戦争と拷問結果
「全軍前進!行け!」
俺がメガホン型の魔道具で叫ぶと帝国所属のすべての兵は隣国の国へと進行した。
じゃあ俺は空から監視するか
俺は支給されたワイバーンに乗り上空から戦争の状況を確認した。
全体的に敵の兵が少ないな。
右側が押されてるな……ゴーレムが歩兵を殺してんのか。
左側は大丈夫そうだ。
「副隊長、右側に対ゴーレム魔導隊を進行させろ。」
俺が手紙を魔法で飛ばすと副隊長はすぐに行動に移した。
魔法でも伝えられるのだがそれだと盗み聞きされる可能性があるので手紙で送った。
ちっ。
今度はドラゴンか。
戦力が多いな。
ドラゴンなんてなつかせるのが相当困難なはずなのに……。
それほど強いやつがいるってことか。
ドラゴンは羽さえ撃ち落とせば怖くない。
だがドラゴンには魔法は効かない。
ドラゴンには魔法攻撃無効という能力が備わっているからだ。
物理なら弓矢か銃だな。
銃はすぐには出せない。
なぜなら銃は奥の手だからだ。
銃はつい最近こっちの世界に来た転生者がもたらした武器だからだ。
弓矢には毒をつけるか、それとも炎か、氷か。
あのドラゴンは炎属性か。
氷で決定だな。
俺はさっきと同様に手紙で副隊長に命令した。
効果は抜群だ。
氷の矢はドラゴンが吐く炎にも負けずドラゴンに直撃した。
そのまま戦争は続き帝国軍の圧勝で終わった。
なんだ?この違和感。
いくら帝国が強くてもこんな圧勝で終わることなんてないはずだ。
いったい何が起こっているんだ?
そう思った瞬間隣国から赤い煙が飛び出した。
でかい。
さっきのドラゴンの何百倍もあるぞ!
その煙は赤いというよりどす黒くなっていて煙なのにドロドロしている。
煙の下に誰かいるぞ。
誰だ?
あれが何かはわからないが絶対によくないものだ。
危ない。
危険。
そんな予感がする。
俺は近くにいる歩兵に偵察に向かわせた。
その偵察は……死んだ。
その煙に触れた瞬間何かが抜けたような感じをして倒れた。
煙は次第に大きくなっていった。
あれは危ない。
俺は副隊長に帝王様に報告するよう命令した。
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「村長!拷問が終了しました!」
そんな声が私の背後で響いた。
「はやすぎですわ。で、結果は?」
「知識人はどうやら世界征服を願う主に従っていたようです。なぜ世界征服をするのかはわかりませんでした。あと現在帝国は隣国と戦争中です。その戦争に"なにか"を知識人が仕掛けたようです。肝心な何かはわかりませんでした」
「わかりました。ではあなたは戦争の偵察に向かってくださいですわ」
昔こっそりと見た知識人と謎の男。
それが関係してそうですわね。
ジャンルをハイファンタジーに変更しました。




