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洞窟探索終了

分身を洞窟探検に行かせた後、俺は帝国に戻っていた。

午後の模擬戦があるからな。

「おい、お前30分遅れだ。」

「わるかったな。」

「なんだ貴様、その態度は!」

怒り狂ってるな。

俺に怒っている隊長は顔を真っ赤にしている。

「それより早く模擬戦を始めろ。」

「なんだ貴様、午前の試合で圧勝したからって調子に乗るな。雑魚が」

「なら戦うか?いいぞ。なにしろこの国は実力主義の国だ。何事も戦いで決めるのが一番。そうだろ?」

「ふん、この憤怒の化身と呼ばれた俺にお前は勝てるかな?俺を怒らせたこと、公開させてくれるわ!」

……それって、ただ怒りやすいだけなのでは?

「よし、じゃあ早速始めようか。」

俺がそう言った瞬間隊長が一瞬にして俺のもとへ切りにかかってきた。

さすがは隊長といったところか、隙がない。

だが、ないなら作ればいいのだ。

「甘いな。甘すぎる。所詮この程度か」

「甘い!」

隊長は突っ込んできた勢いを無視するかのように急に後ろに下がった。

不気味な動きだ……。

なんらかの魔法か、それとももともとそういう能力を持って生まれてきたか。

どっちにしろ厄介だ。

動きを予測しにくくなってしまう。

まさに常人の動きじゃない。

……だが、しょぼいな。


隊長は後ろに下がった瞬間俺の周りを高速で回り始めた。

右回りか、左回りになった、右回り……

隊長は回る向きを頻繁に変えている。

「そんなていどじゃ俺はびびらないぞ」

「ふん、まさに負け犬が言う言葉だな」

「勝手に言ってろ。」

そういえば俺って得意分野魔法なんだよな……

なんで剣だけで戦ってたんだ?

魔法禁止なんてルールないしな。

俺は魔法を使うことにした。


「獄炎」

俺が魔法を唱えた瞬間とてつもなくでかい火の玉が出てきた。

ちなみに詠唱を唱えたのはかっこいいからだ。

隊長は暑さで動きが鈍くなっていった。

「動きが遅くなってるぞ」

俺はそういって隊長の腹に木刀でとどめを刺した。

倒れているがじきに戻るだろう。


外野がなんか言ってるな。


もうそろそろ探検が終わったころかな。


俺は無言でその場を去り洞窟へと向かった。



洞窟の入り口で10万人の俺が立って待っていた。

「「「「洞窟内すべてのマップを把握いたしました!」」」」

「ご苦労。お前たちにはまだ役目がある。変装をしてそこで待っていろ」

「「「「はっ!」」」」

はぁ、うるさい。

10万人が一斉に言葉を発するんだからしょうがないのだが……


10万人の俺の中を通って洞窟の中に入った。


洞窟内の構造は分身の記憶を読み取ってあるから完全に把握している。


俺は村長に絶対なる忠誠をささげた。

だからこそ、村長の仲間に危害を加えるものは許さない。

待ってろよ。

すぐ助けに行くから。


私用で1,2週間くらいの間、投稿頻度と投稿時間が変わるかもしれません。

ですが1,2週間したら必ず元に戻るのでこれからも見ていただけると嬉しいです。

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