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ねぇあなたはなんで旅に出たの?ねぇあなたはどおして旅に出たの?  作者: 〜神歌〜
ねぇねぇなんで旅にでたの?ねぇねぇどおして旅に出たの?〜第二章 大星と巨星〜
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第二章 第1話 クールン




 ガイア達はクンガの村を目指し馬車を飛ばしていたが、エリスとエルナトは馬車を追って来る者達を見てため息をつきながら言った。


「ステラ様…

また来てますよ……」


「動物さん達いっぱーいっ‼︎‼︎」


 ステラがこの前動物達を戻した行いはセプテント家に仕えていない精霊達から、再び巨大化した動物達に伝わっていたのだ、そのため巨大化した動物達はガイア達の匂いを見つけると、集まって追いかけて来るのだ。


 襲うのではなく…戻してもらう為に……。



「かまってあげられないんだけどね……


ガイア


少しスピード落としてくれない?」



 ステラが言った。


「あぁ……

街まで連れていけねぇからな」


 ガイアはそう言い、街の人達を危険に晒せる訳にはいかず、急いでいるが仕方なく速度を落とした。


 ステラは紫の星を出し、100程の近付いてくる動物達に手を向けると、紫の誓いの星がスッと素早く動物達の方に飛び紫に輝き、動物達を元の大きさに戻していく。



 戻してもらった動物達は、追うのをやめて去って行くが、ガイアは馬車のペースをあげなかった。


「大丈夫ですか?」


 エルナトが聞いた。


「あぁ……

少し休ませてやんないとな

馬の方もだいぶ疲れてるぜ……」


 ガイアはそう言うが、あと少しでクールンの街に着くが、日が暮れてしまう事を気にしていた。


 このまま野宿と言うのも危険な気がしていた、星海術を使うにもこの三ヶ月で解ったことがあり、使うにもこの状況では考えものであった。


 星海術自体は完璧であり、何も問題ないがそれを使う術者の方に2日、短くても1日、星の力が満足に使えなくなってしまうのだ、ステラだけではその1日が致命的になってしまうので、おまけでエリスも来ることになるが、エルナトがついてきてくれたのだ。



「ガイア殿


何を気にしているのですか?」



 ザウラクが聞いた。


「宿だよ

もう3日宿に泊まれてねぇし

水浴びも出来てないだろ」


 ガイアが言った。


「宿…ですか……」


 ザウラクが言う。


「ステラに馬の疲れを変換して

貰うのもいいけど

さっき動物達を戻して

ステラも疲れてるだろ……」


 ガイアがステラに気を使っているのがわかる、それ自体はステラからすれば嬉しいことだったが、ステラもアルナイルを気にしていて旅を急ぎたいと言う気持ちもあり、馬車から馬に向けて手を伸ばし、馬車を引く馬の疲れを変換して言った。


「ありがとうガイア


その気持ちで十分


先を急ぎましょう」


 ステラはそう微笑んで言う。


「わりぃ……」


 ガイアはそう言い馬車を加速させた。



(いやな予感がするんだよな……

ザウラクは命の力を使うって言うが

その力じゃ馬の疲れを取る訳じゃねぇし


ザウラクは何よりもメビウスと戦ってる

その強さを知ってるはずだ

だけどそれを教えてくれねぇ……


もしメビウスの手下みてぇなのがいた時

ステラが疲れてたらやべぇじゃねぇか……


そん時はどうやって

守ればいいんだよ……)


 ガイアは人の身で星の力を使う疲労を感じていた、それはサラスと戦った時に感じたことだった、強い力を引き出せば引き出す程、疲れは大きくなり、回復にも時間が掛かる。


 その中で動物達を元の大きさに戻す変換は、だいぶ疲れてるのではと見ていた、ステラも普通に過ごす分には疲労を感じずにいるが、星の力を再び使おうとする時に違和感を感じていたのだ。


 一行はその日の日暮れにクールンに着いた、ガイアはすぐに宿を探すが良さそうな宿はなかなか空いて無かった。


 エルナトも宿を探してくれるが、もう日が暮れてしまった。


「どこも二、三人分しか

空いてないですね……」


 エルナトが困りながら言う。


 ガイア、ステラ、エルナト、エリス、ザウラクと五人分も取れる宿が空いてないのだ、以前はガイア、ステラ、アルナイルの三人で旅に出ていたので直ぐに部屋をとれたのだが、今回はそうはいかなかった。


「二人と三人で別れるしかないか……」


 ガイアがそう考えながら呟くと、ステラ耳をピクつかせた。


「あらっ

お兄さん久しぶりだね」


 ふとガイアをそう呼ぶ女性の声がした、だいぶ年上そうな声でガイアがそちらを向くと、見覚えのある40手前くらいの女性がガイアの方に寄って来た。


(誰かしら…ガイアの知り合い?)


