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贈り物
遅れました
「そんちょーいますか~起きてくださ~い」
ん?この声は護衛ですわね。
眠いのに……。
しょうがないですわね。
私は重い脚を動かして外へ向かう。
「あ、そんちょー。どうぞ!」
そう言って渡されたのは大きな布で作られた袋だった。
「これはいったいなんです?」
「あー。開けてないのでわからないです」
え?
はぁー。
まあいいわ。あけてみますわ。
私は大きな袋を手に取り開けます。
「ナニコレ」
袋の中身は大量の魔石とミスリル鉱石だった。
この量のミスリルって……国家予算2年分ですわよ。
あ!
そういうことか!
「これは電球を完全に完成させるためのものですわよ!」
私がつくった電球はミスリルを使っていない。
ミスリルは電気を通す効率がなんと99%なのですわ。
なのでこれを薄く切って……。
ミスリルは薄く切れませんわ。
切れるのはオリハルコンか古代技術くらいですわ。
ん?古代技術……あのロボットなら何とかなるかもしれませんわ!
そういえばロボットの中にいた人いったい何者なのでしょう?




