表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

仕事以外に、自分の価値を見いだしていくこと。

作者: 安孫子太郎

人生における仕事の位置づけについて。


仕事が人生のすべてとなってしまっては、他のことに対して気持ちも身体も割くことが出来なくなる。

働いている自分を持ち上げて尊さを感じる。

肩書、地位に完全に縛られてしまうことが心地よさになる。

職場における自分がリアルであり、それ以外の自分は架空の存在となってしまう。

定年を迎えて仕事での自分を失ってしまえば、存在意義さえ見失ってしまうことになるだろう。

家庭での居場所もなくなる。仕事をしてお金を稼ぐことだけにアイデンティティがあったからだ。


働いてお金をえることは大切であり、それによって生活が成り立っているのは事実ではある。

だが、それだけに人生が終始してしまっては非常に薄っぺらいものになるのではないだろうか。

より深みを考えるためには、職場以外での自分の能力を磨き、なにかしらのスキルを習得することが必要だろう。


たとえば、文章を書けるということも大切である。

文章を作れると他人に自分の考えやアイデア、意見を明確に伝えることが可能となる。

自分がどのような人間であるか、何を考えているか、そういったことを伝達できる。


文章でなく絵でもいい。

何かしらの表現方法を自分に作っておいたほうがいい。


それこそSNSで書き続けるだけでもいいんじゃないだろうか。


なにか継続して表現できるものを見つけておくこと。

それによって仕事以外での自分の価値を高めていくことができるのと考えている。


それを思うと、スマホでなくパソコンを利用するようにしたほうがいいだろう。

スマホではどうしても、消費行為のほうに傾いてしまう。

長い文章を作るにしても絵を描くにしても、パソコンのほうが勝手がいい。


世のなかは派手なことばかりではない。

聞こえがよく、カッコいいことばかりではない。


地味で、ひとつひとつはショボいとしか思えないことが積み重ねで大きなモノになっていく。

すぐにリターンを求めていてはダメだ。そんなものはたいした結末を迎えることができない。


時間が掛かり、そんなことが何に繋がるのだろうと疑問を持ち続けながらもやってみることが、面白い結果を生んでいる気がしている。


ここまでに書いてきたことは漠然と自分のなかに在り続けていることだ。


ただ自分のなかに持っているよりも、とりあえず、文章にしてみることで何か見えてくるものがあるではと考えてみた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