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プロローグ

 私は恵まれた人間だ。

なぜなら私はお金持ちの子供として生まれた。将来の安定は約束されているし、私はすごく頭がいい。

人間関係もいい。恋人もいる。イケメンで誰よりも好かれるような男性だ。


 でも、そんな私にも欠点がある。そう私が恵まれているがゆえに恨まれるのだ。誰から恨まれるのか?

それは彼氏のことが好きだった子たちだ。私自身はいじめてないし、関わってない。

相手からいじめてくるのだ。そのいじめは最初は蔭口から始まりやがて加速していく。

陰口から直接悪口言われたり、暴力。反抗したらバッドで殴られる。親は共働きで帰ってこないから相談ができない。

いまでは公開処刑でモノを壊されている。普通のものならいい。買ってもらえるから。だけどいじめっ子が壊したのは家族や彼氏、友達からもらったプレゼントだ。もう合わせる顔がない。

一つ、また一つと壊されてく。ああ。我慢ができない。

 私は殴り掛かった。すべての体力を使って。でもそれを簡単に受け止まられ反撃までされた。

相手は7人私は一人。勝てるはずもなく殴られ蹴られバットで殴られた。

私は彼の名前を呼んだ。彼は来なかった。そりゃそっか彼私がいじめられてるのを知って離れていったからね

ああ。なんか視界が狭まってきた。視界がぼんやりする。




「最後におとうさん、おかあさんともっと話したかった……。」

…………

………………

………………。



そして過度な、行き過ぎたいじめにより一人の命がなくなった






いま話したことは私が転生する前の話。何に転生したのかって?

私は悪役令嬢に転生しましたわ。

最初はうまくいっていました。

でも前世と同じように進んでいってしまいましたわ。

場所は異世界。

さすがですわ。常識を超えてきますわ。

私は結婚するはずだった王子に浮気され周りにばれないように農村に追いやられましたわ。

そう、婚約破棄。

いや、婚約破棄をするのはべつにいいんですわ、でも農村に追いやるなんて・・・・・


はぁ。

……


農村は国から5時間程度歩いたところにありますわ。

そこは村とよんでもいいのか迷うくらい衰退していましたわ。

ここは国の領土ではない。

だから国からなんの干渉も入らない。


好都合ですわ。




ここからが私の本当の人生ですわ。

戻ってきてといっても絶対に戻ってやらない。

見返してやるっ!


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