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~伴奏 イージャンの指輪物語~  作者: 粟生木 志伸
第一章 受難の始まり
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第15話 カトゼの武人

「全く、貴方という人は――」


 その女性は、うら若いというのに、既に貞淑な奥方のような風格を備えていた。それは、歩き方からして、如実に表れている。背筋が伸びて姿勢が良く、綱渡りでもしているかのように足を交互に入れ替え、すり足で音もなく歩く。


 それが、とても自然で上品に感じられる。これには、彼女の背がシビアナ並に高く、手足も長いというのも、一役買っているだろう。


 黒み掛かった青髪は長く、頭の天辺より少し後ろの辺りで、幾つものかんざしを挿して束ねられている。前髪は、右に流すようにして纏められ、簪まで持ち上げて一緒に括られていた。そうやって集まった髪を、三つ編みにして胸の下辺りまで垂らしている。


 上着は、襟が紫色に染められた白い懸衣かけぎぬを羽織り、中にもう一枚白い懸衣を着こんでいた。それが、襟元から少し見えている。ただ、これらの上着には袖がなく、襟と同じく紫色で縁取られた肩の辺りから、しなやかそうな色白の腕が、露わとなっていた。


 履いているのは袴だ。これは、紫一色でほっそりとしている。腰には、薄い黄色の太帯が巻かれ、お腹の辺りで大きな蝶結びにされていた。足には踵の低い黒革の草履。足首に革紐が巻かれていて、走っても足裏と草履がぴったりとくっつくようにしてある。


 胸は大きい。レイセイン並みの大変ご立派なものをお持ちだ。姿勢が良いから尚更。そこは、慎ましい貞淑さとは縁遠いと言えるだろう。ただ、これは一方的な見方で、その胸があってこそ、彼女の貞淑さが際立つという者もいるかもしれない。意見が分かれるところ。


 だが、どちらにせよ、彼女が街中を歩いていれば、その容姿も相まって、男性なら誰でも見とれて足が止まってしまうこと請け合いだ。声を掛けたくて仕方ないだろう。その両手に、鉤爪のように棘のついた、暗器仕込みの厳つい手甲があってもだ。問題ない。


 ただ、その手には、抜き身の薙刀が握られいる。他にも、両脇に携えた女性でも簡単に扱えそうな、小さめの手斧、腰に小太刀。そして、その大きな胸にぎゅうっと挟まれるように、帯に差した護り刀があった。流石にこうなると――、いや大丈夫だ。問題ない。


 それは、彼女の背中にある武器が見えたとしても、同じことだ。まず目を引くのが、自分の背丈を越える、身幅の広い大太刀。柄頭に注連縄が巻き付き垂れている。続いて、槍のように柄の長い戦鎚と刃が折り畳める鎌、細めの金砕棒、それから刺又に、両端で太さが違う棍棒。


 大太刀以外は、馬蹄の形をした竪琴のような背負子を使い、穂先を上にして背負っている。金棒と棍棒は太い方が上。それらを、弦の代わりに差し込んでいるといった感じだ。


 柄の部分は穂先に近づくにつれ、太くなっているので、背負子に開いている穴を通らなくなる。地面に着かないよう、彼女の身長に合わせて、止まるようになっていた。金棒と棍棒も同じく。


 大太刀だけは別で、鞘を背負子の外側になるようにして、斜めに打ち付け固定している。


 このようにして、彼女は多種多様の武器で、その身を包んでいた。後は、襟の裏に短めの棒手裏剣が、見えない様に沢山並んでいるくらいか。でも、問題ない。全然問題ない。出会えば、きっと見惚れてしまう。そのくらい魅力的な女性である。


「外からでも歓声が聞こえてきたので、何かと思えば――」


 彼女は、すぐに三人のところへと辿り着いた。イージャンとレイセインは敬礼をして迎える。が、歓迎は出来なかった。


(また、宝石商に行く機会が……)


 しょんもり。目を瞑ったイージャンは泣きたくなった。急いでこの場所を離れたかったが、しかしちゃんとした挨拶もなしに行く訳にも行かない。無礼があってはいけないのだ。そういう相手なのである。


(このバカ! バカ! イージャンのバカ真面目!)


 二度も機を逃され、レイセインは、視線でその背中に何度も罵詈雑言をぶつける。それに気付いているのか、目を瞑ったままの眉間の皺が、すまないと耐えるように渋く寄っていく。


(ホントにもう……!)


