれよりも、ハルからなにかオーラが漏れている。

今聞くのはまずいな。

俺は今はハルと一緒に共闘している。

だがその速さについていけず敵は俺のことなど眼中になかった。

くやしい。

こんな風に思ったのは久しぶりだ。


今のままじゃ何の役にも立てない。

一体どうすれば……


そんな時敵の攻撃が俺にあたった。


俺は思いっきり吹き飛ばされて石の壁にあたる。

なんて威力だ。


やっぱ、俺ってやくたたずなんだなぁ

いっそのこと逃げるか。

そんなことを思っていると俺の目の前に飛んで来たハルが言った

「馬鹿野郎!あきらめようなんて考えてたら許さねぇからな!」

そういってハルは俺のことを殴った。

「ふざけんなよ……俺の!俺の憧れのかっこよくて少しあほな先輩はどこに行ったんだよ!ふざけんなよ!」

かっこいい……か

「悪かった。ちょっと待ってろ。あいつころしてくるから。」

「せ、先輩!」

「ああ、だから、待っててくれ」

「俺も行く!」

「いや、待っててくれ。俺あいつの弱点の攻略法がわかったかもしれない」

「ほ、ほんとですか!」

「行ってくる」



そう言い残し俺は敵のもとへ向かった。

「なぜお前が来た?」

まあ疑問に思うのも無理はない。

だって俺はこいつに完敗したのだから。

「お前を倒すためだ。」


「好都合だ。休憩時間になる。」

こいつは完全に油断してやがる。

一気に攻めて蹴りをつけるか。

こいつは弱い。

俺よりも。

ハルよりも。

だがなぜ俺が負けるのか?

なぜハルが負けるのか?

ハルが戦っていた時に気づいたことがある。

それは、こいつの魔素は適性がないと弱体化するってことだ。

ハルはおそらく適性があったのだろう。

じゃあ俺はどうすればいいのか?

魔素に当たらなければいい。


「風龍召喚。」

俺が唱えた瞬間俺の頭上にとてつもなくでかい龍が現れた。

敵の周りにあった煙がすべて風によって飛ばされた。

「さあ、反逆だ」



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