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怒り

「オマエハダレダ」

一体の災害獣が言った。

その口調は怯えているようにも聞こえた。

「言ってもいいけどさ、どうせ死ぬから関係ないだろ」

そういって俺はそいつの真横に移動して思いっきり殴った。

「死ねよ。」

また殴った。

俺が殴っている間、ほかの災害獣たちは動かなかった。いや、動けなかった。

それは俺の中にいるもう一人の自分のおかげだろう。

殴り殺した後、俺は言った。

「めんどくさいから全員で一斉にかかってこい。村長をいたぶったこと、後悔させてやるよ。」


「大丈夫か?死んだら許さねぇぞ。死ぬまで殺してやるよ。」

「死んだら殺せないだろ」

こいつ大丈夫か・・・・?

力は俺より強いけど頭は俺のほうが上みたいだ。


「まぁ、死んだら俺様が困るから力を少しだけ貸してやるよ。ほら、さっさと制御しやがれ」


渡された力を自分のものにして俺は目の前の敵と対峙した。




つまらねぇな。

弱すぎる。





「ふぅ、やっと終わった。」

おせえよ




「あれ、怒ってる・・・?」

戦いが終わり村長と王子を探すことになったのだがもう一人の俺の機嫌が直ることはなかった。



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