 自分が言って、さっさとこの場を抜け出したかったが、しかし向こうが殆ど面識のない相手だ。どうなるか分からない。変に顔を覚えられたくもないし、関わり合いたくもなかった。それは、中央軍に置ける自分の立場的にも。だから、控えざるを得なかった。


(やれやれ。だけど、流石は王宮。どんどん大物と出くわすわね……)


 そう。二人とも、この女性の事自体は見聞きしている。いや、イージャンの方は、顔馴染と言っていい。これは、近衛兵団にも言えることだ。


 そんな彼女が、二人の敬礼に気付き、微笑みながら会釈して返した。しかし、ゴトキールに目を向けると態度が変わる。


「貴方は、騎士隊総出で、一体何をやっているのですか、何を」


 普段の彼女は、とても温和で優しそうな眼差しをしている。それを絶やさない。イージャン達に見せた顔もそれだ。そんな顔で見つめられれば、多くの男性は照れて視線を外してしまうだろう。


 しかし、今の彼女にはそれがなかった。眉間に皺が寄り、非常に苛立ったご様子である。これでは、怖くて、視線を外してしまう。そして、澄んだその声も、ここに来てからずっと怒りを孕んでいた。


「シ、シヴァちゃん。また来たの……」


 ゴトキールは、苦笑いをしながら気圧されていく。近衛騎士の隊長をもたじろぐ、この淑女の名はシヴァルイネと言った。兵団とは別で、王宮を守護する『カトゼの武人』と呼ばれる者たちの一人であり、その纏め役でもある。ちなみに独身。只今、想い人に大攻勢中。


『カトゼ』とは、武術の神様である。そして、この神を祀るのが、王都にある『カトゼ大神宮』という神社。そこの神官が、カトゼの武人と言われている。つまり、彼女はこの神社の神官であり、そしてまたその要職を代々担う家系の出身でもあった。


 カトゼ大神宮は、祭祀を行う場所ではあるが、崇める祭神が武神であるように、武術の修練場という側面が強い。稽古場も、その境内にたくさんあった。そのため、昔から武術を習おうとしたり極めようとする者たちが、ここに多く集まってくる。これは、王都に限った事ではない。他の都や町や村、至る所に神社があり、皆そこで鍛錬に励んでいる。


 こういった事情になったのは、カトゼの神官が、古くから祭祀を司りながら、その合間に武術も教えていたからだ。しかし、いつの頃からかその立場が逆転してしまう。人に武術を教えている内に、神社に経験と技術が蓄積され、それを最優先で体得出来る自分たち神官が、更に強くなっていたのだ。


 すると、その強さが国中に広まって、今度は神官よりも武人として扱われ始めてしまった。故に、カトゼの神官はカトゼの武人と、そう呼ばれているのである。


「また来たら、悪いのですか?」


 シヴァルイネは、じろりとゴトキールを睨み付ける。その怖い視線に、ピン!と猫背が真っ直ぐ伸びる。両腕をまっすぐ体に密着させ、直立不動。


「悪いのですか?」


 彼女は詰め寄るように、もう一度言う。と、同時にぷくっと右頬が膨らんだ。


「……?」


(あれ……?)


 レイセインは、彼女の声とその様子に違和感を覚えた。


(これは……)


「いえ、そんな。滅相も、ございません、です、はい」


 ゴトキールは、若干、片言になりながら答える。そして、少々自分の失態を悔いた。出入り口に一番近いこの観覧席に、何故いるのか。その意味が無くなってしまったからだ。


(いやあ、参ったな……。イージャン達をからかい過ぎた。それに気を取られて、周囲の警戒が疎かになったのが、良くなかったか……)


 レイセインの見立ては間違っていなかった。ここに来た二人の雰囲気に、何やら妙に引っ掛かった。そのため、余興の事をばらしがてら、少しその様子を窺ってみたくなったのだ。


 しかし、そもそもは、来訪者が現れた際、それに対応するためここにいた。訓練場を立ち入り禁止にしなかったのは、逆に怪しまれることを懸念しての事である。それに、そんな事をしても、入って来る者は入って来る。


 シヴァルイネもシビアナもそう。それが出来る立場だ。なら、初めからこうした方が、自然でもあるし良いだろうと判断した。その来訪者の数も限られている。対応自体は、然程難しくない。しかし、初っ端の合同練習で、いきなり破綻する。出鼻を挫かれることになった。


 そして、他の近衛騎士とは違い、彼が一番恐れていたのが、この来訪である。シビアナだけに、注意していれば良いわけではない。注意しなければならない人物が、もう一人いたのだ。それが、このシヴァルイネだった。


 彼女は、同じ王宮の守護を任せられた役どころという事もあって、意見交換や見学と称しこの庁舎へ頻繁に出入りしている。そして、近衛騎士の訓練の様子などを、ゴトキールと一緒に見る。しかし、いつもなら日中に一回来れば満足して帰るし、今日はもうすでに来ていた。


