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2話 3人目の能力者

 カハサリンの大地を東に向かっていると、


『おっ、レイン北東に能力者がいるぞ』


『・・・・・・何でわかるの』


『俺のテレパシーの範囲が半径1kmだから微弱な反応があるとわかるんだ』


『・・・・・・便利な能力ね』


 そして、北東に向かうことにした。


 しばらくすると、


「ぜぇぜぇぜぇ」


「ガルルルルル」


 お婆さんが3mはあろうかという魔物に襲われている。


「・・・・・・守らなくちゃ」


 レインが、


『雷の守護霊よ魔物に天罰を』


 そういうと小型の雷雲ができ、魔物に雷が落ちる。


「ピシャーン、バリバリバリ」


「ガルルルルル」


 ダメだ全然聞いてない。


 するとアクスが、


『これでもくらえ』


 魔物の顔にに砂をかけた。


「ガルル・・・・・・」


『今のうちにレインと婆さん逃げるぞ』


「いや、ありがとうねあんた達でもね」


 婆さんが魔物の懐に飛び込んでパンチを放つと、


「ドガゴーン」


 なんと3mはあろうかという魔物は数百m吹っ飛んだ。


「あたしはこれでも14歳よ」


『俺より年下?』


『・・・・・・えっ』


「あんた達も能力者だろ。私はリベット怪力を持つ代わりに代償として若さを失ったの」


 レクスはリベットにこの旅のことを説明し誘った。


「でも、私は歩くとかったるいし止めとこうかな」


『そうですか。この呪縛を解けば若返るかもしれないのに残念です』


「えっ!? 若返るの、そしたら話が変わるわ。イケメンにたくさんモテてやる」


 お婆さん、いえリベットの態度が変わった。


「私はリベット、お調子者のおてんば婆ですがよろしくお願いします」


 リベットが仲間になった。


『あと、リベットの声がレインにも聞こえるように俺の能力で調整しとくから』


「どうも、ありがとう」


 頼もしい?仲間も増えて旅は続く。

リベットの外見は70歳ぐらいです。

でも、中身は夢見る乙女です。

恋愛に外見は関係ありません。

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