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魔王伝IF【現れた謎の人間達とフードを被った集団】

魔王城でパレットと一緒に過ごしていた。そんな時、二人の前にフードを被った集団が現れた。突然現れたフードを被った集団は、パレットを連れて行こうと近づいてきた。ゼルスは、パレットを連れて行こうとしている人間の前に立ち塞がり、パレットを掴んでいる手を振り解こうと必死に抵抗していた。抵抗していたゼルスだったが、フードを被った集団との力の差は歴然だった。振り解こうとしていた手は集団によって払われた。フードを被った集団は、パレットを連れてその部屋を出て行こうとしていた。ゼルスは茫然としていた。そんな時、部屋に入ってくる人間が四人現れた。部屋に現れた四人は、部屋に入ってくるとフードを被った集団に攻撃を仕掛けて行った。ゼルスは、現れた四人とフードを被った集団の戦いを少し離れて見ていたが、現れた四人の内二人が何かの術の詠唱を始めた。しばらくして術は、フードを被った集団に当たった。術の影響でフードを被った集団は倒れだした。残ったフードを被った集団は逃げて行った。

フードを被った集団が逃げて行った後、この場所に現れた四人がこっちに向かってきた。向かってきた四人の中の一人の顔を見たゼルスは、驚きの表情を見せた。四人の中にいた人間の顔は、横にいたパレットの顔によく似ていた。パレットの方を見るとパレットも驚いた顔をしていた。四人組の一人がゼルスに自分達の事を説明してきた。ゼルスは、聞かされた内容に納得が出来た。四人組は、先ほどのフードを被った集団を追う為にその場を去って行った。ゼルスは、急いでタリスタを呼んだ。呼んでからしばらくしてタリスタがやって来た。ゼルスはタリスタにこの場所に現れた四人組の後を追うように指示を出した。指示を出されたタリスタは急いでその四人組の後を追って魔王城を出た。

フードを被った集団を追って行った四人組を追って魔王城を出たタリスタは、魔王城から遠くの場所までやって来た。タリスタの目の前には、頑丈な要塞のような建物が建っていた。よく見るとパレットを連れて行こうとした人間達と同じフードを被った集団がその要塞のような建物を守っていた。四人組は、この要塞のような建物に入る為の方法を探しているようだった。タリスタは、しばらくその集団の様子を見て集団が入る為の方法を見つけるのを待っていた。しばらくして四人組は方法を見つけたのかその場所に向かった。タリスタも集団の後を遅れてついていった。

タリスタが四人組の後を進んで行くと四人組がフードを被った集団の拠点の人間と戦っていた。フードを被った集団の人間は、人数だけは多かった。四人組は、人数差をものともしないで互角の戦いをしていた。実力は、四人組の方があって時間が経つにつれてフードを被った集団の拠点の人間は減っていった。四人組がさらにフードを被った集団の拠点に近づいたその時、拠点から一人の人間が出てきてその人間のオーラは凄かった。その人間のオーラだけでもすごかったのに後から三人の人間が出てきてその三人のオーラも凄かった。タリスタは、フードを被った集団の拠点から出て来た四人のオーラに震えていた。拠点から出て来た四人は攻撃を仕掛けて拠点の人間と戦っていた四人組を吹き飛ばした。拠点から出て来た四人はそれぞれ吹き飛ばした四人の前に移動して戦いが始まった。四人VS四人の戦いは凄かった。タリスタは、ただ震えながらも周りの様子を見ていると、周りは剣の合わさる音や術が放たれた音で騒がしくなっていった。

しばらく続いた戦いは拠点の人間達の四人組ではない人間達が勝った。勝った四人組は、拠点の門の近くまで進んで行く。それを少しついていくと門が開いて一人の人間が門の前で仁王立ちしている人間がいた。四人組は、仁王立ちしている人間に攻撃を仕掛けたが、仁王立ちしている人間の周りは結界が張られているようだった。四人組は、仁王立ちしていた人間に結界が張られている事を分かりながらもその人間に立ち向かっていた。そして仁王立ちしていた人間に張られていた結界は破壊されてしまった。仁王立ちしていた人間は、結界が破壊されて拠点の中へと戻って行った。四人組は、その人間を追って行った。タリスタも追ってフードを被った集団の拠点へと入って行った。

タリスタは、拠点へと入っていった人間を追っていたが、向こうは速すぎて見失った。だがタリスタは、一つ一つ探し続けながら進んで行くと少し違う扉を見つけた。その扉を開けて中に入ると仁王立ちしていた人間と四人組がいた。タリスタは、そのままその部屋の中に入ると部屋に何かされていたのかさっきまで出ていたはずの力が出なくなってしまった。力が抜けて動く事が難しくなっていると仁王立ちしていた人間が、容赦なく四人組へ攻撃を仕掛けていた。しばらく力が抜けたタリスタはその様子を見ているといきなり体から光のオーラが浮かび上がった。その光のオーラの効果なのか力の抜けていた四人組に力が戻ったようだった。四人組は仁王立ちしていた人間に対して攻撃態勢を整えて反撃していった。

四人組と仁王立ちしていた人間は、拠点のその場所で対峙し戦いを続けていた。タリスタは、力が戻ってきていても見守る事しか出来なかった。しばらくして戦いの決着がつき始めていた。四人組の一人は、仁王立ちしていた人間の剣をはじき飛ばした。剣を弾き飛ばした人間は仁王立ちしていた人間の前に剣を押し付けていた。そして剣を振り被り、剣をおろした。タリスタは、仁王立ちしていた人間が倒されると思っていた。だが剣はその人間のすぐ上で止まっていた。剣を振り下ろした人間が、なぜ倒さないのかと疑問に思っていた。仁王立ちしていた人間も【なぜだ】と言っていた。剣をその人間のすぐ上で止めた人間は【ここで倒してもまた同じことの繰り返しになるだけだ】と言った。そしてお互いに何かを話した後、四人組の一人が【俺はここに残る】と言った。その人間は、仲間から何かを受け取るとその場所を離れた。そして残った人間で何かの術を使った後その場所から消えた。フードを被った集団の拠点に誰もいなくなった後タリスタもゼルスの元へと戻った。


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