 とはいえ、彼女の来訪は一回で済まない事もある。だが、それは大抵夕方あたり。その時は何もするでもない。事務所いる仲の良い団員と談笑する程度だ。その夕方になるまで、時間はまだまだ大分あった。


 こういった事情から、高を括っていたのだ。来ても夕方だろうと。そして、自分がここにいれば、その夕方でなくても、対応は可能だろうと。しかし、結果として、これらが油断となってしまった。


「はあ……、全く……」

「いやあ……。は、ははは……」

「笑い事ではありません」

「は、はい……」


 ゴトキールの愛想笑いは、彼女に通じない。逆効果である。曖昧にして、場を流そうとしてくる魂胆もお見通しであった。そして、恒例となっている説教が始まる。


「全く……。王宮を守護する誉れ高き近衛騎士が、職務中に余興の練習など……。これは、騎士にあるまじき行為。騎士道に反する行いです」


 ここトゥアール王国には、騎士たちの規範を示した戒律――騎士道というものがある。彼女は騎士ではないが、このような騎士道といった、武人と通ずる教えを貴ぶ。そして、日々の作法や武道の流儀などには、特に厳しい目を向ける。破る者は許さない。これは自分にも言える事だ。


 しかし、この余興に関して言えば、彼女は目を瞑る。このくらい許容範囲だった。人にも自分にも厳しいとはいえ、話は分かる淑女なのだ。それに、誰かのために一生懸命頑張る姿は、とても好ましく感じる。できる事なら、その思いは成就してほしい。こう思うのが、シヴァルイネという女性だった。


 彼女が、怒っているのは別の事。その余興を、ゴトキールが近衛騎士ではなく、黒薔薇騎士としてやる事に、ご立腹なのである。踊りが成功して歓声を上げた近衛騎士たちの後に、ゴトキールが黒薔薇騎士団と叫んだのを聞いてしまったのだ。ここから、彼女の機嫌は一気に悪くなった。


「分かっているのですか、ゴトキール殿? 貴方は、その騎士の模範となるべき立場なのですよ? それなのに――」


(あちゃあ……。やっぱり、今の話聞かれてたか……)


 彼女がご立腹となった、本当の理由に気付けないゴトキール。余興の事が露見して、ただ苦い気持ちになっていた。見られただけなら、まだ誤魔化せる。適当に新しい訓練を考えたとでも言えばいい。しかし、それすらもう出来ないのだ。


 彼にしてみれば、それがこの観覧席にいる主な理由である。彼女がいつ来てもいいように、そして言いくるめるために、ここで待ち構えていた。後は、ここでは何だからとでも言って、そのまま事務所へとお持ち帰り。それが出来なければ、普段の訓練にさり気なく変更する。こういう腹積もりだった。


 先程、この訓練場を離れて、事務所にいた時だって大丈夫だ。当然、別の者を見張りにしていたし、それに礼儀正しい彼女は、事務所にまず顔を出す。そこで、自分が引き留め相手をするつもりだった。


 だが今の様に、ばれてしまった後では、言い訳するのがかなり難しくなる。嘘が言えないから、追及を逃れる術が無くなっていた。それに、そもそも言い訳を聞く彼女ではないのは重々承知。さて、どうしたものかと、ゴトキールは考えを巡らす。


「大体、貴方は常日頃から――」


 彼女の説教は、まだまだ続く。下手をすると、一刻ほどずっとこれだ。それは勘弁してほしい。そして、そう思っているのは、ゴトキールだけではない。


「…………」


(始まってしまった……。どうするか……)


 中断すれば、どんな目に遭うか良く知っている。それもあって、良い案が浮かばない。イージャンは必死に耐えるしかなかった。そして、レイセインは、


(え……? え、ちょっと何これ? もしかして、説教が始まってるの?)


 初めての遭遇。事情をよく呑み込めていない。そんな二人を余所に、シヴァルイネの説教は続いて行く。しかし、しばらくして渋々と我慢したゴトキールが、耐え切れなくなった。


(よおし、こうなったら情に訴えて――)


 シヴァルイネが人情家なのは知っていた。そこに付け入る。


「まままま、シヴァちゃん。これはイージャンとシビアナちゃんの結婚――」


 彼女の右腕が閃いて消えた。そして、一瞬遅れて疾風が彼の喉に当たる。手に持たれた薙刀が空を裂き、ぴたりとその喉元に向けられていた。


「言い訳無用」

「はい……」


 考えが甘かった。今、話を遮ろうとするものがどういう意図であるか、彼女にとってそれは明白。ピシャリと言われ、ゴトキールはそのまま口を噤む。


「…………」


(やはり――。ぴたりと止まるな、あの振りの速さにも拘らず。流石は、カトゼの武人……)


