人物紹介 邪なる猫神と小さな番長編
閑話の前に猫と番長編のおさらいです
田貫 光司・・・おっさん 55歳 ちびデブ禿のの三重苦に苦しむホームレス
大の苦手の狐目の恐怖から逃れる為、修行と称して放浪の旅に出ている やはりランニングシャツと麦わら帽を装備させた方がよかったのだろうか 三流理系大学中退
いつの間にやら神様をあしらうスキルを身に着けてしまった 心の中で綽名を付けるのが趣味の様だ
ギョーカイでは“シリウスの番頭”の二つ名で呼ぶようになったらしいけど誰も本名を知らない(影が薄い・・・毛が薄いじゃないぞ!)
闇風のアンジェリーヌ・・・猫又 命が惜しかったら歳は聞くな 実は大物妖怪
本来なら喫茶シリウスで他の二人が暴走しないか監視していないといけないのに、ウーちゃんの口車に乗ってノコノコおっさんの元にやってくる(プロットでは登場しない筈だったりする)
人化もできるけどおっさんが嫌がるから我慢している 実は結構尽くすタイプ だけど何かにつけ非合法な手段を選びたがる危険人物いや魔物
宇佐木 チカ・・・この章ではヒロイン・・・かな? 合法ロリの28歳 人呼んで“同盟の裏番”
大日本調伏同盟を裏で一人で支えてきた経理のプロ・・・の筈だけど取り立て、恫喝、裏取引などで本領を発揮しているので周囲からは恨まれるか恐れられるかの二択で恋愛スキルは皆無
そんな自分に動じないおっさんの事が気に入っているがおっさんには一切伝わっていないのが哀れ
崩壊寸前の同盟の中で唯一世界救世教会から勧誘を受けた事務能力を持っている
霊能に関してはおっさん曰く『鍛えたら使えるかも知れない』レベルである
倉稲魂命・・・稲荷神 名だたる武神が恐れて子供化するくらいの年齢(深く掘り下げてはいけない!)
ウーちゃん最強説が噂されている自称庶民派の豊穣の女神
何気に勝手に出番を作って暴れ回る困った駄女神
基本は部下に丸投げで実務能力は不明
お諏訪様、八幡様を委縮させる眼光の鋭さは豊穣を司っているとは誰にも思わせないものがある
お諏訪様・・・武神 古事記とかでは出雲の国譲りのやられ役として登場している健御名方命
ウーちゃんが20代後半ぐらいの容姿で顕現しているのを見て小学生ぐらいの姿で顕現するも、逆にウーちゃんを怒らせてしまう結果となって消滅の危機にさらされた時、おっさんの一言で危地から脱せた事からおっさんにひとかたならない恩義を感じてそれを帰す為にもとおっさんの事を見守るようになる
通称タケ坊
八幡様・・・戦神 道鏡事件で宣託を出した事で日本史にも名の残る神様 いろんな変遷を経て現在の祭神は応神天皇こと誉田別命と呼ばれている 仏教伝来の影響で坊主頭の八幡大菩薩としても有名
お諏訪様同様ウーちゃんに気を回し過ぎて逆鱗に触れてしまった時におっさんに助けられて、以来兄貴として慕うようになる
通称ほんちゃん
クトゥルフの猫・・・悪神 駅前交番に勤務する猫田三郎が鬱憤を込めて描いた“自称”猫の絵と合体して誕生した自立型悪霊
オリジナルだったから神認定を受けたが実力的には同盟を実質滅ぼした時の“落ち武者”よりもはるか下である
★★★★★★★
大日本調伏同盟・・・シリウスの落ち武者に主力をほとんど取り込まれてほぼ死に体となった霊能団体
主力が落ち武者に挑んだのも小遣い稼ぎのつもりだったぐらい金回りがよろしくなかった 宇佐木が血の滲むような努力で作った金も放蕩三昧な会長と無能でトラブルメイカーな猫田部長のせいで浪費されて結果がこの有様となった
既に霊能団体トップを占める“16強”からも排除されて解散のカウントダウン状態になるもクトゥルフの猫発生のきっかけを作ってしまい最後の戦いに本部に残っていた事務員たちとコネで入った無能力者たちとポンコツとで挑む事になってしまった
猫田部長・・・無能力者 クトゥルフの猫となった猫田三郎の兄で悪神を生んだ遠因
無理やりおっさんを同盟に入れようとして失敗 その後、弟に叩きのめされて以後は寝込んだまま