 ステラがそう思っているとその女性はステラの足元を見て言った。


「お兄さんの彼女に

良く似合ってるじゃない」


 その女性はステラの履いてるブーツを見てそう言い、ガイアは思い出した。


「あの靴屋の姉ちゃんかっ!

わりぃ忘れてたわっ!」


「忘れてたのかい?

あんたが一生懸命に考えてたから

一晩で仕上げてあげたのに」


 その女性が笑顔で言った、その女性はガイアの気前良さと、そのブーツの注文をする時のガイアの悩み様が印象的だったのだ。


「このブーツ…

あなたが作ってくれたんですか?」


 ステラが聞いた。


「えぇ

靴の調子はどうだい?」


 女性が笑顔で聞いた。


「はい…

履き心地も良くて

いつも履いてます」


「そう

良かったわね

ところで旅してるんでしょ

宿は見つかったのかい?」


 その女性が聞いた。


「いや…まだ見つかってないんだけど

ねぇちゃん良いところ知ってるのか?」


 ガイアが聞いた。


「5人なら

まだうちは空いてると思うけど来るかい」


 その女性が聞いた。


「マジか?

って…靴屋じゃなかったのかよ」


 ガイアが少し驚きながら聞いた。


「うちの二階は宿屋でさ

入り口が解りづらくて

知ってる人が来るくらいなんだよ」


「なるほど……」


 ガイアはあの注文した時のことを思い出し、それらしい入り口があったかを思い出そうとしたが、どうしても思い当たらなかった。


「どうするんだい?」


 宿屋のお姉さんが聞くとステラが言った。


「では…今夜はよろしくお願いします」


「あいよっ

私はライラって言うんだ

よろしくね


ほらっあんたもしっかりしなさい

彼女に決めさせんじゃないよ」


 宿屋のお姉さんは悩むガイアの背中を叩きながら言った。


「おっおうっ!」


 ガイアはそう言いながら道の脇に止めた馬車に乗り、ゆっくりと前に出しライラのあとをついて行く。


 ステラはその通りを歩きながら、アルナイルと買い物をした日を思い出していた、アルナイルも一緒に靴を探してくれた記憶も頭に蘇って来た。


 ステラは寂しさを感じ、暗くなった夜空を見上げると、アルナイルが星と化した美しい銀色の星が見える。



 やがて靴屋につき、ライラが宿の入口をガイアに教えてくれた。


「こりゃぁ…

わかんねぇよ……」


 靴屋の奥に階段があり、その上に宿の看板があるが、それすら暗くて良く見えない有様だ。


「これでお客さん入るんですか?」


 エルナトが自然な疑問を言った。



「そんなに入んないよ

知ってる人しかうちは入れないからね


ただ風呂は庭にあってね

男は10時までに入んなよ

それ以降は女湯になるからね


リーハッ5名さま上がるよっ!」


 ライラが大きな声で階段の上に向かって言った。


「はーいっ!

靴屋でいいのぉ?」


 階段の上から若い女性の声が聞こえて来てライラが答え、ガイアに言った。


「靴屋でいいよっ!

さっ上がって下さい

うちの娘が店番してるから

粗相をしたら言って私に下さいね」


「おう…エルナト…

ステラを連れてくから

先に上がっててくれ」


 ガイアが靴屋の入口にも入らず、夜空を見上げるステラを見て言った、エルナトは微笑んで頷きエリスの手を引いて宿のある二階に上がって行った。


「ステラ……」


 ガイアが呼び手を差し伸べた。


 ステラはその手を取ろうとしたが、何かを思い手を取らずに言った。


「ありがとう

大丈夫だから……」


 ステラはそう言い宿に入って行く、ガイアはステラなら手を取ると思っていた、だか手を取らなかったステラに感心していた。


(大丈夫みてぇだな……

だけど…アルナイル…お前は……)


 ガイアはアルナイルの星から懐かしい何かを感じていた。



 星海のアトリアロフ、アル・スハイルの屋敷の庭で、アルナイルの星を見つめ小さく笑っているアル・スハイルがいた。


「アル・スハイルさま…

何を笑っているのですか?」


 プルートがアル・スハイルを見つけ、歩み寄りながら聞いた。


「そう見えるか?」


 静かにアル・スハイルが言う。


「はい……

こんな時なのに……

楽しそうに見えますよ」


 プルートが言う。


「余は戦いは嫌いじゃ

多くを失った……

それゆえに戦う道を選んだ……


じゃがな

それが報われそうな

そんな気がするのじゃ……」


 アル・スハイルがそう言った。


「報われる……

アル・スハイルさまの夢って……」


 プルートが言う。


「夢など余は

描いたことなどない

ただ我らの安寧を

求め続けただけじゃ……」


 アル・スハイルはそう言い屋敷に入ろうとしたが立ち止まって言う。


「余が剣を置く時が

ようやく来るかも知れぬ


それゆえ嬉しいのじゃ……」


 アル・スハイルはそう言い屋敷に入って行ったが、プルートは小さく呟いた。



「嘘つき……」





「はぁ……

久しぶりに

まともに風呂に入れたぜ……」


 ガイアは宿屋で夕食を取り、10時までに風呂に入らないといけないので、先に入りゆっくりとしていた、靴屋の敷地は店の大きさからは想像できない程に広く、ガイアは少し顔を顰めながら風呂に入ったが、夜空を見上げて呟いた。


