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失われた魔法について

いつもより少し長めです

魔法兵が持ってきた本を私とハルが読んでいた。


この本を読んでわかったっことがありますわ。

失われた魔法を発動したときいわゆる、無双状態になるらしいですわ。

詳しくは理解ができませんでしたが、無属性魔法と通常の魔法を同時に行使するとその属性の無双状態になるらしいですわ。


無双状態の効果

・無双状態の間は使用した属性のナイフが武器になる。

・自分の体が半透明になる

・体に複数のバリアを張る

・攻撃を受けた場合自分もダメージを食らうが敵もダメージを同じ量のダメージを食らう。

・使う人の素質によってバリア、攻撃力、素早さ、攻撃範囲、継続時間などが増す。

・敵に恐怖を与える

・使用後数時間の間は体が動かなくなる


主にこんな感じですわ。

「んー、強そうですが最後のペナルティが大きすぎますね」

「使う時と場所を考えないとだめですわね」

「でもどうやって使うんだろう?」

「書いてありませんですわね……。なんか……こう、できませんか?気合で」

「き気合?……」

ハルが目を閉じた。


「できますか?」

「……無理そうです。なんか体の中に鎖みたいなのがある気がして……」

「鎖?」

「はい、なにか縛られているような……、封印なのかなぁ?」

「そういえば帝王がなにかいってましたわね。帝王なら知ってるかもですわ!」

「たしかに、僕のことを特別とかなにかいってましたね」

「帝王を拷問して聞き出しましょう」

「ははは、言ってることが怖いですね」

「しょうがないですわ。あいつ、私のこと殺そうとしましたし、なによりハルを私利私欲のために誘拐なんてありえませんわ!」

「ぼ、僕のために……ですか?」

「い、いや、別に……そんなんじゃありませんわ!勘違いはダメですわよ!」

「ご、ごめんなさい……」

ハルが落ち込んでいますわ!

私……なんてことを……

誤解を解かなければ!


「いや!やっぱりハルのためですわ!」

私はハルに近寄り言いましたわ。

「ち、近いです。あと……ありがとう……ございまし…た」

「ん?、ハル、顔が真っ赤ですわよ?まさか!」

「な、あなんでもあり 」

「熱ですか?!」

「は?」

「ふぇ?」

「変な声出てますよ。」

ハルが笑いながら言った。

「村長も顔が真っ赤ですよぉ?」

「あ、煽っちゃだめですわよ!」

私は立ち上がりながら言った。」


急に立ち上がったからか足が痛くなりすぐ座ってしまった。


「大丈夫ですか!足痛そうですよ!」

「いや、大丈夫ですわ。少し痛いだけで……」

「僕!家まで運びますよ!抱っこして!」

「だだ、だだ、抱っこ!?」

「はい、足が痛いのなら歩けないですよね?」

「それは……そうですけど……」

「じゃあ、失礼しますねっ」

ハルはそういうと私のことを抱っこしましたわ。

……お姫様抱っこ?!

「あ、あわわわあぁああぁああ!!!!!」

「どうしたんですか!足がもっと痛くなったんですか?!待ってってくださいね!急いで家に行くので!」

そういうとハルはダッシュで私の家へと向かいましたわ。


その後私が気絶してハルに病気として看病されたのは私の中で絶対に忘れられない出来事となるのであった。

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