最初は華々しく猫に喰われる予定だったけど猫が嫌がって出番が無くなる事となった
宇佐木 チカ・・・上述(兎)
伊達・・・残された中では一番の能力者(鼬) ただそれだけの男 27歳 旧帝大卒
素の能力と学歴だけが自慢 努力と根性なんてはなっから存在していないらしい
妻の名はマナミ 子供の名はジュリアとアンジェ
目の焦点が合っていない 素っ頓狂な発言で周りを凍らせる天才
霊能に関しては『霊能者と名乗ってもいいかも知れない』レベル
根津・・・宇佐木 チカの部下 25歳 おっさんの中ではモブ2号(鼠)
同盟一の小心者、もちろん事務方
霊能に関しては『鍛えれば使えるかも知れない』レベル
井上・・・猫田部長付きの運転手 28歳 おっさんの中ではモブ1号(猪)
落ち武者に殺されてしまった表の実力者たちや宇佐木との摩擦を一人で調整して同盟を陰で支えていた
霊能に関しては『鍛えれば使えるかも知れない』レベル
鯖江、味田、平目、鮎川、許斐崎、キム・・・同盟にコネで入ってきた有象無象
キムは世界救世教会の副会長の甥っ子という事で教会からのスパイを疑われていたが本当のスパイは許斐崎だった ついでに言えばキムはおっさん以上に運動音痴だった
霊能に関しては『使い物にならない』レベル
世界救世教会・・・あらゆる汚い手を使ってでも霊能業界に君臨し続ける絶対王者
創業者で会長のキムは西の国の出身でかなりの金額を北やら南やらに送金しまくっているらしい
諸般の事情で霊能者がいなくなった張りぼて団体となってしまっている
半島出身者以外は昇進できないシステムが確立されていて人材の海外流失の主な要因と一部で言われている
キム・・・会長 ちびデブ禿の三拍子の揃った俗物 30年以上日本にいる癖全く日本語が上達する気配が無い 何かにつけて他人を口汚く罵倒する悪癖の持ち主 ドS
イ・・・会長秘書 またの名をソウル大卒整形不美人・・・ではなく“千里眼” 能力としてはどう考えても鑑定スキルだと思われるのだが本人が千里眼だと言い続けているのがその由来だとか
とある事情で現在能力が封印されている ドM
日輪道場・・・霊峰の麓近くに居を構える同盟のお隣さん 仏教系新興宗教の副業として除霊を細々とやっている
真摯な挑戦態度を評価されて競技会後は人気爆上がりだとか
道場主(禿)と番頭のみが霊能者 レベルは二人とも『鍛えれば使えるかも知れない』 評価は“愚直な好漢”(本文中は省略)
誓いの魔弾・・・霊能者を名乗る無能力者の詐欺師集団
競技会で抹殺するつもりが逃げられて警察に逃げ込まれた ここには臭いのがいない筈だからちゃんと調べて貰えるかもしれない(同盟が蔓延っていたくらいだからあてには出来ないが)
当然ながら霊能レベルは全員皆無 評価は“卑怯者”
スーパーノヴァ・・・潔い系無能力者の霊能団体
猫に肉弾攻撃を仕掛けて瞬殺される 違う道での活躍を祈る
言うまでもなく霊能レベルは皆無 評価は“猪武者”
チームシルク・・・チームシリウスのバッタもん1号
世間に漏れ出たチームシリウスの情報に則ったビジュアルで時間切れ勝ち残りを目指したが遅延行為を理由に勝利を剥奪される その際に暴力を振るったとして監獄行き 余罪多数ある様子
自称沖縄から出てきたとの事だが実は北陸方面の連中だった
霊能は3人中若い男のみ『霊能者と名乗ってもいいかも知れない』レベル 評価は“やるやる詐欺師”
シノヅカカズマとその仲間たち・・・チームシリウス(霊能業界での正式名称は狐塚葛葉とその一党)のバッタもん2号
元同盟で猫田部長の愛人を寝取ったシノヅカカズマこと鰻権蔵が緻密な計算で猫のやる気を躱し尚且つ見た目では攻撃しているように見せると言う中々のトリックを駆使して見せたが終了間際に最後のはったりを効かそうと喝を掛けた所それを待っていた猫に返り討ちに遭うという結末が待っていた。
霊能はシノヅカカズマのみ『霊能者と名乗ってもいいかも知れない』レベル 評価は“稀代の詐欺師”
今回はボリュームがあったせいか 紹介も多くなって読みにくかったかもしれません