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人質
私は裏路地から出て一応ギルドに向かいましたわ。
ドアを開けて中を覗いてみてもいませんでしたわ。
「おい、じゃまだ。どけ」
「あ、すみません。すぐどきます!」
「あれ?さっきの男たちの仲間じゃねえか!一人でどうしたんだ?はぐれたか?」
「はい、すこし外に出てたらいなくなっていて……」
「それならあいつらは、えーとどこだっけな?……あそこ、……ちょっと前に火事で立ち入り禁止になったとこだ!そこの前をちょうど通りかかってな、その時に見たんだ。」
「ありがとうございます!そこってどこにあるんですか?」
「商業ギルドの少し奥に行ったところだな」
「ありがとうございます!」
私は走ってその場所に向かいましたわ。
商業ギルドの場所はわかっていますわ。
「はぁ、はぁ」
私はそのまま走り続けてようやくその場所につきましたわ。
「やっと来たか。こい。人質なら中にいる。」
そういって黒いマントをかぶった男は焦げた家に入っていた。
「はぁ、戦いの後は人質ですか……。疲れますわ……」
「おい、早く来い。さもないと……どうなるかわかってるよな?」
「はい」
そう言って私もその家に入っていた。




