洞窟に潜入
洞窟の中に入った俺は分身に探索させたルートをたどってとある目的地へと向かっていた。
洞窟の至る所に魔物の死体が転がっている。
おそらく俺の分身が倒したのだろう。
後で分身たいに死体回収させるか。
魔物の死体は金になる。
特に高レベルの魔物は爪先までもが大金になる。
国家予算何年分になるんだろうな……。
そういうふうに思いながら俺は目的地へと向かう。
普通に走っていてもたどり着くのに時間がかかるため今は身体強化と空間魔法を駆使しながら進んでいく。
空間魔法で空間を歪ませながら走るのには苦労したが最近は思い通りにできるようになってきた。
ちょっと生き残りがいたのでそいつらは足蹴りで倒していく。
そんなこんなで目的地に着いた。
そこは岩で囲まれていてマップによると中にでかい空洞と頑丈そうな扉がある。
周りには植物が生い茂っていて気分もいい。
「お前こんなところで何をしてるんだー?」
いかにも冒険者っぽい服装をした男が一人で俺に話しかけていた。
この洞窟で一人に探検に来るなんておかしい。
しかも持ち物を何も持っていない。
おそらくここの住人だろう。
「道に迷ってしまってな。少し深くまできてしまったらしい」
「はは、なるほど。じゃあ僕が送ってあげようか?」
「ここは気分がいい場所だからもう少しいようと思う。」
「んーそれは困るね。だから」
そう言って男はナイフを華麗に取り出しそれを手の中で遊ぶ。
「死んでもらうよ」
「それもお断りだ。」
植物の生い茂る洞窟の中、唐突に戦闘が始まった。