「アルナイル……

お前さ…」


 そこまで言い少し間を置いて言った。


「なんで黙ってだんだよ……」


 そしてまた静かにアルナイルの星を見ていた。



(お前さ

スピカだったんだな……


俺にエストックを渡してくれた……)



 ガイアはアルナイルの星を見ていると、自らの前世ハダルだった時を思い出し、そのまた前世の記憶が蘇って来るのを感じていた。


 そしてベガとしていた時、スピカの星にベガが舞い降りた時、一人の少女がベガに襲いかかって来た、それは大人であるが可愛い女性だった、それは大大星スピカの姿であった。


 ガイアは風呂に浸かりながら、アルナイルの星を見て、その時のことを思い出していた、そしてスピカの言葉が頭に過ぎる。


(やっぱり来てくれましたね)


 スピカは可愛い笑顔で言った。


(つか挨拶にしては酷くねぇか)


 ベガが言った。


(これくらい躱してくれないと

私が困ります

わたしの夢を解ってくれたのは

貴方だけなんですから)


 スピカはまた可愛らしい笑顔で言う。


 だが寂しそうな顔を僅かに見せ、スピカのエストックを丁寧にベガに差し出した。


(このエストックを……

貴方にお預けします


あなたは黄金の鷲にいつか出逢います

あなたが命を落とす時

このエストックは

その黄金の鷲に受け継がれ

わたしは再び貴方に出会えます)


 スピカが精一杯の笑顔を見せているのをベガは感じていた。


(意味がわかんねぇよ

死んじまったらあえねぇ……


ってまさかお前っ‼︎‼︎)


 ベガはスピカが死を覚悟してると思った、そして叫んだ。


(ざけんじゃねぇぞっ‼︎‼︎

お前が夢を叶える方法があるって

そう言うから来たんだっ‼︎‼︎


死んじまったら

何も出来ねぇじゃねぇかっ‼︎‼︎)



(やっぱりあなた優しいですね


でもこれしか無いんです

あなたは私の力でベガの星を得ました


そして昨日はメビウスが二人の子と喧嘩し

その子達はメビウスから離れました


紫の子と赤の子でとても強い星です……


それだけじゃありません

第四の大大星となるミアプラが

私の想いを知り

大大星となることを

諦めて下さいました)


 スピカが大大星の支配を終わらせようとし、様々なことをしていた事をベガに打ち明けている。



(スピカッ!

そこまでしてっ

なんで死を選ぶんだっ‼︎


お前なら違う方法でも

できるはずだっ‼︎

せっかくそこまでしたんだ……

ほかに方法があるだろう)


 ベガがスピカを抱きしめて叫んだ、スピカが大大星に集中する力を、ひたすら分散させようと頑張り続けていたのを知り叫んでいた。


(そんな時間はないんです……


せっかくセプテントリオから

飛び立ってくれた希望の命達……

星海人達があなたの様に

強くなってくれないと……


セプテントリオとメビウスの力に

屈してしまいます


そうなる前に私の力を

星海に溢れさせれば……

多くの星が目覚め

星海人に手を貸してくれるでしょう


大大星だけが意思を持ち

命を独占する……


そんなの……


そんなのっ!間違ってるよっ‼︎

だからそれを変えるんだよっ‼︎‼︎)


 スピカの感情が溢れたのか口調が変わり、ベガの胸の中で泣く様に叫び、暫くの沈黙が流れスピカは静かに言った。


(いまミアプラが

星海人を助けようとしてくれています

そして貴方がいれば……)


 ベガはスピカの想いを受け止めようとし、何も言えずにいると、スピカはそっとベガの腰に鞘に入れたエストックを結びつけた。


 ベガに精一杯の明るい笑顔を見せ突き飛ばし、ベガを光で包んだ。


(スピカァァァァァァァァァァァァァッ‼︎‼︎‼︎)


