宣戦布告
翌朝、私は大量の魔法兵を連れて歩いていた。
戦争は必ず相手に宣戦布告をしなければいけないという決まりがありますわ。
そして戦争をしようと思った理由もですわ。
これは大昔に神によって決められたことであり破った場合その国に天罰が下るといわれていますわ。
まあ、前例がないのでわかりませんけど。
なのでこれから帝国に宣戦布告をする予定ですわ。
地形的にも距離的にも帝国から攻めることは不可能ですわ。
なのでこの戦争で私たちが負けることはおそらくありませんわ。
ちなみに帝国から私たちの村まで転移できるほどの魔力を持っているのは帝国にはいませんでしたわ。
これは魔法兵の鑑定という魔法によって確認されていますわ。
なので現在は帝国の町中を歩いていますわ。
「おい、貴様ら!何事だ!」
町中を歩いていたら突然鉄の鎧をかぶった兵が10人ほどやってきましたわ。
「あ、ちょうどいいところですわ!この手紙を帝王にもっていってください!」
私はカバンの中に入れてある手紙を一枚取り出し兵に渡しましたわ。
「なんて書いてあるんだ?」
「んー、言ってもいいかわかりませんが言ってもいいですよー」
「帝王様に無礼は働けない。手紙の内容を見てもいいか?」
「いいですよー」
一応口癖を変えてありますわ。
狐の仮面もかぶっていますわ。
これは私が来たということを知らせないためですわ。
「な、なんだこれは!!おいお前ら!こいつらを捕まえろ!」
「あ、ちょっと待ってくださーい。この手紙読みましたよね?」
「ああ、読んだ。この無礼者が!死ね!」
「宣戦布告まだしてないんで今私たちに攻撃したら天罰……下っちゃいますよ?」
「くっ!」
兵は足で地面をけりながらいらいらしていますわ。
「わかった。この手紙は届けてやる。帝国に宣戦布告をするなんて正気か?馬鹿にもほどがあるぞ。はっはっはは!」
「さあ、どうでしょう?あなたたちが勝つのは無理ですけどねー」
「まあいい。後で覚えてろよ!捕まえて拷問してやるからな!はっははっは!」
「それではまたー」
私たちはその後帝国から少し離れたところまで行き転移をした。
これは、転移を使えるということをばらさないためと、私たちの居場所をわからなくするためですわ。
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(帝王視点)
「帝王様!帝王様宛の手紙が届いております!」
鉄の鎧をかぶった兵が片手に鉄の兜をもち片方の手に手紙を持った状態で王の間に入ってきた。
「今俺はあいつに逃げられてイライラしてんだ。さっさと読み上げろ。このクズが」
「は!」
それからそいつは長たらしい手紙を読んでいた。
「なるほどな……よくやった。今からその国に兵を送り込もう。ハルを捕まえるのにいいチャンスだ!」
「ありがたきお言葉!ですが一つ問題が……」
「なんだ?言ってみろ」
「敵国が……あまりにも遠すぎるのです……これだけ離れていると……馬で野宿をしながらだとおそらく3か月ほどかかるでしょう……。転移魔法を使っても行使者3人でようやく一人敵陣の近くに送り込める程度です。行使したものは数日間身動きが取れなくなるでしょう」
「くそがぁああ!隣国に戦争を仕掛ける。宣戦布告をして来い。そこで勝ってから隣国に兵を送り込ませる。」
「かしこまりました!」
異世界転生したので最強になりたいおっさん~普通の異世界生活とハーレムを~
ジャンルが違いますがもしよければ読んでいただけると幸いです
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