 イージャンが、その技を見て唸る。腕を振る速さも然ることながら、ぴたりと止めてみせるその腕前。速ければ速い程、止めるためにはそれ相応の力が必要だ。


 それなのに、一旦止まれば、それ以上切っ先は微塵も動かない。常人の場合、あれだけ振りが速ければ、それを抑え込めず、ずれていく。相当の力量がなければ出来ない芸当だ。


 レイセインも、同じような事を考えていた。だが、少し他の事に引っ掛かっている。


(うーん。何かおかしいわね、この人……)


 シヴァルイネは、薙刀を喉元から引いて背中に差すと、今度は自分の胸の下で両腕を組んだ。その腕に押し上げられて、おっぱいの谷間が深まる。


 ゴトキールの視線が、一瞬だけそれを捉えたが、すぐに視線を彼女より上向ける。説教中にばれたら、どうなるか知っていたからだ。


「全く、貴方はすぐに言い訳を始める。騎士として、それはどうなのですか? 元より、弁明の余地などありません」

「はい……」

「それに、前々から思っていましたが――」


 ちらりとイージャンを見ると、すぐにゴトキールに視線を戻す。


「シビアナを、ちゃん付けで呼ぶのはよして下さい」

「え?」


 何故?と言わんばかりにきょとんとしたその顔に、彼女の苛立ちが増した。


(この人は――!)


「公私混同も甚だしいと、どうして思わないのですか? 確かに貴方とシビアナは、近しい間柄となるのかもしれません。ですが、彼女は仮にも何も、陛下のご息女なのですよ? 馴れ馴れし過ぎるではありませんか」

「は、はい……」


 シヴァルイネからすれば、血の繋がりは関係ない。ジャムシルドがシビアナを自分の娘だと言ってる。ならば、もうそれで娘なのである。ただし、王家の者――王女としては見ていない。


 それは、その王の娘としたシビアナの事を、呼び捨てにしている事からも窺えるが、それ以上にこれもまた彼女たちの間柄によるものであった。


「世が世なら、これは切腹もの。しかし、今でも陛下から仰せ付かれば、申し開きも許されません。問答無用で断罪されます」

「は、はい……。仰る通りです」


(流石にそれはないよ、シヴァちゃん……)


 そう思いつつも、余計な事は言わない。処世術の初歩である。


「全く……」


 貴方には心底呆れると、溜息をしっかりと吐いた。


「…………」


(ううむ。やばいなあ……。相当怒ってるよねえ……)


 刺々しさも増した説教を聞きながら、ゴトキールは冷や汗を掻く。そして、レイセインも同じく冷や汗を掻いていた。シヴァルイネの言動が信じられない。


「ちゃん付けで呼ぶのは、私だけにして欲しいのです」


(えっと……。私には、こんな感じにしか聞こえないのだけれど……)


 その意訳が、心の中で疑惑となり、どんどん深まっていく最中なのである。


「それだけではありません」


 シヴァルイネは右手の人差し指を、自分の顎に当てとんとんと叩く。その仕草は可愛いというより、艶っぽかった。


「ほら、顎のお髭」 

「はい?」


 そう言われて、ゴトキールが自分の顎を掌で擦ると、じょりっと音がする。


「きちんと剃って下さい。貴方は隊長としての自覚がないのですか? みっともありません」

「はい……」

「後、服も」

「え?」

「襟がよれています。だらしがありません」

「は、はあ……」

「それから――」

「ちょちょちょっと、待って下さい!」


 遂には、世話焼き女房のような事を言い始めたシヴァルイネ。部下の前で、しかも今回は部外者のレイセインまでもいる。堪ったもんじゃないと、ゴトキールは両腕を上げ、手のひらを向けると待ったを掛けた。


「何ですか?」

「いえ、その……」


(いやあ……、どうする……?) 


 止められたのは良いが策はなし。このままではすぐに再開してしまう。


(何かないか、何か……。――あ!) 


 状況の再確認。そもそもどうして、彼女はこの場に現れたのか。今日はもう一回来ているのに。その疑問に思い当たった事で、この流れを変える手段がある事に気付いた。


「そう! 用事! ご用件は何でしょうか?」

「用件、ですか?」

「は、はい……」


 確かに練習を見に来ただけの可能性はある。だが、そうではく、例えば何かの用があってここに再びやって来たのではないか? であれば、そちらに話を持って行ける。説教から解放されるかもしれない。


(こ、これでどうだ! 頼む、終わってくれー!) 


 ゴトキールは、自分の推測が当たっている事を切に願った。


「はあ、全く……」


 これは、彼女の慈悲である。溜息を一つつくと、説教を聞きたくないのが分かっていても止めることにした。用件を済ませるのに、丁度良いのも確か。そう、本当に用件はあったのだ。そして、それを先に済ませようと、シヴァルイネはイージャンに振り向いた。

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