 ベガは抵抗しスピカを抱きしめようとしたが、スピカは明るい笑顔のまま、心配いらないよっとそれを見せる様に、テヘッと舌を見せ、ベガを光の力で遠くに飛ばしてしまう。


 ベガは遠ざかるスピカの星に光のヒビが入っていく姿を見た。

 スピカの星が光に包まれていく姿を見た。



 そしてベガは叫ぶが、それはスピカが生み出したベガを包む光に吸い込まれ、声は一切出なかった。


 そしてスピカの星が爆発しその爆風は、とてつもない速さで星海に広がっていく、まだ狭かった星海の隅々まで到達し、星海と呼ばれた銀河が広がり、ほかの銀河から塵やガスを巻き込み新しい星が生まれ始めた。




 ガイアはアルナイルの星を見つめている、あのアルナイルの星が出来てから、見つめるたびに蘇って来た記憶だが、ガイアはそこまで記憶が蘇り、ただ一つ思ったことを叫んだ。



「死んでねぇじゃねぇかっ!

つか今まで居たじゃねぇかっ‼︎‼︎

ってか妹じゃねぇしっ!

生き別れた元カノじゃねぇかっ‼︎‼︎


アルナイルの姿ってのは

スピカが子供になった姿ってかっ‼︎‼︎」



 そしてガイアの頭にスピカの舌を出したテヘッとした、可愛い顔が浮かんで叫んだ。


「先テヘッってなんだよっ‼︎‼︎

それはやらかした後にすんもんだろっ‼︎‼︎」



「ガイア何叫んでるのよ」


 ステラの声が聞こえた。


「……」


 ガイアがハッとして振り返ると、バスタオル姿のステラがいて、ガイアはハッと時間を見るがまだ9時であった。


「いいのよ

今夜は私達だけみたいだから

私が勝手に来たのよ」


 ステラはそう言い湯船に足を入れる、ガイアの気づかないうちに体を洗っていたようだった、それはガイアがアルナイルの星をずっと見つめている姿が、少し切なくもなり、アルナイルを心配してる気持ちは一緒なんだ、と思ったのでそっとしていたが、ガイアが爆弾発言的なことを叫んだので声をかけたのだ。


「で……

元カノってどう言うこと?」


 ステラが静かに聞き、ガイアは隠さずに話した。


 暫くの沈黙が続く……。



「いいわ許してあげる


でも…今だけは……


わたしじゃなくて

アルナイルに

手を…差し伸べてあげて……」


 ステラは一緒に湯船に浸かり、アルナイルの星を見て静かに言った。


 ガイアは気付いた、さっきステラがガイアの手を取らなかったのは、アルナイルを気遣っていたのだと。



「なんかさ……

わたしもアルナイルに

騙されてた気分になっちゃうよ


元カノって言うのはきっと

ガイアにとって

前世とかの話なんだと思うの


でもアルナイルとしては

実際の元カレなんだよね


この違いを

アルナイルは受け止めてるんだよ


でもさ……

まだ好きなんだよ

アルナイルは生き続けたけど

ベガは死んじゃって


スピカが予言したとおり

ハダルと出会ったけど

何かを埋めるために

アルナイルとして

居たんじゃないかな」


 ステラは静かに思ったことを、感じたことを言っていたが、そう言葉にして整理していくと僅かな苛立ちを覚えた。


「だけどそれじゃ……」


 ガイアはステラを気遣って何かを言おうとしたが、ステラが小さく言った。


「いいの……

わたしの気が

済まないだけだから……」


「はぁ?」


 ガイアは意味が分からず声を出した、明らかに先程とは声のトーンが違う。


「アルナイル……

妹じゃなくて

スピカとして勝負しなさいよ


それじゃまるで

勝てるけどあげるって

言ってるみたいじゃない……」


 ステラはそう言うがガイアは何かが不自然に思えた、言ってることと口調は逆なのだ、言っていることは怒っているが寂しいようなそんな口調であった。

 ステラのプライドが許さないのだろうか、それでいてアルナイルも自分と同じくらいガイアが好きで、それ以上に追いかけていたが諦めるしか無かった様な、そんなふうに感じていたのだ。



「そっか…

俺には良くわかんねぇや

先に出るぜ」


 ガイアは微笑んで風呂を後にして心で呟いた。


(ステラも俺と一緒だな

アルナイルには

色々聞きたいことがあるよな)



 暫くしてザウラクとエルナト、エリスがお風呂に入って行った、ガイアは一人で荷物から二本の剣を出し一本を鞘から抜いた。


 その剣は折れているが、今でも吸い付く様にガイアの手に収まる。


 アルナイルが送ってくれた剣、白銀である。


 ガイアは白銀を床に置き折れた破片を繋ぎ合わせ、目を瞑り光の剣に変え破片を繋げ、そのまま鞘に収める。


 そしてもう一本の剣を鞘から抜く。


 ステラが送ってくれた紫月だ。


 紫月は折れていなく元通りになっていたが、ガイアは刀身に触れ首を横に降り、光で紫月を包みまた鞘に収めた。

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